Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

大つごもり

2007年12月31日 | Weblog
今日は、「大つごもり」である。
大晦日。
12月31日
この日に、いろんな呼び名があるのは、
意味があるから。
歳の神様が、動物たちを召集したとき、
猫が遅れたのは、結構、有名だが、
こうもりも遅れたらしい。
「おおつこうもり」蝙蝠が入っている。

****

実家では、年末はとても忙しかった。
家長である父を筆頭に、掃除、行事の
オン・パレード。
子供でも、いろんなところを掃除し、
なにか、理由を見つけて商店街へ逃げ出した。
忙しく行き来する人ごみにまぎれて、
きょうだいとくつろぐ時間。

現代の我が家では、誰もみんなの場所を掃除しないのに、
びっくりする。
年末は、男性は、大きなもの、
たとえば、車や、外回りを掃除してほしいなあ・・。
掃除が苦手な私も、12月に入ってから、ちょこちょこ
がんばっているのだが、とても追いつかない。
しかも、この数日は、買い物に開店一番にいくことに
しているので、かえってきたら、休まないと体が持たない。

私の中で、掃除の神様は、なかなか降りてこないので、
降りてこられたときは、ありがたく、それに従うことにしている。
しかし、それにしても、我が家の不用品の多いこと。
それを片付ける時間もなかった一年だった。

買い物に行くと、美味しそうな食材が並ぶ。
私は、あんな料理、こんな調理・・。
と、レシピが頭に浮かぶのだが、その前に
体力を使ってしまって、調理までいかないかもしれない。
皮肉なことだ。

今日は、気になるところは、掃除して、
多少のお節らしいお料理をつくり、
大晦日を過ごしたい、とは思っている。
毎年、除夜の鐘を撞きに行くのだが、 
今年は、どうなるだろうか?
家にいても、除夜の鐘の音は聞こえるから、
気持ちを新たにすることが大事だろうと自分を
納得させることにした。

富士山

2007年12月30日 | Weblog


大阪から、羽田に戻る機中から、
大きな突起物をみた。

大地から、きれいに、盛り上がっている。

横には、平野が広がり、少し東には、海になる。

富士山!

いつも観ている、頂上が平らな富士山ではなく、
とんがっているようにみえる。
飛行機から、すぐ近くにみえる山というのは、
本当に、高いんだなあ~!!
と思う。

こういう富士山をみたのは初めてだったので、
写真を撮りたかったが、携帯しかもっていなかった。
飛行機に乗っていると、普段見上げているものを見下ろすことになる。
上昇するとき、下降するときに、鳥になった気分になる高さが
一番面白い。
下界を鳥瞰するときが、わくわくする。

しかし、富士山や、東京湾を見渡すときは、もっと高度があるはずだ。
富士山が見えると関東。
三浦半島。東京湾。房総半島。
壮大な日本地図の一部が眼下に広がった。
だから、窓際をできるだけ希望する東京湾の中の海ほたるまでみつけるけると、
もう、着陸はあっという間だ。

