ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

ウフフ・・・パート2

2013-06-29 16:38:06 | マテリアル
前回のブログで、弊社が製作した、変なジンバルをご紹介した。

その後の動作テストを、G君に代行して貰った。

私は・・・他の野暮用の為、そちらに手を取られてしまったからだ。

G君・・・何だか、最初は手こずっていた様だったが・・・
その内、予想に反して実に巧く動作する・・・と言いながら
私の所に見せに来た。

そこで・・・2人で調整を繰り返しながら、その動作状況を観察した。

その後、調整を重ねるにつれ・・・新たな問題点が露呈してしまった事から、
まだまだ改善の余地が有る事が判った。


しかし・・・この状況は想定内で、別に落胆する様な事ではない。

そんな事は、至極当たり前の事なのだ・・・何故なら、このクラスのこの手の雲台は、
世界中で多くのメーカーが、しのぎを削って開発を行っている真っ最中で、何れもなかなか
モノにならない曲者なのだ。

それに・・・予約を受け付けているメーカーは有るが、まだ何処のメーカーからも販売すら
されていない品物である。


それを私が・・・チョロチョロっと加工して形にしただけで、最初から全てが巧く行っては、
それらのメーカーに失礼と言うモノ。


それに、それ程簡単に仕上がる事は無い筈だとも・・・最初から割り切っていたし、
私には胸の内に秘めた、次なる改善策を当初から準備していたのである。

それなら・・・何故最初から対策を行わなかったのか?と、ツッコミを入れられそうだが、
その理由は・・・大嫌いなフライス加工を施さなければならなかったからに他ならない。

現状・・・何時でも加工する事は出来るので、必要に応じて追い加工を施せば良いとの
考えだったが・・・それが現実のモノになってしまったのである。


そこで・・・その対策を行うべく、これから大嫌いなフライス加工を行う。

だけど・・・フライス使うの嫌だな~・・・要は、気が乗らないのである。


もしもこれから施す対策で、巧く事が運ぶ様な事があったとしたら・・・次は、
ミラーレス1眼専用雲台を作るハメになる。

そうかと言って・・・今取り組んでいる雲台を早く完成させたいジレンマもある。


そんな私の心境を察してか?更にプレッシャーを掛けるが如く・・・G君は、
既にその雲台用のモーター他のパーツを用意して、手ぐすねを引いているのである。




その事を考えると・・・益々気が乗らないのである。

いっそ・・・今日はこのまま、ビールでも飲んじゃおうかな~?



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