宇治橋の橋詰に「通園」という茶店がある。
吉川英治の「宮本武蔵」にも
登場するが、創業は平安時代!(1160年)
私にとっても、忘れられない思い出の店だ。
最後に両親と遊びにいった場所だった。
私は、父といった場所は、つらくていけない気がしている。
だから、あえて、行くときは、絶対楽しい思い出に
かえてくれる人と一緒にいくことにしているのだ。
今回も、そうだ。
平日の夕暮れの宇治は、すいていて、
川べりの席に座れた。
というより、我々で、貸切状態。
もう、お店の閉店時間も迫っていたのに違いない。
全員、「抹茶と茶団子」を頼んだ。
ほっと一息ついた。
宇治川には、大きな青鷺が、寒そうに背を丸めて
たっていた。
宇治は、なんだか、霧でもやっとしている気がする。
ああ、平家の武士も、霧で、鳥の飛び立つ音を大軍と間違えて、
大敗したのだったな・・・。
源氏物語でも、宇治十帖は、明るく、楽しいものではなかった。
なにもかも、霧の夢の中・・・。
宇治川の瀬音だけは、いさましく、響いているような・・。
そんな、幻想をみられるひと時だった。
吉川英治の「宮本武蔵」にも
登場するが、創業は平安時代!(1160年)
私にとっても、忘れられない思い出の店だ。
最後に両親と遊びにいった場所だった。
私は、父といった場所は、つらくていけない気がしている。
だから、あえて、行くときは、絶対楽しい思い出に
かえてくれる人と一緒にいくことにしているのだ。
今回も、そうだ。
平日の夕暮れの宇治は、すいていて、
川べりの席に座れた。
というより、我々で、貸切状態。
もう、お店の閉店時間も迫っていたのに違いない。
全員、「抹茶と茶団子」を頼んだ。
ほっと一息ついた。
宇治川には、大きな青鷺が、寒そうに背を丸めて
たっていた。
宇治は、なんだか、霧でもやっとしている気がする。
ああ、平家の武士も、霧で、鳥の飛び立つ音を大軍と間違えて、
大敗したのだったな・・・。
源氏物語でも、宇治十帖は、明るく、楽しいものではなかった。
なにもかも、霧の夢の中・・・。
宇治川の瀬音だけは、いさましく、響いているような・・。
そんな、幻想をみられるひと時だった。