ヤングザスパ、岡山を撃破！

ホームにファジアーノ岡山を迎えての第３９節。



スタメンは、松下、熊林、中村のレギュラー３人を欠くスクランブル体制。


対する岡山は１５得点の川又、チアゴの大型ツートップの迫力ある布陣。


きょうの草津は、ボランチに山本、ＣＢに乾を起用、苦戦が予想されたが蓋を開けたらビックリ。

ヤングザスパがピッチを躍動、特に山本の落ち着いたボール回しが際立った。

守備も高い位置でチェックが入り、セカンドをモノにして再三岡山のゴールを脅かしたが、フィニッシュの精度が悪く決めきれず前半終了。

後半に入ってもヤングザスパの運動量は落ちず、前がかりになってきた岡山の攻撃を落ち着いて凌ぎながら徐々に押し込んでいった。

そして後半３９分、ついにその時が来た。

それまですべて横山が蹴っていたコーナーキック、この場面だけ山本が横山を制して蹴りに行った。

山本の右足から放たれたコーナーキックは大きくカーブを描きながらＧＫを越え、ファーサイドの選手（誰かは不明）に、ヘッドで中央に折り返されたボールをアレックスがヘッドで押し込んで先制。

このまま、アディショナルタイム３分も乗り切って１－０で勝利。



山本、横山が裸で勝利の草津節。

本日のヒーロー。

アレックスは残り３試合で３得点を公言。

それにしても、きょうは若き草津の戦士たちがよく走り、よく守り、そして勝利をモノにした。

今季では珍しいくらい観ていてワクワクする楽しい試合だった。

仮に引き分けで終わったとしても満足できる内容だったと思うが、勝利という大きなおまけまでつけてくれて大満足のゲームだった。

特に山本の出来がすばらしく、松下、熊林の後継者としての資質を十分見せてくれた。

また、きょうの主審ジャッジが公正ですばらしく、テンポのいいクリーンなゲームになったのも楽しかった一因になったと思う。


さあ残り３試合、チャンスをもらったら若手はきょうのようにどんどんチャレンジしてポジションをゲットしてほしい。


（きょうのおまけ写真）

湯友、ハロウィンバージョン