ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

石川遼とUSツアー 11  77回 マスターズ 2013

2013-04-02 | 危うい日本のゴルフの世界

遼と43歳の藤田が、4月11日から本戦に入る、マスターズ77回目の歴史が開幕する。昨年、プレーオフで劇的に勝利を遂げたバッバワトソン、プレーで右の林の中から、40ヤード、ボールをカーブさせて、パーオンに成功、不利を最大の博打的技術で、ルイスウーストフイゼンを打破したバッバは、信じられない勝ち方を披露した。

何が起こるか分からないオーガスタナショナル、メジャー初戦、今年は、二クラスのホーム、ミュアフィールドヴィレッジとパーマーの本拠地、ベイヒルでこれまた、信じられない強さを発揮したタイガーの優勝は、強いタイガーの復活が本物である事実を世界中に示した。だからこそ、マスターズ優勝候補の筆頭に、正座しているのである。タイガーを破るものは、だれか、記者は、ミケルソンやバッバではなく、英国の雄、ジャステインローズだと思う。

ヨーロッパに勝利を呼び込んだ、ライダーカップのとてつもながいパットを沈めて、コンペテターのミケルソンから絶大の拍手を受けたジャステインローズ、
そして、このローズの勝利で、まさかの逆転で、ヨーロッパに栄冠が渡り、不幸のラブ三世と心臓が破裂するほど、気を揉んだホセマリアオラサバルが幸運を監督として、ものにした。勝利したヨーロッパの連中は、天国から見ているセべバレストロスとともに戦ったと全員が口にした。団結の絆こそ、勝利の源泉だったのだ。

さて、マスターズは、77回目を迎える。パトロンたちは、4日間、一日5万人、20万人が観戦する。月曜日から水曜日の練習日は、多い時は、1日、10万人が集う。ゴルフの祭典の用意は、完璧に、非の打ちどころのないトーナメントの仕上げ会場である。パトロンとて、朝、6時から、8時開門を寒い中、じっと門前でしぶとく待つ。いい席を求めて、寝不足を我慢する。テレビ観戦のほうが、楽で自由かもしれない。しかし、実の雰囲気は、会場にかなわない。

空気のハリ方、風のささやき、雷雨さえ観覧に混じる、色とりどりの香りをほしいままにしている花々、人種のるつぼ、小鳥たちの歓迎のさえずり、どこまでも伸びた松、TV観戦では、届かない現実だ。

遼は、特別招待枠で、戦う。責任重大である。プレッシャーは、いままで感じたことのない魔物であろう。しかし、若武者は、疾走しなければならない。
予選を通るか、否か。予選のクリアは、難しい。最後のマスターズになりかねない勝負だ。そうであっても、悔いのないマスターズを走破してもらいたい。43歳に藤田は、アバラを骨折しているとか、治療成功とかニュースが流れたが、最高の技術で、ヴィッキーらしいスコアで、予選を通過するか、一抹の不安は消せないが、やってくれそうな希望的願望が日本人にある。藤田を嫌いという人に会ったことがない。だれでも、そうであろう。

遼、一人に、責任を負わせたゴルフ界、企業自体がこぞって、祭り揚げて来た5年間、7年間の猶予を与える幅の広い寛容さをもたないか。刹那的で物哀しい限りだ。今度は、松山英樹で行くのか。

さあー。マスターズの開幕は、秒読みの段階に入った。 胸が高鳴り、オーガスタへ飛ぶ!

www.thegolftimes.jp

後援団体;

全国消費者国民運動連絡協議会

全国オンブズマン連絡会議

全国ゴルフ会員の権利を守る弁護士団シンポジューム

全国メデイア報道384社連絡会議

国際ゴルフ記者クラブ協会

日本時事新聞社

太平洋クラブ被害者の会

国際通信大学連絡協議会

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 忙中閑話     1 女子... | トップ | ゴルフ事件ニュースの読み方... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

危うい日本のゴルフの世界」カテゴリの最新記事