車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

安曇野穂高の道祖神:石仏~~其の四 in 長野県安曇野市

2022年06月27日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・長野県

安曇野市穂高狐島、覆い屋の下に「握手抱擁双体道祖神」・「大黒天像」各一基。

幼さの残る女神の肩をしっかりと抱擁する男神。いかにも新婚さん的風味のお二人です💏

「大黒天像」「元治元年(1864 )」の刻

「双体道祖神」近くに、内容不明の碑と「庚申仏塔」一基。「長野県議会議長 高橋広躬君の碑」一基。

安曇野市穂高狐島、覆い屋の下に「祝言・酒器双体道祖神」「庚申塔」「大黒天」「二十三夜塔」他多数。

「明治元戊辰年(1868)十二月吉日 帯代五拾両 狐島薊中」の刻。昔の美人の代名詞だったおかめ顔の女神と、どこかで見かけたおじさん顔の男神。口をほんの少しとがらせて、頬を染める女神がとってもいじらしい😊

「大黒天像」「 元治元年(1864)甲子  帯代三拾両」の刻

「庚申仏塔」・「文字道祖神」

石碑 と「光明??碑」の間の空間に「ここの道祖神は穂高神社御船会館に道祖神特別展の期間中展示の為お還りしております。御覧になりたい方は穂高神社御船会館へ」の駒札😔

安曇野市穂高白銀。覆い屋の中に「握手双体道祖神」・天保六年(1835)の「二十三夜塔」・「庚申仏塔」各一基。

「文化三丙寅(1806)正月」の刻。嬉しそうな笑顔を見せる女神と、諦めました的な顔を見せる男神。はてさて、二人の間に一体何があったのか😅

「庚申仏塔」は、文政元年(1818)の刻。「お庚申さま」と呼ばれ、庚申信仰の御本尊「青面金剛像」が刻まれています。

安曇野市穂高矢原。覆い屋の下に「酒器・祝言双体道祖神」一基。「 北村中 安政五午年(1858)正月吉祥日」の刻

仏像のようなお顔で巨大な瓢を持つ女神。十二単の裾がでんでん虫のようで思わず笑ってしまったのですが、ご亭主殿はこの女神を見て、消防士がホースを構えているみたいだとぬかし・・もとえ!!言っておりました😅

安曇野市穂高矢原。矢原公民館近く覆い屋の下に「握手双体道祖神」「庚申仏塔」各一基。

制作年代不詳。男女神の表情は殆ど読み取れず、かなりの年代を経ていると思われます。それでも仲睦まじい雰囲気はしっかりと伝わって来る・・それこそが双体道祖神の魅力なのだと思います。「庚申仏塔」様が・・笑ってはる😊

安曇野市穂高矢原、のどかな風景を背景に覆い屋の下に「握手双体道祖神」。

「東村中 明治三十年(1897)酉二月吉日」の刻

お互いに両手で握手している姿ってちょっと珍しいのでは?少しメタボ気味の男神と、しっかり者タイプの女神・・どっかでみたようなカップル😄

路傍の神は人々の暮らしの中で息づく神でもあります。お庚申様という響きが何とも心地よく、それから庚申仏を見るたびに「お庚申様」と呼んでしまう私😄 そんなこんなで更に ~其の五へと続きます。

撮影日:2016年4月19日


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 安曇野穂高の道祖神:石仏~... | トップ | 安曇野穂高の道祖神:石仏~... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神社仏閣・名所・観光・長野県」カテゴリの最新記事