Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

春の発表会

2008年02月24日 | Weblog
今日、友人のピアノの
発表会にいってきた。

息子さん二人とお母さんが
参加。

先生も知り合いなので、楽しみだった。

お花を花屋さんに注文するのに、
「今、どんなお花がありますか?」と聞いたら、
「春ですから、いろいろありますよ」といった。

いつぞや、うちの子供の発表会のとき、
「花があまりないシーズン」ということで、
なんだか、しぶい花束になったことがあった。

春の花束は、いいな~と思った。

私は、「お母様に渡したいので、春らしい、明るいものにしてください」と
希望した。
そのあと、一緒に行く友人の分も注文したので、
とりにいくと、
ピンク、赤などが、主体のものと
黄色、オレンジが主体のもの、ふたつ作られていた。

本当に、春らしい花束をふたつ抱えて、
ホールまで、突風に吹かれていった。

息子さん、二人の演奏も、
友人と息子さんとの連弾もすばらしかった。
目を閉じると、私の脳裏には
NHKの「名曲アルバム」の画面が
ひろがっていた。
この前、番組で、ちょうど、息子さんが
弾いたリストの「愛の夢」を放映していた。

素敵なご家族の肖像だった。





春の嵐

2008年02月24日 | Weblog
昨日、外出して、信号まちしていたら、
強風に吹き飛ばされそうになった。
「これは・・。これは・・。
春一番かな?」と感じた。

それにしても、すごい風だ。

数年前、春一番が吹いた日、
私は、たまたま、数寄屋橋にいた。
駅からの横断歩道に、望遠カメラの
列があった。
なにが、あるのか、見当がつかなかった。

陽射しは、暖かいものがあるのに、
吹き荒れる風に、コートを押さえた。
その日の夕刊には、数寄屋橋で、
スカートのすそを押さえるOLたちの写真が
載っていた。

それが、3月1日だった。

昨日は、雪もちらつくほどだったが、
春の足音は、確実に近づいている。

おかどちがいです

2008年02月23日 | Weblog
前の話のもっと、昔・・。
私が、まだ、学生だったときのことも
思い出した・・。
(エライ昔だ)

私と友人は、一日アルバイトをしていた。
あるスーパーのアンケートをとっていた。

私と友人は、ピチピチの女子大生であったが、
キャンペーンガールではなく、
単なる、アンケートなので
もちろん、普段着だった。
しかしながら、純粋に一所懸命、
「アンケートをお願いします!」と
愛想を振りまいて、買い物を終えた
主婦たちにお願いしていた。

その中で、
ある女性は、私たちを店のものと思ったのだろう。
お店の苦情をいいだした。

「あんたの店、悪いよ!」と
にらみを効かしながらいった。
私たちは、店から、直接、仕事をもらったのではなく、
委託で、仕事をしていたので、まったく、店に関係なかったが、
仕方ないので、謝ったような気がする。

今も、もし、店の前で、アンケートをとっている
若い子がいたら、クレームをぶつける人がいるに違いない。

今のフィットネスクラブで、いやだなあ・・。
と思うのは、お掃除の人にクレームをいっている
会員さん。
掃除の人が気の毒だと思う。
おかどちがいの場所に怒りがいってしまう。
つい、弱い立場で、いいやすいところにいってしまうのだろうな。

そのことを忘れてしまう。
言われたほうが、ひたすら、いやな気持ちだし、
言っているほうは、無意識だ。
人間は弱いから、どこかに、
あたって、いやな気持ちを流すことも多い。
そういうことなのだろうか?



怖かった!

2008年02月23日 | Weblog
すごく、昔のことだが、
時折、思い出すことがある。

まだ、20代の私は、ターミナル駅の
人ごみを歩いていた。
中年のおばさんが、
「アンケート、いい?」といってきたので、
断った。
そんなに、ひどい断りかたをしたつもりはなかった。
だた、無意識に断っただけだった。

すると、そのおばさんが、
いきなり、怒りだしたのだ。
「あなた!
人が、お願いしているのに、
その態度は、なんですか!!」

私は、仰天し、恐怖を感じた。
どうやって逃げたのか、覚えていない。
多分、謝ったのだろう・・。
しかし、どうしてあの女性は、急に
あんなに怒ったのか?
ずっと気にかかっていた。

今、私が、そういう仕事をするとしたら、
きっと、怒りで、一日と持たないことだろう。

あの女性は、主婦でもあったような気がする。
そんなに、世慣れた感じがしなかった。
家で、家族に嫌気がさし、仕事をしようと
世間に出たら、マナーが悪い若者、
つっけんどんな人々に、どんなに、気分の悪い思いを
したことだろう。
たまたま、その怒りの矛先が、私だったような気がする。

短いスカートをはいた綺麗なおねえさんに、
世の男どもは、鼻の下を伸ばして、キャンペーンの
グッズをもらうかもしれないが、
中年のおばさんの話しかけには、うるさそうに、顔を
しかめるだけだろう。

あれから、怖くて、私は、声をかけらたら丁寧に断ることにしている。


三島由紀夫の劇

2008年02月23日 | Weblog
二日間、よく寝てしまった。
疲れがたまっているのかなあ?

