一挙４得点で徳島撃破！

きょうは所用にてスタジアムに行けず、スカパー観戦。

正田醤油スタジアムは強風で難しいゲームとなったが、前半はコイントスで徳島が風上を選択、苦しい試合展開が予想された。

Ｊ２同時昇格の永遠のライバル徳島、互角の立ち上がりだったが、強風の影響で徐々に押し込まれる展開。

乾がペナルティエリア内で高崎を倒したとしてＰＫ献上。

７連敗へ絶対絶命のピンチだったが、高崎のＰＫを本日スタメンのＧＫ内藤が読み切りビッグセーブ、息を吹き返す。


このまま鬼門の風下前半を０－０で折り返す。

後半に入るとエデル→遠藤、夛田→瀬川の２枚替えでスタート。

しかし、先制は徳島。

増田のちょっとしたトラップミスからボールを奪われ、大崎にミドルを許す。

これで目が覚めたのか、その１分後に遠藤からの鋭いセンタリングに平繁がドンピシャのヘッドでまず同点。

この１点で勇気をもらった選手たち、俄然動きがよくなりさらに前掛かりに。

その４分後、前線で粘った遠藤からのパスに平繁が技ありのグラウンダーシュートで逆転。

さらにその３分後、翔平のコーナーキックを青木が落とし、増田がごっつぁんゴールで３点目。

まだまだ続く３６分、平繁からのサイドチェンジパスに駆け上がってきた瀬川がすばらしいトラップ＆ボレーで、豪快に叩き込んでダメ押し。


横浜ＦＣ戦以来の今季２勝目を上げたクサツ。


今まで何やってたんだというぐらいの怒涛のゴールラッシュを見せたヤングザスパクサツ。


この勝利で連敗の呪縛から解き放たれ、伸び伸びと勝ち進んで、是非この「覚醒」が本物であることを示してほしい。



きょうのヒーローはこの２人。


秋葉監督もほっとしただろうな。

でも、６連敗の借りは６連勝しなきゃ返せないよ。

まあ、きょうだけは勝利の美酒に酔いしれてもいいけどね。

正念場

株主総会の発表があった。

大方の予想通り今季も3000万以上の赤字。

スポンサーや自治体にお願いして増資で切り抜けようとしているみたいだが、「あと１歩」ではなく「あと２歩、３歩のところ」という会長の言葉がその難しさを物語っている。


そもそも赤字の原因はどこにあるのか？

チームの成績が悪い。
　　　↓
成績が悪いから、観客動員が伸びない。
　　　↓
成績が悪いから、メディアも注目しない。
　　　↓
注目度が低いから、スポンサーがつかない。
　　　↓
スポンサーがつかないから、収入が上がらない。
　　　↓
金がないから、いい選手が獲れない。
　　　↓
いい選手が獲れないから、チームが弱い。