見下ろした富士山を、地上から仰ぎ見て「霊峰」と手を合わせたくなる。
どんな位置からみても、あの山は美しいが、
今回は、新たな姿に感動した。



冷え性

2007年12月29日 | Weblog
実家に帰ると、冷え込んでいた。
商店街もそうだが、なにより、母が
冷え込んでいた。

「足にしもやけが、できてん・・。」という。
びっくりした。

本当にしもやけなのか、よくわからないが、
母は体も心も冷え込んでいた。
「お風呂にはいったら、お湯がつめとう(冷たく)なんねん・・。」

ーどんなに、冷えているんだ・・・。

「外から、温めても、内から、
自分で、温かくならないとあかんよ」

私は、足湯をすることや、入浴剤をいれること、
近くに銭湯があるのだから、週に一回でもいいから、
大きなお風呂で、ゆっくり、温まることをすすめた。

お風呂のお湯の温度をいくらあげても、体によくないだけだと思う。
食べるものも、ショウガや根菜など、冬は、体を温めるものを
摂るように、言った。

会話も、とにかく、「一人暮らしで病気」の愚痴からはいった。

みんな、「一人だから、人に聞いてもらいたいのよ」というが、
私は、ただ、聞くことはできない。

鬱になった心を聞いていると、こちらに、鬱がうつってしまうからだ。
私も、そういう体質だから・・・。

つとめて、笑いに変える努力をしないといけない。
時に、「右から、左に受け流す~♪」努力を。
これが、もともとできないから、あの歌を思い浮かべないといけないのだ。

母は、ずっと、しゃべりかける。

2日目に息子が、やってきた。
母の文句は、さらに、ヒートアップした。

まさに、ヒートがやってきたような気がする。

息子に、「だいぶん、温まってきたね」というと、
「はじめからいないから、わからない」といった。

母は、腎臓が悪いので、食養生をしているから、
前より、ずいぶん、痩せている。
私がきたせいで、つい、食べてしまう・・。
とぼやく。
「みんなと食べるとおいしいね。
食べ過ぎたわ・・。」という。

体の中も、少しずつ温まっていったようだ。

最後の日、私は、母と姑と息子の4人で、日帰り温泉にいった。

母二人は、とにかく、しゃべっているので、ころあいを見計らって、
そばにいったり、離れたりした。
でないと、こちらが湯あたりしそうだ。

人の温度というものは、天気や、部屋の空気の温度ではない。

私は、大阪を離れて、ずいぶん、冷え性になったものだが、
今は、結構、ぬくぬくと暮らしているのを感じた。



日清

2007年12月28日 | Weblog
カップヌードルを目に前で作ってもらうと
口の中が、カップヌードルの味を求めて仕方ない。
ちゃんと、食べられる場所がある。
そこには、記念館にしか売っていない、
珍しいものもある。
私は、最近発売になったらしいが、みたことがない、
「豆乳ミルクシーフード・ヌードル」を。
美味しかった。
息子には、スポーツ系の変わったものを
買わされた。

その後、展示物、特にCMを見始めると、
面白くて、なかなか、離れられなくなった。
改めて、Nissinのすごさを認識した。
考えてみると、NYのブロードウェイの
タイムズスクエァには、多きなカップヌードルがあり、
宇宙にも、持参され、被災地では大活躍。

世界どころか、宇宙にはばたく日本製品なのだ。

「出前一丁」は、日本食がない外国で、
日本製ではないが、お世話になったし、
CMも、企画、タレントさん、音楽、
すべて売れているような気がする。

「すごい!」。

それで、池田市が潤っているのか、どうか知らないが・・。
チキンラーメンのひよこちゃんのバスも走っているのを
みると、ミッキーをみるのとは違う楽しさがある。
この、もともと、ゆったりした街から、
世界規模の製品が生まれたことが、なんだか、とてもうれしかった。

オリジナル・カップヌードル

2007年12月28日 | Weblog
クリスマスイブなので、平凡に
こんな絵になってしまった・・。
中身をいれると、カップヌードルが
パッキングされ、(これも、世界初の発明)
熱を加えられて、形になる。
そして、ビニールバックにいれて、
空気を自分でいれると、素敵(?)な
カップヌードルバッグの出来上がり。
それは、とても、楽しい工程だったし、
出来上がると、うれしい。
子供だったら、首から下げたくなることだろう。
しかし、うちの思春期の息子は、作るだけ作っておいて、
こんなものを母にふたつも持たせるのであった・・。
大きいので、絶対に、記念館、カップヌードルの宣伝になることは
必定だ。
そうそう、一番初めにすることは、
「消費期限は一ヶ月なので、日付をいれてください!」と
しっかり、言われた。
スタッフは、みんな若くて、賢そうな感じがいい子たちばかり。
きっと、あの大学のアルバイトかな?と思ってしまった。

オリジナル・カップヌードル

2007年12月28日 | Weblog
この記念館の楽しみは、自分でインスタントラーメンが作ることが
できること。
袋のものは、予約制で、人気らしいが、
カップヌードルは、その日でOK。
カップを300円で買い、スタート!

