「日本のカジノ王」岡田氏、香港で事件
岡田はもと、ユニバーサルエンターテインメントの会長であり、フォーブスでは、日本の資産家、16位にランクされている。香港で逮捕されるニュースは、一斉に世界に流された。
さて、なぜ、このコラムで取り上げたかというと、カジノ法案が通り、いよいよ、博打産業が始まる直前だからだ。日本は、博打産業では、世界ナンバーワンで、公認賭博がまかり通り、それで、資産を増やした連中の温床は崩れるどころか、ますます、国家に食い込んでいる。
ゴルフ産業を見ても、分かる通り、PGMにしても、太平洋クラブにしても、博打産業で財を成し、下駄ばきで神聖なスポーツソサイアテイに乗りこんできた事実を、知っていた。問題は、博打産業には、必ずシンジケートの稼業が資金調達をする独占的事業が顔を出すのは必定である。
だから、国家は博打産業を公認すれば、それに巣くう人間は、利権の亡者となり、国家主軸の
政治の中核に潜入するのは、国民はすべて知っている。
多大な利益を生む種に、国際犯罪も拡大する可能性を否定できない。利益のために、どれだけ犯罪者が増えるのか、きちんとシュミレーションしておくべきであろう。安全で快適な博打などあるはずがない。犠牲者が、出るのは、避けられない。何のためにカジノを容認するのか、超党派で再認識を急いだ方が国家のためだ。
このよに、こぞって歓迎できるしあわな博打があるのか、あったらご教授を乞う。
日本時事新聞社 編集局長 唐津 仁