Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

夏のしつらい

2009年08月02日 | Weblog
京都の町屋では、夏のしつらいにする。
建具も全部、いれかえる。

それは、見た目に涼しく、厳しい暑さの京の
先人の知恵だ。

その様子を「美の壷」でみていた。

いつもなら、うっとりみるこの美の観賞マニュアル番組。

まてよまてよ。
建具を入れ替えるのは、女性3人でしている。
そこの家の主婦一人じゃあ、無理よね。
明け放しの家の縁側で、猫が寝そべっている。
うちの猫みたいに、熱中症にはならないだろうし、
外出も、すき放題できそう。

こんな、あたりまえのことを、まじまじとみていた。

私の友人に、家の建具を夏にかえる家がある。
さそかし、大変だと思う。
すだれごときで、私は泣きが入るのだ。

うちの猫は、完全室内飼いにするようにいわれているので
外に出さないが、暑さで、ときどき、脱走する。
そのたび、家人のぎゃーぎゃー騒ぐこえで、いやなおもいをする。

京都の当たり前の生活。
それは、高温多湿の日本の夏を自然にすごす方法なのだが、
うちは、それすらできない。
なんか、変だな。不自由だなあ・・・・。

先日来、リビングのエアコンが壊れていたので、ついに
大きめのものを購入。
ついでに、サーキュレータも購入。
扇風機、いったい何台あるのだろう?


とにかく、例年より、湿度が高い今年をのりきらないといけない。
湿度計は、70%を越していたりするので、ここは割り切ろう。
でも、目や耳に涼やかなものは、欲しいなあ。
と思っている。
今、がんばっているのが、「シダ・ガーデン」
野生のシダを生かした空間を作ろうとしているので
草刈ばかり。
こちらは、腰痛が治らない。
建具をいれかえるのも、目に涼しいものをつくるのも
誰かの体を痛めてのことなんだろうな・・・。