昨日は、テレビの夜の番組、三島由紀夫の
「朱雀家の滅亡」を観ながら、眠ってしまった。

三島由紀夫の文学性について
大学で講義をきいたときは、
さっぱりわからなかった。

すこしわかりかけたのが、
「春の雪」だったが、
原作を読んでから映画をみたくて
がんばっていたら、理解度が遅くて、
てこづっているうちに映画は、
DVDになるほど、時間がかかってしまったのだった・・。
原作をなんとか読んで、
DVDを観たら、じんわりと感動したので、
本当は、三島文学に浸かりたい気もするのだが、
そんな時間と頭の柔らかさと本を読む視力に
自信がなくなってきた・・。
それで、テレビで劇をみていると
楽でいい・・。とご満悦だったのだが、
耽美なせりふにうっとりしているうちに、
気持ちよくなって寝てしまったみたいだ。

はじめから、ちゃんとみていたのに、
最後のほうが、うとうとしながらで、はっとしたら、
重要人物が亡くなっていた・・・。
あああ・・・。
とおもいつつ、私も夢の中へ・・・。
せりふが、面白かったのに。

アシスト自転車

2008年02月21日 | Weblog
夕暮れ時に、アシスト自転車に
乗っていて、電動にしたのに、
緑のランプが、なかなか、ついていない・・。
何回もトライしているうちに、
ほとんど、目的地についた。

で、みたら、バッテリーが入っていなかった・・・。
充電器から、取り外してセットしていなかったのだ。

私は、この手の失敗は、あまりないので、
自分で、びっくりしたというか、
情けなくなったのと、
電動でなくても、結構走れるじゃないか!
と、思った。

うちの近所は、坂道だらけなので、
電動自転車を買ったのだが、
電動でもキツかったり、
下りは、ギアがほしい!と
叫びそうになる。

たまたま、平坦な道をバッテリーなしで
のっただけだったので、良かった。
しかも、暗がりだったので、誰も気がついていないだろう。

アシストしてもらおう、とおもったのに、
アシスタントがいなくて、こわごわ乗っている姿は、
すごく、間抜けだったに違いない。

今度から、私は、アシスト自転車に乗っている人ををみたら、
バッテリーが入っているか、見ずにはおれないだろうな・・・。
そんな、お間抜けは、あまりいないかな?


宇治 通園

2008年02月20日 | Weblog
宇治橋の橋詰に「通園」という茶店がある。
吉川英治の「宮本武蔵」にも
登場するが、創業は平安時代!(1160年)

私にとっても、忘れられない思い出の店だ。
最後に両親と遊びにいった場所だった。

私は、父といった場所は、つらくていけない気がしている。
だから、あえて、行くときは、絶対楽しい思い出に
かえてくれる人と一緒にいくことにしているのだ。

今回も、そうだ。
平日の夕暮れの宇治は、すいていて、
川べりの席に座れた。
というより、我々で、貸切状態。
もう、お店の閉店時間も迫っていたのに違いない。

全員、「抹茶と茶団子」を頼んだ。
ほっと一息ついた。

宇治川には、大きな青鷺が、寒そうに背を丸めて
たっていた。
宇治は、なんだか、霧でもやっとしている気がする。

ああ、平家の武士も、霧で、鳥の飛び立つ音を大軍と間違えて、
大敗したのだったな・・・。

源氏物語でも、宇治十帖は、明るく、楽しいものではなかった。
なにもかも、霧の夢の中・・・。

宇治川の瀬音だけは、いさましく、響いているような・・。
そんな、幻想をみられるひと時だった。


鳳凰堂の壁の柄

2008年02月19日 | Weblog
ショップにいって、
この柄の一筆箋をかった。
記念になにか、買うことにしているが、
一番、手頃で、実用的なのが、
私の場合、一筆箋なので、買うことが多い。

とても、美しく、今昔を問わない芸術だと思う。
そういうものを自分で見つけるのが
楽しみの一つ。

平等院鳳凰堂

2008年02月19日 | Weblog
宇治といえば、
やはり、「平等院鳳凰堂」。
この世で極楽をみられる、ありがたいお寺です。

宇治には、同行者の希望もあり、
源氏物語ミュージアムにまず、やってきたのですが、
残念なことにしまっていたので、
あわてて、平等院にきました。

ガイドつきのコースの最終回に、なんとか間にあいました。
10円玉の模様で有名です。

このお寺は、子供のときにきていらい、はいったのですが、
ガイドの内容を覚えていたのには、自分でびっくり。
その間に何十年も経っているのに、阿弥陀如来さま、
壁の雲上菩薩さまたちは、ちっともお変わりなく・・・。