旧木曽郡楢川村(ならかわむら)は長野県の中部、木曾谷の北端に位置した町です。伊那市、木曽郡木祖村・日義村、筑摩郡朝日村、上伊那郡辰野町、南箕輪村、更に標高1,197mの鳥居峠を隔てて塩尻市に隣接。奈良井川の上流域を占めるが、耕地はきわめて少なく、北端の桜沢には「是より南木曾路」の碑があり、中山道六十九次33番目の宿場「贄川宿」、34番目の宿場「奈良井宿」を擁します。奈良井と平沢がおもな集落で、ともに木曽漆器漆の町としてられます。「村の木:ナラ」「村の花:ハギ」「村の魚:イワナ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、西筑摩郡楢川村が発足。
1968年、西筑摩郡が改称して木曽郡となり、木曽郡楢川村となる。
2005年、塩尻市に編入、塩尻市奈良井となりました。
マンホールには、どんぐりの実をつけた「村の木:ナラ」と、「奈良井川のヤマメ」が描かれています。
贄川地区のマンホールには、贄川宿に設置されていた「贄川の関所」、周囲に「百合の花」が描かれています。
贄川の関所(復元)
1989年7月18日制定の2代目の村章は「NARAKAWA」の「N」を図案化し、未来に向かって限りなくひらける村の姿を表します。下の中央にある線は奈良井川を表し、悠久と清澄を意味し、全体の形で村民の融和と円満を象徴する。」合併協議会資料より
楢川村と書かれた「消雪」用の蓋
三度笠に草鞋のキャラは、NPO法人わおん♪楢川地区のキャラクター『なららちゃん』。特産の木曽漆器が変身!して江戸時代の旅人姿になり、楢川の魅力を発信しています!
撮影日:2010年10月3日&2014年6月20日
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