Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

和室

2008年04月15日 | Weblog
川喜多夫妻の邸宅も特別公開だったので、
行った。
ここも、私は、以前、いってよかったので、
子供を連れて行きたかった。

川喜多夫妻のお陰で、我々日本人は、
洋画を楽しめるようになったのである。

和辻 哲郎の家だった古民家を夫妻は、
外国の人のおもてなしにつかった。

雛びた家である。
でも、外国の大監督や俳優さんは、
喜んだに違いない。

京都や東京の華やかさは、ないが、
日本人のふるさとみたいな空気がある。

うちの子供には、このよさは、ちんぷんかんぷんだった。

感激しないのが、あたりまえだ。
私は、この年で、やっとわかるものが、10代の若者に
わかるはずもない。
しかし、私は、折にふれ、子供にいろんなものをみせてやりたい、
と願う。

いろんなものをたくさん、みないと鑑賞眼が、
養われない。
私だって、親につれていかれたものが、退屈で仕方なかった。

その中で、あとになっても、印象に残っているものがでてきて、
そのことが、一生の宝になるのだと思う。

海外に行く、これからの子供には、だからこそ、
日本のものをたくさん、知ってほしいのだが・・・。