震災の影響で延期された第4節ホーム徳島ヴォルティス戦。
草津が中3日、徳島が中2日で行なわれた体力的にはキツイ試合。
他のほとんどのJ2カードが週末に組まれていたことを考えるとこの水曜日開催には疑問が残るし、徳島側は不満があっただろうと思う。
両チームのスターティングラインナップ。
ゲームは、やはり1日分の休養の差が出たのか草津が2-0で勝利。
約3ヶ月ぶりに「将軍」戸田が出場しなかなかいい動きを見せていたが、またも十八番のケガで前半で交代。
左SBに永田が戻ってきて右SB古林と久々のヤングコンビ復活。
ゲーム序盤は、徳島FWの津田、柿谷の動きがよく押され気味だったが、20分すぎから草津が反撃。
1点目はWコバヤシのゴール。右サイドを抉った古林のパスを竜樹がゴール左にシュート。
「帰ってきた草津のミニ四駆」の復帰後ファーストゴール。
後半、カウンターからリンコンが強烈なシュート、GKがなんとかセーブしたもののこぼれ球をアレックスが冷静に押し込んで2点目。
このあと立て続けにリンコンに決定的なチャンスが訪れたが、1本はクロスバー、もう1本はポストに阻まれて初ゴールはお預け。
リンコン、この日は3ゴール損した感じ。
しかし、ゴールは遠かったもののリンコンはかなりチームにフィットしてきた。
ポストプレーは足もとにドンドン収まるし、クマやアレックスとの連係もよかった。
もともと技術は高いのだ。
「省エネ」と揶揄された動きの少なさもこの日は前線からのチェイスもしていたし、何よりFWらしく貪欲にゴールに向かう姿勢ができてきた。
きょうのような動きをしていればいずれゴールは生まれるだろうし、これから対戦するチームにとって脅威となることは間違いない。
ここでヴェルディ戦まで10日開いてしまうのがもったいないぐらいチームとして上がってきた。
1戦1戦大事にしていけばまだまだ上位をうかがえる、そんな期待を抱かせるゲームだった。
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