ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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米中 ままならづの世界情勢、日本は独立国たる道を歩けるのか

2020-12-01 | 日本の未来

輸出管理法が中国政府より試行されることにより、日本も多大な影響を蒙る可能性がある。米国と一緒に歩く日本は、米中の不安が増す中、当然アメリカ寄りの国として対処されるからだ。

中国を大国に仕上げた裏には、日本はかなりの比重を背負っている。中国が伸びることは、日本も伸びるという政策を中国との国交以来継続してきた日本は、いたいしっぺ返しを食らう羽目になる。こういう経緯を強く警鐘を鳴らしてきたわが社は、為政者が誤解と直進性を実行した政治をいまさらのように振り返って慙愧に堪えない。中国よ目を覚ませ、という世界の合言葉に乗り遅れては日本百年の計の歯車が狂うと躍起になったのは言うまでもない。現在は、尖閣諸島まで攻め込まれて日本は喘出いる。自国の領土、自国民さえ守れなくなった時は、為政者は、なんというのか知りたい。民族運動を反社会的団体と位置付け、現に民族運動を継続する団体の声は消えた。中国は、用意周到である。実に賢くずるく丁寧にたまには勇敢に世界を試す。中国古来の術はそのまま生きている。遅きながら、日本は、独立国たる決断と行動を起こさねば、未来を思考することさえ可能性がつぶれている。

こんにゃくも凍れば、レンガになるのを忘れまい。こんにゃくとは、日本人である。

今こそ、武士道精神を呼び起こす絶好の時ではないか。

     日本時事新聞社   論説委員

                古賀剛大

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