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住まいは人権! 一般社団法人協働舎
暮らしを高めるのは福祉制度の充実。
福祉制度の充実には私たち一人ひとりの声

反貧困ネットから

2009-06-12 | まいにち

 反貧困ネットワークのメーリングリストを読んでいたら、障害者福祉関係者のこんな文章が入ってきた。

  余談ですが、障害者福祉に携わるものの一人として普段から感じていることですが、障害者福祉関係者は、自分たちの社会貢献のあり方についてもっと積極的に考えなければいけない時期に来ているのではないでしょうか。障害者福祉関係者の間には、「自分たちがやっていることがすでに社会貢献であり、“協力=してもらうものである”」という観念が染み付いているように思えてなりません。今やと言うか、本当は昔からそうだと思うのですが、貧困の形はさまざまであり、人間らしい生活状況におかれていないのは障害者だけではありません。

  自分の事を本気で心配してくれる家族や職員集団に囲まれた重度の障害者・児がある一方、一人ぼっちのまま国の無策や悪策に曝されている健常者・児たちがたくさん作り出されています。私たちは、小規模作業所・法人施設を問わず、十分とはいえないまでも、公的な補助金(税金)によって運営されています。このような私たちの立ち位置を、世直しに生かしていく工夫と知恵を、みんなで考えていけたらいいのにと感じています。

 

  ほんの少し、福祉にかかわるものとして 自分の目を少しでも広く周りの動きへ向けていきたいものだ。

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