ホームに清水エスパルスを迎えての第38節。
アウェイ戦では思い出したくもない歴史的大敗を喫した相手、
なんとか一矢報いたいところだったが、
思いっきり返り討ちにあってしまった。
きょうのスタメンは、
吉濱がスタメンに復帰したが、まだ本来のパフォーマンスではなかった。
開始早々4分、大前に 度肝を抜かれるダイレクトミドルボレーを叩き込まれて先制を許す。
その後、4試合連続のアベックゴールをテセに決められ、0-2となりさらに追い詰められた。
しかし、選手はひるむことなく清水ゴールに迫ったが、最後のフィニッシュを決めることができない。
後半立ち上がりもクサツが優勢に進めたが、清水DF陣の壁は固く、こじ開けることができない。
1点入れば流れが変わると、前掛りになったところを清水に突かれ、痛い3点目を取られて万事休す。
楽になって、次々にフレッシュな選手を投入してくる清水に翻弄されて、4点目も許して結果的には完敗。
冷静に見れば、個々の力の差もチーム力の差もあったので、当然と言えば当然の結果だと思う。
最初から力の差を認めて、引分け狙いのドン引き作戦という手もあったと思う。
しかし、ウチは勝ちに行くため前掛りの攻めを選択。
結果裏目に出て0-4と大敗を喫したが、私個人としてはきょうの戦い方は嫌ではないし、間違っていないと思う。
群大駐車場まで、帰り道で知り合ったの2人の清水サポと談笑しながら歩いた。
わたしは、「もう2度とアイスタに行きたくないから、とっととJ1に帰ってくれ!」と言ったら、
「12点も点をもらって有り難うございます。」とお礼を言われてしまった、
悔しいから、「なんでこんなに強いのに、今ここ(J2)にいるんだ?」と嫌味を言ったら、
「そうなんですよね、去年は合ってなかったんですよ....」と言って沈黙してしまった。
最後にお互いの健闘を祈って、ガッチリ握手をして別れた。
彼らは松本の動向を気にしていたが、きょうの勢いなら清水のJ1復帰は大丈夫だと思った。
さて、リーグ戦も余すところ4試合となった。
次節アウェイ岐阜戦は、土壇場でのホントの正念場になった。
現地には行けないが、群馬から応援の念を送ることにしよう。
それにしても、リーチのかかっている瀬川とマツが、黄紙をもらわなくてよかったな。
P.S.
ハロウィンには何の興味もないが、湯友が可愛かったので1枚。
第37節アウェイ横浜戦に参戦。
昨年の最終戦、この地で全治8ヶ月の大怪我を負った吉濱が凱旋。
ゲームは序盤に先制されたが、前半のうちに中村、竜樹のゴールで逆転。
後半に追加点を狙ったが、イバに清水が一歩も動けない強烈なミドルを喰らって同点に追いつかれ、
徳島の頃から度々痛い目にあわされた津田に、再逆転弾を決められて無念の惜敗。
きょうは500人近くのサポが駆けつけ気合のこもった応援を繰り広げたが、あと1歩届かなかった。
J2は、昇格争いも混戦、残留争いはもっと混戦になってきた。
残り5戦、あと2勝は必要になるだろう。
ホーム3戦と、特にアウェイ岐阜との直接対決が重要になる。
まずは次節のホーム戦、アウェイでの大敗の悔しさを思い出し、強敵清水をとことんまで苦しめてほしい。
「今の俺たちは手強いぞ!」
ホームに長崎を迎えての第36節。
諸事情(風邪をひいてしまった...)によりホームなのにスカパー観戦。
今までホーム皆勤だったのに、こんな素晴らしいゲームを現地で観られなかったなんて,,,,
長崎はFWの永井、MFの梶川などキレキレの選手が多く、前半から押し込まれたけど、よく耐えたね。
その頑張りが41分に実を結んだ。
梶川リスタートのロングボールを読んでいた坪内が、ヘッドで丁寧に駿太にパス。
相手ゴールに突進した駿太が、そのまま豪快に右足を振り抜き、先制のミドルを突き刺す。
この1発で、明らかにゲームのムードが一変。
後半は、自信を持ったザスパの攻撃が見られた。
2点目は瀬川の絶妙のアシストから生まれた。
中央でパスを受けた瀬川、両足を使ったトリッキーなパスで真後ろの駿太にラストパス。
走り込んだ駿太が放ったシュートは、GKに当たりながらもゴールに転がり込み貴重な追加点。
終了間際には、吉濱のスルーパスに抜け出したイ ガンウが、GKとの1対1を制してダメ押しの3点目。
このシュート、GKを避けて右に走り込み、角度のないところから決めた決して簡単ではないシュート。
イ ガンウのストライカーとしての可能性を 感じさせる1発だった。
8戦目にして天敵長崎から初めての勝利。
勝ち点も41として、ほぼほぼ残留と言えるとこまで来た。
残り6戦、今のチームを楽しみながら上位を目指して頑張ろう!