まず、カップに好きな絵を描く。
それから、好きな中味を入れてもらう。

衛生上、手を洗ったり、トッピングは、スタッフにしてもらう。
スープ・具(4種類)を選ぶことができる。
私は、普通のスープに、その日のおススメ
「炭焼きチキン」「アスパラ」「えび」「ひよこちゃんなると」(一番人気)
をいれてもらった。
チーズや、キムチ・カレースープもある。
いろいろなカップヌードルもできるわけだ。

インスタントラーメン記念館

2007年12月28日 | Weblog
記念館は、まだ、新しい。
今年、初めてのインスタントラーメン、
「チキンヌードル」を発明した
安藤 百福さんが、亡くなられた。

朝のドラマ「てるてる家族」にでてきたが、
インスタントラーメンの発明には、
ずいぶん、苦労したようだ。

戦後、人々の復興は、まず、
おなかイッパイに食べることから。
という気持ちで、始められたとか・・。
安くて、簡単で、お腹が膨れる。
これが、コンセプトだ。

ご家族の理解のもと、研究にいそしんだ、
掘っ立て小屋も再現されている。

入場料はない!

池田 2

2007年12月28日 | Weblog
阪急宝塚線の宝塚の手前にある
古い街、池田は、
上方落語にもでてくる街だ。

某自動車メーカーがあるのだが、
最近、業績不振だし、
なのに、なんということもなく、
ふくよかな空気はなにだろう?
と感じた。

駅から、もう一つ、前から気になっていたところに、
ぶらぶら歩いてたどり着いた。


「インスタントラーメン発明記念館」

カップヌードル発祥の地なのだった。

池田の町

2007年12月27日 | Weblog
話は、前後するが、
24日の午前中は、先祖のお墓参りにいった。
24日を選んだのは、祖父の命日だからだ。

実家のお墓は、大阪郊外の池田市にある。

これまで、父の車できていたのだが、
その人がお墓に入ってしまって以来、
自力で、電車や、タクシーに乗って、
墓参をしている。

池田市は、古い街で、落ち着いたたたずまいだ。
せっかくきたのだから・・。
と、寄り道が好きな私は、前から気になったいたところを
訪ねたくて仕方ない。

まず、お城が気になる。

「あそこには、なにがあるのですか?」
と運転手の女性に聞くと
「なにもないですよ。」
「鎧とか、展示していないのですか?」
「ああ・・。ないですね~。
階段があるだけです。」
でも、昔のままというのにひかれて、いってみた。

城址公園になっている。
天守閣は、物見にいい。
階段も、二階か三階ほどなのだが、
目の前に、池田の街が、見渡せてとても気持ちがよかった。
戦国時代、池田氏の居城だったが、織田信長に降伏したようだ。
感心したのは、小さな公園なのだが、年末が近いからか、
庭木が、とても、綺麗に手入れされている。
「わざわざ、観光客がくるとろこではないですね~」と女性ドライバーさんは言う。
ああ、この公園の近くに住めたら、いいな。
池田市は、なんだか、裕福そうだ。
どうしてだろう?
昔から、お金持ちが多いから?
企業が儲かっているから?
(私の親戚のうちで、一番のお金持ちは
池田に住んでいたし、
親戚が勤めていた企業もあったので、そんなイメージがあった)
(写真は、池田城)


クリスマス・イブ

2007年12月27日 | Weblog
前に、昔のクリスマス・イブのことを書いた。

今年は、久しぶりに、イブに大阪にいるというので、
昔のリベンジをするべく、
計画をたてた。

中ノ島で「光のルネサンス」という
イベントがあるので、それに、行くことにした。
そして、昔、静かに食べたオムレツを
望んで食べに行こうと思った。

中ノ島は、とても、たくさんの人がいた。
北浜から、いってよかった。

でも、何か、違和感が・・・。
やっぱり、大阪らしいのだった。

どのイルミネーションも点滅している。
しすぎるくらいに、点滅するので、
おかしかった。

市役所前に大きなツリーがあって、
ノルウェーから、サンタクロースもいた。

そこから、北新地にいったのだが、お目当てのお店は、
しまっていて、とても、残念だった。

なんとか、予約もしていないのに、
和風創作料理を食べて、
地下街に入ると、数人の若者が、アカペラでうたっていた。
音楽があるのがいい。

そこで、大好きな人とさよならするのに、
ハグをして、しばしの別れになった。
にぎやかなクリスマス・イブだった。
(写真は、大阪市役所前の大きなツリー)