結局、今の日本経済と同じような負のスパイラルに落ち込んでしまっている。



この「負のスパイラル」から脱却するにはチームが勝ち続けなければならないが、それが一番難しい。

この難局と会社の命運を託されるのは、１年目の監督にはちと荷が重い。



経営的にどういう手を打てばいいかよくわからないが、たとえばＧ銀行のような経営のプロにいったん任せたほうがいいのではないか。

現経営陣での立て直しは、かなり難しいと思われる。

とにかく、早く手を打たないと大変なことになる。


ＧＭ、ここは勇気を持って英断を。

引くことも時には必要ですぞ。

ついに６連敗．．．

第１０節アウェイ岡山戦をスカパー観戦。

前半はゲームをほぼ完全に支配．．．．．ただ、足りないのは得点だけ。

ここのところホントにきびしいゴール欠乏症。

後半に天敵荒田にゴールを許し、２失点で岡山にJ通算５０勝をプレゼント。

きょうの２失点も、ここ６試合のＶＴＲを見ているようないつものパターン。

コーナーキックでエデルが競り負け、ソンスが中央でボールを取られてのカウンター１発。


きょうも４－４－２システムで前への動きはよかったので、これを続けて精度を上げていくしかないだろう。

去年の悪夢の７連敗にあと１つとなってしまった。

次節ホーム徳島戦で連敗脱出となればいいが．．．．．


もう今季は高望みはしない。

若葉マークの１年生監督に多くを望むのは酷というもの。

とにかくＪ２残留を目標に、来季の基礎固めをしてほしい。

といっても、降格だけは絶対にダメだ。

悔しすぎる敗け（第９節ホーム福岡戦）

ホームにアビスパ福岡を迎えての第９節。

両チームのスタメンは、


きょうのクサツ、システム的には４－４－２または４－２－２－２といった感じ。

唯一の勝利である横浜戦と同じ４バックを組んだら、なかなかいい感じのスタート。

序盤の主導権争いも一歩も引かず互角だったが、夛田のサイドを抉られて入ったクロスに誰も反応できず、いとも簡単に失点。

その後はひるむことなく攻撃を仕掛けるも相変わらずフィニッシュの精度を欠き無得点で前半終了。

後半すぐに福岡に退場者が出て数的優位に立つと、ほぼボールを支配して波状攻撃を繰り返すが得点が奪えず。

終始ワンサイドでゲームを進めたが、最後までゴールを割れず福岡に逃げ切られてしまった。


「ゲームに勝って勝負に敗けた。」

もしサッカーが判定の勝負なら、圧倒的な優勢勝ちだったが．．．．．



今年は、監督も含めて若さいっぱいの魅力あるチームだけれど、逆に言えば若いだけに引出しが少ない。

こういう時こそサクや涼や永田などのベテランの力が必要なのに．．．．．早く治して出てこいよ。

それから、エデルはもっとシュート打とうね。

ブラジルの選手はもっと強引にプレーしてくれよ、頼むぜ。

自滅（第８節アウェイ愛媛戦）

第８節アウェイ愛媛戦をスカパー観戦。

連敗中の両チーム、さすがに内容が悪いゲーム。

それでも、前半は愛媛より攻め勝っていたクサツだったが．．．．．．攻めきれず得点も奪えず。

後半もその攻めを継続すればよかったが、先に交代とシステム変更のカードを切ってリズムが悪化。

１点目は瀬川のクリアミスから、２点目は夛田のパスミスからカウンターを食らって自滅。

動きと連携が悪い愛媛を立ち直らせる大サービス。

最下位の岐阜が勝ったため、最下位はもう目の前。

１７日のナイトゲーム福岡戦は、スクランブル体制で臨まなくてはならない。

今こそ団結を！


しかし、このゲーム、雷で４５分中断したため後半残り２０分は放送が突然終了。

最後までやれよ、スカパー！

惜敗．．．（第７節ホーム千葉戦）

ホームにジェフユナイテッド千葉を迎えての第７節。

両チームの先発は、


クサツは小柳をスリーバックの一角に入れ、左サイドアタッカーに初先発の瀬川を起用。

左トップ下に起用された翔平とアグレッシブな上りを見せ、上々の立ち上がり。

ディフェンスラインもコンパクトにして、早め早めの潰しで千葉に決定的なチャンスを作らせなかった。

しかし、ヒデのヘッドがポストに嫌われるなどゴールを割れず０－０の折り返し。

後半も上々の立ち上がりを見せるクサツ。

サイドを抉って折り返したセンタリングを孝太がシュート。

ボールは無情にも右ポスト、左ポストとピンボールのように嫌われ先制ならず。

ここまで押していたクサツだが、１つのプレーがこのゲームの流れを一変させてしまった。

それは８分、前線のケンぺスに出た１本のキラーパスだった。

ＤＦを振り切るようにゴールに突進していくケンぺス、たまらず乾がペナルティエリア内で倒してしまい、なんと１発レッド。

ここまでいい流れできていただけに、まさに痛恨のプレー。

流れは一気に千葉に傾いてしまった。

ケンぺスはこのＰＫを外したが、後からきっちりと２点取って格の違いを見せつけた。

結局ゲームは０－２のまま終了。




１人減るまでは押し気味に進めていたクサツ。

２－０で勝っていてもおかしくない内容のゲームだった。

瀬川を使ったきょうの布陣、そして戦い方は悪くなかったと思う。

ちょっとしたツキがなかっただけ。

３連敗だが下を向かず、自信を持って戦ってほしいと思う。


（オマケの写真）

笹川くん、サラリーマンは辛いね．．．．