ヤス、お帰り！（第36節福岡戦）

心配された台風の影響もなく無事開催されたホームアビスパ福岡戦。


この日、群馬は大半の小学校で運動会が行われたため、観客数に大きな影響が出た。（２８１０人）


伊藤寿学氏のプレビュー通り、ヤスがメンバー入り。
バスを降りてきたヤスにサポーターから「お帰り！」の声が飛ぶ。
網膜はく離で全治３ヶ月の診断を受けたが、驚異的な回復力で復帰したヤス。



試合は前半後藤涼の今季１１得点目のゴールで先制した草津だが、追加点が奪えず。
後半、ペナルティエリアで田中が久藤を倒して与えたＰＫを大久保に決められて同点。
そのまま１－１で終了。

この引分で昇格争いは絶望と思われたが、上位陣が足踏みしたことでかろうじて可能性を残した。


後半３０分、涼に代わってヤスが登場。
スタジアムはヤスの「お帰り」コールで揺れた。

実はハイタッチで監督と握手した時に「ヤスは本当に大丈夫なんですか？」と聞いてみた。
すると、「大丈夫、大丈夫。ドクターからＯＫもらってるから。」という返事だった。

実際、ピッチのヤスは休養前と何ら変わらないいつものヤスだった。
得点こそ生まれなかったが、後半福岡に押されていた流れをヤスが引き戻してくれた。
涙が出るほどうれしかった。
やっぱりヤスは、ウチのエースであり大黒柱だと思った。
残り８戦、ヤスの大爆発の予感がした。