この雨がもたらしたピッチコンディションが草津に災いしたのか....
前回の敗戦がよほど悔しかったのだろう。
湘南の選手たちのモチベーションが異様に高い。
また、厳しいフォアチェックにあって中盤でゆっくりボールをコントロールできない。
湘南は、草津対策を十分練っていたようだ。
シマには常に2人のマークが張り付いていた。
さすがのシマもボールキープできず、なかなか決定的なチャンスも作れなかった。
また、都倉にはジャーンが張り付いていた。
ジャーンを中心とするDFはうまいし、要所では身体を投げ打ってシュートをブロックしていた。
言いたくはないが、助っ人の差も歴然としていた。
後半に合流したばかりのナザとトゥットを投入、なんとFW4人の布陣だ。
そのトゥットが1試合目ににしてゴールを決めてしまう。
さすがは昇格請負人と言われるだけのことはある。
この試合の笛は、日本・ポーランド審判交流ということでマルチン・ボルスキ氏他2名のポーランド審判団が勤めた。
主にJ1の試合を担当しているようだが、公正で試合の流れを切らない見事な笛だった。
ウチのチームはこの流すレフェリングに慣れておらず、自分達で判断してプレーを緩めてしまったりしたために試合のリズムを失ってしまった。
1点目などまさにそれで、一瞬ゴール前でスキができてしまった。
観ているわれわれも湘南のファウルを期待したが、笛は吹かれなかったので緩めたウチが悪い。
この試合、すべてにおいて湘南の地力が勝っていた。
90分間試合を支配された。
4点取られての敗戦...立て直すのは容易じゃないが下を向いている暇はない。
選手もサポーターもキッチリ切り替えて山形戦を迎えよう!