ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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石川遼とUSツアー 10 タイガー、パーマーホーム、ベイヒルで圧巻の8勝

2013-03-27 | 危うい日本のゴルフの世界

タイガー、おめでとう。今年すでに3勝、ツアー優勝5割の圧巻。世界一に返り咲き!!!

ベイヒルがさくらのように咲いた。

パーマーインヴィテイショナル、ベイヒル、昨年のチャンピオン、タイガーが今年も、リッキーファーラの猛追をしりぞけ圧巻の優勝、同じ開催トーナメントで8勝目を飾った。

日曜日、悪天候で順延し月曜日に最終日に入ったにも関わらず、あの大きなスケールのベイヒルが、狭く見えるほど、満員を超すほどのギャラリーが、詰めかけた。理由は、2日目以降、タイガーがトップを走り、同じステージで、8勝目を迎えるかどうか、また、リッキーなどのタイガーを見て育った若獅子が、どう戦いを挑むか、ファンにとっては、胸躍るトーナメントにかけ参じたのだ。最終日、アウトは、タイガーのクルージングスタイルが流れ、二桁アンダーは、他の選手が追い付かない。9アンダーがなかなか、伸びない。

マスターズ優勝候補でもあるジャステインローズ(英国)が10アンダーに入ると、我前、リッキーも10アンダーグループを維持し、勢いがある。リッキーのゴルフが、昨年とは、全く違う成長を示して、グリーンも遠くからパットが決まり、タイガーを本気にさせたのは、13番くらいからか。16番パー5を、イーグルを取れれば、リッキーは、13アンダーに伸ばし、タイガーと並べると勝負に出た。1.5ヤード、伸びていれば、ピンに絡み、チャンスがあると思ったのだ。皮肉にも、ボールは、クリークに落ちた。このホールをタイガーはバーデイとして、14アンダーとして、勝負を決めた。

確かに、チャンスは、流れもリッキーにあったのだ。リッキーは、未来につながる最高の負け戦を演じた。それでいいのだ。

優勝のタイガーのインタービューの言葉は、印象的であった。奢りはなく、練習に練習を、猛烈に重ねたからね。と。優勝で、ランキング、マキロイを抜いて、世界一に返り咲いた。マスターズでの、タイガー、ジャステインローズ、リッキーファーラからは、目が離せない。4月11日から本戦のマスターズ、対抗できるのは、南アのシュワレツルやルイスウーストフイゼンの猛者連とマキロイが復活するのか、どうか。何か、異変がありそうな予感がする。しかし、筆頭は、タイガーのパットの技術が落ち着いたことで、揺るぎがない。ベイヒルで2度目の予選を通過した遼は、ちぐはぐなゴルフは、相変わらずで落ち着きがない。部分的改造は、短時間で修正可能であるが、今の遼は、自信の裏づけがないから、66が出た次は、76と、10ストロークの誤差が出る。長期的展望で、改造に取り組む姿勢が必要である。日本のコマーシャルも、遼の活躍が劣化しているので、元気がない。もうすでに、一般ゴルフファンは、遼を忘れつつあるといっても過言ではい。

世界アマランキング、3の松山が、プロ入りを宣言した。日本ツアーを目指すというより、世界の桧舞台を視野に入れたプロ宣言だと思う。遼が、7年かかる勝利を、2年以内で、やってくれそうな、ナイスガイである。遼にも、刺激になるし、休むことなく、前進してほしい。遼は、今は、研賛中と意識改革を徹底して、アプローチの引き出しを増やしてきってもらいたい。日本と違って、各週、顔の違うコースと違う環境で、プレーをするのだから、まず、勉強だ。いい靴を履いていますよ、と英語で言えるくらい英語も基礎から勉強してほしい。読者で言える人は、いますか。意外と難しいでしょう。

つまり、その土地柄と環境に、自分をしみこませて、全体ゴルフを収斂する気概を持って参戦してほしいのだ。遼には、時間がある。失うものより、得るものの方が多いはずだ。ツアーは逃げない。挑んでくるプレヤーを待っているのだ。スピンのかけ方も、最低、4通りは必要であろう。日本のプロで、これをマスターした人を見たことはない。あるとすれば、戸田藤一郎と佐藤儀一か。この技術がない間は、メジャーには、届かない。ヴィゼイとヤンがメジャーをアジア人として、手にしているが、ある程度、マスターしたのであろうか、疑問は残る。深い、深いゴルフのゴルフイング思考である。

 

www.thegolftimes.jp

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