ザスパオヤジの観戦日記

ザスパクサツ群馬オヤジサポーターの試合観戦記です。
熱く燃えるサポーターズスタンドからレポートします。

伝説のゴールクリエーター(横浜FC戦)

2010-11-29 10:36:30 | アウェイ観戦記
第37節 アウェイ横浜FC戦。

難しい試合になるだろうとは思ってた。
どのチームだってホームでは絶対負けたくない。
ましてや契約満了選手との最後のホーム戦。
負けるとドッチラケの雰囲気の中での最終戦のセレモニーが待っている。
横浜もなりふり構わず勝ちに来ると思っていた。

案の定前半は横浜の一方的なペースが続き、攻められ続けてはいたが、なぜかやられる気がしなかった。
それは草津全選手のハードワークの賜物で、横浜に決定的な場面を作らせていなかったからだ。

前半は草津も得点の匂いがしなかったが、とにかく無失点で凌いだのが大きかった。

後半に入ると一挙にに草津がギアチェンジしていった。
マツ、クマのダブルボランチを基点としたサイド攻撃がボディーブローのように効いていく。
特に西澤の右からの上がりが有効で、再三チャンスを演出するが相手GKの好セーブに阻まれた。

きょうは引分かなと思い始めた88分、ゴール前で選手達が喜んでいる。
あまりに遠くてゴール裏のわれわれは何が起こったのかさっぱりわからなかった。
あとで聞いたところによると、田中のシュートのこぼれ球を詰めていたヤスが押し込んだとのこと。
オーロラヴィジョンに高田保則の文字が出て大歓声が湧き上がったゴール裏。

またヤスがやってくれた!

ヤスを称えるチャントを唄おうとするが、こみ上げてくるものがあって声にならない。

ヤスは本当に素晴らしい。
われわれは本当にこの選手を失っていいのか!

ゲームはそのまま1-0で逃げ切った。
 
この試合、ヤスはベンチ入りしなかったソンヨンと一緒に戦っていた。

4試合で3得点、驚異的なペースで得点を量産しているヤス。

将来まで語り継がれるだろうこの「ゴールクリエーター伝説」に立ち会える喜びを噛みしめたい。

千葉に引導(第36節千葉戦)

2010-11-23 21:37:58 | ホーム観戦記

ホームにジェフユナイテッド千葉を迎えての第36節。


 
3位の福岡がすでに勝利を収めているので、4位の千葉は勝ち続けるしか道がない。

季節はずれのからっ風がさらにアウェイ千葉を苦境に追いやった。

この状況で今の草津と当たるのは、ハッキリ言って気の毒としか言いようが無い。

なんと言っても今のウチは無敵だ。
 
前半立ち上がり早々ビッグチャンスがあった。

しかし、アレックスのシュートは2回もクロスバーに阻まれ得点ならず。

前半は風上の草津が有利に進めたが、結局双方無得点で折り返す。

後半に入って風上になっても、千葉はこの強風に手こずっていた。

混戦の中、先制したのは草津。

14分菊池の強烈なシュートはキーパーに弾かれたが、詰めていたアレックスがこぼれ球を豪快に叩き込む。

27分には熊林のコーナーキックを尾本が豪快にヘッドで放り込み2-0。

終了間際千葉の猛反撃を受けるが、常澤を中心に冷静に対処しそのまま逃げ切った。

3連勝。
 
 
ヤスもオモも残り2試合の連勝を約束。

今の強さが契約満了選手発表にあるだろうことがちょっと悲しいが、去って行く選手の為にもこのまま最終戦まで突っ走って行きたいものだ。





魂の応援

2010-11-21 15:51:48 | アウェイ観戦記

甲府戦の指揮を執ったCUNEOのS氏。


S氏、一見強面(こわもて)だが、実は温かくて繊細で優しい人である。

この日も、開場前の待機列でサポーターの一人ひとりに声をかけて回り、


握手したり、時にはハグしたりと大忙し。

わたしも満面の笑みでハグしてもらい、なんだか試合前からパワーをたくさんもらった。

ミニサポミでは、応援に対する姿勢を皆に熱く訴えかけた。

「勝ってるとか負けてるとか、強いとか弱いとかは関係ない。
俺らサポはいつでもどんな時でも全力で選手を応援していくだけ。
そうやって今を積み上げていくことで、未来のザスパを築いていけるんじゃないのか。」

言葉は若干違うかも知れないが、こういったニュアンスのことを説いていた。

確かに、みんな毎試合一生懸命応援はしている。
しかしよく考えてみると、S氏の言うようなブレないサポートができているかと言えば、そうは言い難い。
僕らサポも、こんな当たり前のことを見失ったり忘れたりしてしまうんだと気付かされた。

この日、改めてS氏に示された方向性によってサポがまとまり、応援に厚みが出たように感じた。

サポにとってあまりにも当たり前過ぎて慣れてしまったチームコール。

しかし、魂を込めることによって選手にもの凄いパワーを与えていることを知った。

ヤスも香城さんのブログでこう言っている。
「今日はアウェー甲府まで応援来ていただき、ありがとうございました。アップ前挨拶に行った時、大きなザスパコールに思わず泣いてしまいそうでした。」

サポーターの本気の応援は、選手たちの魂を揺さぶることができると知って非常に嬉しかった。

きのうの小瀬は12000人入ったそうだ。
そのうち草津サポは約500人。
でも応援は人数じゃない。
その質が問われると改めて知った。

そう、きのう4点取って勝ったのは偶然じゃない。

きのうの勝利は、選手とサポが一体となって闘った結果であり、必然だったのだ。

こんなにも素晴らしく楽しい試合を演出してもらったことを、S氏に深く感謝したい。


甲府に大きなお餞別(第35節アウェイ甲府戦)

