ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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75 US Women's Open Golf Championship 渋野善戦

2020-12-16 | 危うい日本のゴルフの世界

US Women's Open Golf Championship

75回オープンは、月曜日に順延、3日目、4日目のコンデションはよくない。

渋野日向子は、最終組でワンスロークリードで、ファイナルラウンドを迎えた。泥の付いたボールはそのままで打たねばならず、経験がない中、善戦し4位で終了。優勝は、初出場の世界ランキング100位くらいのキム,イエリで16,17,18ホールをすべバーデイというすさまじい正確なアイアンで3アンダーとして優勝が初メジャーという快挙で勝利した。あまり体をゆすらない女子にしては珍しくヘッドスピードが早いスイングで雨後の悪コンデションを克服し、韓国に再度オープントロフィーが渡った。大和なでしこでただ一人、善戦した渋野は、プレッシャーの中、自身が言うように、2日目までができすぎで、3,4日目が,今の実力です。と淡々と述べた。2度目のメジャーは手に入らなかった渋野だが、全英オープンの覇者であるから、外国のMedia も渋野のプレーに引き込まれたようだ。全米オープンの記事で、渋野のゴルフが占めた割合は他の選手より多く、それだけスターダムにのし上がった以上、これからも期待できる選手である事実は証明された。

もし記者に何か発言せよとあれば、韓国選手が、懸命に人一倍練習し難度の高いコースをあらゆる場面を考えて、マネジメントを駆使しているのが見えるのだ。確かに、日本女子もレベルが上がってきた現在ではあるが、まだまだ甘いという一言がある。なぜ、韓国軍団と日本軍団の差が、国際でついたのか、深く関係者も熟考しなければ、その差が縮まるのは夢である。樋口、岡本時代から、朴セリに継承されたとアジアの血流は、日本に戻ってはいない。宮里藍で復活したかに見えた日本、途切れて、今、畑岡だけが踏ん張っている。渋野がやがて国際に船出するだろうが、もっと多くの選手が海外に出てもいいのではないか。まずは、渋野日向子、善戦したり、

                  古賀剛大

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