黒の世界
僕は脱出する機会を伺う
嵐の前のような静けさに僕達は怯えながら
明日にも訪れる悪魔の存在を忌み嫌う
僕達を取り巻く未来は
この世界に似て黒く汚れてしまうから
僕達は雑巾がけする手を止めてしまうんだ
僕達は未来を見ているようで
足元しか見ていない現実に辟易する
僕達は過去を振り返ることなく
同じ過ちを犯しながら
現在を繰り返している
積み重ねた過去、それが現実
もしかするとそれが未来かもしれない
白の世界
何色にも染まらない無色透明の世界には
辿り着かないことに僕達は気付いてしまった
漆黒の夕闇の中で映える一点の白
それが僕達が生を積み重ねる舞台
この世界の狭さに絶望する僕達は
人類という真っ黒な存在の一部であることを思い知らされてしまう
僕達は産まれながらに黒?
それとも無色透明に産まれ
様々な色を経て黒に転じた?
いずれにせよ僕達は総じて黒
僕達は黒白の由縁も知らず、この世界を浮遊する
真っ黒な存在
薄汚れた存在
ちっぽけな存在
消えゆく存在
それが僕達のすべて、今日も昨日も明日も
僕は愛す、すべての色を
黒も白も無色透明も
僕は脱出する機会を伺う
嵐の前のような静けさに僕達は怯えながら
明日にも訪れる悪魔の存在を忌み嫌う
僕達を取り巻く未来は
この世界に似て黒く汚れてしまうから
僕達は雑巾がけする手を止めてしまうんだ
僕達は未来を見ているようで
足元しか見ていない現実に辟易する
僕達は過去を振り返ることなく
同じ過ちを犯しながら
現在を繰り返している
積み重ねた過去、それが現実
もしかするとそれが未来かもしれない
白の世界
何色にも染まらない無色透明の世界には
辿り着かないことに僕達は気付いてしまった
漆黒の夕闇の中で映える一点の白
それが僕達が生を積み重ねる舞台
この世界の狭さに絶望する僕達は
人類という真っ黒な存在の一部であることを思い知らされてしまう
僕達は産まれながらに黒?
それとも無色透明に産まれ
様々な色を経て黒に転じた?
いずれにせよ僕達は総じて黒
僕達は黒白の由縁も知らず、この世界を浮遊する
真っ黒な存在
薄汚れた存在
ちっぽけな存在
消えゆく存在
それが僕達のすべて、今日も昨日も明日も
僕は愛す、すべての色を
黒も白も無色透明も