2010-11-20 22:01:24 | アウェイ観戦記

第35節アウェイヴァンフォーレ甲府戦。
 
小瀬陸上競技場には真新しいオーロラヴィジョンが設置。

きょうはダブル坊主ボランチが累積でお休み。
ボランチには西澤と熊林、センターバックにダニエル、その他は前節岡山戦と同じ布陣。

ダニエルは、ハーフナーマイクを完全マーク。
結果としてこのハーフナー封じ作戦が功を奏した。

前半は、草津のプレスがよく効いていてほとんど甲府にチャンスらしいチャンスを作らせなかった。

20分すぎアレックスのゴールが決まって先制と思ったが、これは残念ながらオフサイドの判定。
ただ、この攻撃が呼び水になったようで甲府陣内に攻め込む草津。

28分廣山のセンタリングを菊池が先制ゴール。

前半を1-0で折り返す。

後半に入っても草津の勢いは衰えなかった。
9分、またも菊池がドリブルでセンターに切れ込んで2点目のゴールをたたき込む。

そのわずか2分後、今度は菊池が高田に絶妙のキラーパス。
ヤスがキーパーに当てながらもゴールして3点目。

満面の笑顔でサポーター席に駆け寄るヤス。
サポーター席は歓喜の嵐。
喜ぶヤスとサポーターを見ていたらグッときてこみ上げてくるものを抑えられなかった。

24分には、相手のクリアミスをアレックスが見事な技ありループシュートを決めてJ昇格後初の4点目。

この時点でJ1昇格の甲府相手に4-0と夢のようなスコア。
ただ、やはりこのままでは終わらなかった。

30分過ぎガクッと運動量が落ちた草津に甲府が猛然と襲いかかって来た。
32分、36分と立て続けに決められ4-2。

ここからロスタイム5分も含めて長い長い時間だったが、常澤のファインセーブもありなんとか4-2で終了。
今季2点差をつけての勝利も初めて。

 

 
ヤスが泣いていた。
サポーターも泣いていた。

素晴らしいゲームが観られたことは嬉しかった。
でも、やっぱり切ない......


先代コールリーダー

2010-11-16 18:19:45 | ザスパ草津関連
先日、先代コールリーダーのS氏から電話をいただいた。

S氏とは、同じ町内会でご近所ということがわかってからちょっと懇意にしてもらっている。

電話の内容はだいたいこんな感じだった。

「20日の甲府戦、久々に自分が指揮を執りますので、よかったら一緒に応援やりましょう。」

電話口で思わず「いいねぇ!やろう、やろう。」と言ってしまった。

S氏から現リーダーのH氏に替わって約2年。

その間S氏は、メインスタンドからバックスタンドの後輩たちの応援を観ていたそうである。

そして、ここにきてアウェイとはいえ満を持しての登板。

S氏がどういうリードを見せてくれるのか、非常に楽しみである。

昇格を決めて浮かれているだろう甲府に一泡吹かせてやろうじゃないか!

みんなで小瀬に集合しよう!


* この件をブログに書くことは、S氏の了解を得てあります。




アレックス、1ゴール1アシストで快勝!

2010-11-14 23:25:47 | ホーム観戦記

第34節ホームファジアーノ岡山戦。
 
きょうは、出場停止の松下の代わりに西澤がボランチに入った。
ツートップはラフィ、前田ではなくアレックスとヤス。

このところ他チームから徹底マークされていたラフィ。
結果としてこの意表をついた副島采配が当たった。

立ち上がりこそちょっともたついたが、プレスが効いたディフェンスで徐々にペースを掴んで行った草津。

前半13分、アレックスのシュートぎみのクロスにヤスが飛び込み、豪快にダイビングヘッドで先制。
ヤスのゴールはやっぱりうれしいし盛り上がるもんで、バックスタンドはお祭り騒ぎ。

その後もゲームを支配して前半終了かと思われた41分、西澤のちょっとしたミスから受けたカウンターから失点。
そのまま1-1で前半終了。

後半早々から攻撃モードに入った草津。
3分にクマのコーナーキックをアレックスが豪快にダイレクトボレーでゴール!

その後もアレックスがバーをたたいた惜しいシュートなど猛攻を続けたが、ネットを揺らすことができず2-1で終了。
 
アレックスが1ゴール1アシストのMOMでヒーローインタビュー。

久々にトップに入って生き生きとしていたヤス。
やっぱりヤスにはFWが似合うね。

 

欲を言えば3-1か4-1で勝てたゲーム。
課題はまだ残った。


完封負け(第33節愛媛戦)

2010-11-06 19:55:16 | ザスパ草津関連
第33節アウェイ愛媛戦をスカパー観戦。

前節と同じようにスロースタートの草津。

ニンジニアのピッチ状態は良好だが、毛足が長くパススピードが落ちてしまうようで、明らかに選手に戸惑いが見えた。

失点の場面も、通常ならゴールラインを割ってしまいそうな愛媛陣内後方からのロングパスに間に合ったジョジマールのセンタリングを赤井にヘッドで決められたもの。

前節も厚別の悪ピッチに苦しめられたが後半までに克服し勝利、今節も後半に本来の動きを取り戻したのでイケると思ったんだが......またしても決定力不足を露呈。

結局1-0でライバル愛媛に屈辱の完封負け。

おまけにマツが余計なイエローをもらってしまい、次節ホーム戦出場停止。


そろそろ来季を睨んだチーム構想が出てくる時期。

来季こそ決定力のあるFWを優先させてほしいものだ。


最後に遠く愛媛まで参戦されたサポーターの皆様、お疲れ様でした。

* 浴衣姿の「湯上り決死隊」(サムさんかな?)もバッチリ抜かれてました。