ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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主客転倒を未だに理解していないゴルフ経営者

2012-03-31 | 危うい日本のゴルフの世界

主客転倒の世界をいまだに信じているゴルフ事業者がいることに、驚愕する。

預託金のゴルフ場は、会員が主であって、ゴルフ経営者は、管理会社にすぎないのだ

ゴルフ経営者が文化会まで牛耳り、運営、経営をするならば、それは、すでにクラブではない。

会員の預けた資金でゴルフ場経営をしているのだから、預託金がある以上、管理会社以外の何物でもない。主は、会員であり、経営者はあくまで従である。そのほうが、クラブライフは、うまくいくのだ。これを、はき違えて、会員に負債を押し付け、法的処理に相談もなく裏仕事で、片付けようとする愚かな策略は、噴飯ものだ。

ゴルフ場の主が会員である限り、管理会社が行き詰れば、管理会社を変える必要がある。経営責任を取らせる政策を会員側が実行できるのである。

世のゴルフ場経営のオーナーと考えられるのは、パブリックの経営者である。

パブリック経営会が事実上のオーナーであり、ビジターはお客さまということになる。アメリカの90%のゴルフ場がこの部類である。ところが、日本では、90%以上が会員制ゴルフクラブで、オーナーは会員という原点が尊重されなければならに。アコーデイアにしても、PGMにしても、真のオーナーは、多額の資金を預けた会員が主役である事実を忘れてはならない。

だからこそ、太平洋は、会員の、会員による、会員のための、ゴルフ場が望まれるのである。

経営者面をして、法的処理で経営責任を考慮もせずに、主役である会員の預託金壊滅と権利を阻害する行為は、これは、合法的犯罪である。糾弾すべき悪しき民事再生だ。

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