うーん、難しい…。
安易に生活保護を受けようとする人もいるし、冬になると病院へ逃げ込むアルコール依存症者もいる…そんな人にはきちんとした対応が必要でしょう。
でもねえ。
(朝日新聞のニュースから)
生活保護「働ける人は受給期限を」指定都市市長会が要望
雇用状況の悪化で生活保護を受ける人は急増。特に求職者が集まる都市部に集中している。今回の要望は、全国最多の保護世帯を抱える大阪市が中心となってまとめた。
働くことが可能な人に対しては「集中的かつ強力な就労支援制度」の導入を提言。ボランティアや軽作業などのプログラムへの参加を義務づける。さらに3年あるいは5年で「自立に向けて最大限の努力を行ったか」を判断し保護を続けるかどうかを決める。
また、「地域間の不公平」を是正するため、居住地が定まらない人の生活保護費は全額国が負担することも要望した。
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指定都市市長会が期限付き保護を盛り込んだ生活保護法改正案を国に要望したことに対し、市民団体「生活保護問題対策全国会議」(代表幹事・尾藤廣喜弁護士)など12団体は20日、「失業者や低所得者を生活保護から排除する危険な構想」として、撤回を求める意見書を発表した。
意見書は、米国で実施された5年限定の「有期保護」で元受給者らが貧困状態のまま放置された例を挙げ、日本で期限付き保護が実施された場合、「生活困窮者はたちまち生存の危機にひんする」としている。