千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

瞑想会

2008-12-28 16:12:32 | 新月・満月・瞑想会
昨夜は押し詰まって今年最後の瞑想会でした。
参加者は5名です、既に集まっておられそうそうに始まりました。
いつもであれば足を組んで臨むのですがバイクで走ってきた分
手足が冷えていて掘りごたつに足を入れたままとなってしまいました
ポカポカと身体が温まってくる内にうつらうつらと良い気持ちになり、
時として前にガクンと落ちそうになってきます
癒しの調べを聞いているのやからリラックスしていますがチョットヤバイかな、
と思っていたら隣に座る宗匠はいびきをかき始めました
お線香1本分、約1時間波の音を最後に終了しました。

ハワイから研修に来ておられる男性がお茶を点ててくれました。
何と美しい、きめの細かいお茶で美味しかったですねぇ。

話の半分近く英語が飛び交いわからん状態ですが宗匠が所々通訳してくれます。
英語に訳したり日本語に訳したりご苦労を掛けました。

お正月に茶会を開かれるそうです、お誘いを受けましたが・・・

一谷嫩軍記

2008-12-28 09:30:04 | 歌舞伎・映画・落語など
今年最後の歌舞伎講座は一谷嫩軍記・熊谷陣屋です。
今まで何度見たことでしょう数え切れないでしょうね。
好きな演目の1つです。
「一枝を伐らば一指を剪るべし」陣屋内の見事な桜を見て義経が立てた高札です。
物語の中で大事に潜む伏線なのです。



熊谷直実が主君義経に平敦盛の首実検として差し出したのは敦盛の首ではなく我が子・小次郎のものでした。
敦盛が後白河院と藤の方の間にできた子であり皇統を引く敦盛を死なせてはならないと考えた源義経は、熊谷に制札を与え密命を与えたのです。
庭の高札は「法皇の一子(枝)敦盛」を切る代わりに「直実の一子(指)小次郎」を切れという謎掛けだったのです
直実(片岡仁左右衛門)義経(尾上菊五郎)です。



我が子敦盛と思い嘆き悲しむ藤の方を高札で押しとどめる直実、我が子の首ではなかった驚きと安堵、それに変わって示された首が我が子で有ることを見た直美の妻相模の仰天し嘆き悲しむ様を悲しみを隠して押しとどめる直実。
写真の藤の方は中村時蔵です。

高札の持ち方から直実と相模が仏門に入り去っていく場面は団十郎型と芝翫型があり高札を上下逆に持ち、団十郎型直実1人が花道を去り、芝翫型は夫婦揃って花道を去る。
今まで気付きませんでしたが両方見た覚えがあります。
何気なく見過ごしているのですね。
そんなこだわりをこれからは感じて鑑賞したいものです。