第35節アウェイ熊本戦をスカパー観戦。
ゲーム開始当初は小ぶりだった雨が、ゲームが進むごとに視界不良になるほどの大雨に。
スタメンは、前節ケガで退場の高瀬のところに坪内が入る布陣。
開始早々10分、相手の強烈なタックルを膝上に受けた高橋がピッチにうずくまる。
高瀬に続いて駿太までケガで退場、急遽常盤が古巣のピッチに立つ。
前半はホーム熊本の勢いが強く 、押し込まれる時間帯が続く。
特に兄貴に続けとばかりの清武の動きが鋭く、群馬のDF陣を悩ませる。
21分、カウンターから清武に技ありのヘッドを決められ、先制点を許す。
その後も熊本に攻めたてられるも、乾らDF陣が体を張ったプレーで前半を0-1で凌いだ。
後半のピッチに立ったイレブン、長い長い円陣を張って気合をみなぎらせた。
熊本陣内で立て続けにコーナーキックを奪うなど一段ギアが上がったクサツ、後半5分にその時が。
松下のコーナーキックを中央でドンピシャのヘッドで合わせたパクゴン、ボールは相手DFの足に当たりGKの股間を抜けてゴールに吸い込まれた。
パクゴンの今季初ゴールは、クラブのアウェイ250号のメモリアルゴール、持ってるねパクゴンは。
その後さらに強くなった雨の中で優位にゲームを進めるクサツは、足の止まり始めた熊本を自陣に押し込んでいくが、あと1本が決まらない。
特に古巣相手に気合の入っていた常盤にビッグチャンスが訪れた。
高い位置で相手DFにタックルを仕掛け、ボールを奪いゴールに突進。
とここまではよかったが、
GKと1対1になってループ気味のシュートを打ったが、ボールはバーの上をを大きく外す痛恨のミスキック。
ただこのシーン、単に惜しかったでは済まされないのだ。
というのも、真横にドフリーの瀬川が走り込んでおり、パスを選択すれば逆転弾間違いなしの状況だった。
この辺が、常盤がいろいろなチームを渡り歩いている理由なんだろうな......
終了間際、坪内に競り勝って巻にヘッドを押し込まれた時は万事休すと思ったが、ファウルの判定で辛くもノーゴール。
5分のアディショナルタイムに猛攻を仕掛けたが、熊本の必死の守りを崩せず、そのまま1-1で終了。
まあこの勝負、どちらに転んでもおかしくないゲームだった。
アウェイでの勝ち点1を前向きに捉えて次節ホーム戦の長崎戦に臨みたい。
大雨の中最後まで選手を鼓舞し続けた現地の皆様、ありがとうございました。
風邪などひかないよう、気をつけてお帰りください。
ホームにジェフユナイテッド千葉を迎えての第34節。
10月に入ったというのに、とにかく暑い。
ジリジリ照り付ける強い日差しで、体感温度は30度以上に感じる。
スタンドでこれだから、ピッチ上はものすごいことになっているだろうと思った。
きょうは、厳しい消耗戦だ。
スタメンは、 前節の小牟田のところに竜樹が入るお馴染みのメンバーだ。
開始から高い位置でプレスをかけるクサツ。
全選手よくボールに食らいついている。
ところが、開始8分アクシデントが発生。
左サイドで相手選手とマッチアップしていた高瀬が、相手と交錯して膝の当たり(?)を負傷、担架で退場。
代わりに入ったのは、闘将坪内。
ツボが入って守備は安定したが、前への推進力が 落ちてしまい、左サイドからのチャンスが作れない。
暑さも 手伝って、勝負も膠着状態で前半終了。
後半に入っても一進一退の攻防が続くが、25分に待望の先制点が生まれた。
カウンターから竜樹が前線に駆け上がり中村にパス、中村から瀬川に絶妙のパスが通り、左足を振りぬくとゴール右サイドネットに突き刺さった。
ところがその7分後、嫌な位置で千葉にフリーキックを与えてしまい、 ヘッドで決められたちまち同点。
すぐに追いつかれる嫌な展開だったが、選手たちは諦めなかった。
献身的な守備からカウンターを仕掛け、ゴール前の混戦から今度は瀬川が中村にラストパス。
これを中村が左足で振りぬくと、相手GKに当たりながらもボールはゴールに吸い込まれ勝ち越し。
その後、イ ガンウ、マテウスと投入して2-1で逃げ切り、残留に向けて貴重な、貴重な勝ち点3をゲット。
まだまだ安心できる状態ではないが、残り8試合に向けて希望が持てるゲームだった。
ただ、松葉づえで帰った高瀬のケガの状態と、メンバー入りしながら起用されなかった吉濱のコンディションについては気がかりだ。
なお、本日筆者はデジカメを忘れるという大失態をやらかし、ホームでの喜びの瞬間をお届けできないことが残念。(ゴメンね....)