平繁、涙の復活弾！

ホームにＦＣ岐阜を迎えての第27節。


両チームのスタメンは、


岐阜のＣＢには、去年まで在籍していた中村ヒデが先発。

対する群馬は、４ヶ月半もの離脱を余儀なくされたケガを克服した平繁がサブに名を連ねた。

前半は、ナザリト、へニキの外国人コンビを中心に岐阜がゴリゴリ攻め立ててきた。

ほぼ防戦一方に追い込まれ冨居を中心によく守っていたが、３９分ついにナザリトにＤＦラインを突破され先制を許す。

後半に入って反撃に転じたい群馬だったが、なかなかセカンドボールが拾えず苦しい展開。

残り２０分というところで、まずエデル、そしてついに待ちに待った平繁を投入。

平繁が前線でタメを作ってくれるので、ようやくチーム全体が前掛かりになり始めた。

ところがその矢先、川口の前線フィードをクリアーしようとエリアを飛び出した富居が空振りに近いクリアーミス。

走りこんできたナザリトがそのボールを拾って、無人のゴールに本日２本目となる追加点のゴール。

この致命的とも言えるミスは痛かったが、「ノイアーが目標」という富居の勇気ある守備は責められない。

０－２となって万事休すかと思われたが、ここから群馬が驚異的な粘りを見せる。

残り１０分というところで足が止まり、足がつる選手続出の岐阜。

４０分、平繁がエンドラインぎりぎりで倒されファウルをもらう。

宮崎のＦＫにエデルがドンピシャのヘッドで合わせ、まず１点。

そしてアディショナルタイムもあとワンプレーというところで、ロビーニョ、エデル、平繁とパスがつながり左足でシュート。

グラウンダーのボールが、川口の手をかすめるようにゴール右隅に突き刺さり２－２の同点。

そして、ここでタイムアップ、貴重な貴重な勝ち点１をゲット。



やっぱり平繁はすごい。

復活の日にこんなゴールを決めちゃうんだからね。

スタジアムではわからなかったが、スカパーを見ていた相方が「平繁泣いてたよ。秋葉監督も泣いてた。」と報告。

苦しかっただろうリハビリを超えて決めた復活弾。

そして、サポーターにこれからＪ１昇格プレーオフ圏内を目指すと力強く語った平繁。

平繁がそう言うと、なんだか実現しそうな気になる。

だから、俺たちも本気になって応援して行こうと思った。


平繁、お帰り！