ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

正しい歴史認識  18       「187人の歴史家声明」に対する応答と提案

2015-06-12 | 日本の未来

「187人の歴史家声明」に対する応答と提案

拓殖大学客員教授 藤岡信勝

 

学術的討論の開催を提案する!

 

古賀 剛大 様,

 

「5月5日、「日本の歴史家を支持する声明」が公表され、たちどころに世界中に広がりました。声明には、アメリカと西洋諸国の歴史家と日本研究者187人の署名があり、第二次世界大戦までの日本軍慰安婦制度を指弾するものでした。

しかし、多数の日本国民は、すでに慰安婦問題なるものについて理解してしまっています。それは日本を政治的に非難するために捏造された問題であり、その問題をもとにした日本非難には事実の裏付けがないことが、特に昨年八月の、朝日新聞の32年間にわたる誤報記事の取り消しによって、誰の目にも明らかとなりました。

 声明を読んでも、多少の知識のある日本人なら、特別の学究の徒ではない市井のサラリーマンや主婦でさえ、皆様の声明が誤った事実認識に基礎をおいて書かれているという感じを持つようになっているのです。」

 慰安婦制度は、当時の日本の日本において合法的であった遊郭を外征軍内に設置したものであり、その運営は、人員募集から、給与の支払に至るまで民間業者の責任によって運営されていたものである、という基本的な事実を無視した論は、とても歴史学者の声明とは認められないものです。

 筆者は、最後に次のような提案をおこなっています。

 

「結論として、私は最後に、日米の研究者の間の真摯な、一連の討論会の開催を提案します。テーマは、日本軍の慰安婦制度とは何であったのか、戦場の性処理問題の国際比較、現在の世界で繰り広げられている深刻な人権問題、などについてです。討論は、証拠と論理に基づく冷静で学術的なものとします。」

 

学問的良心のある学者なら、この提案に是非答えていただきたいものです。

 

藤岡論文:http://hassin.org/01/wp-content/uploads/187.pdf

 

英訳版は、下記の通り発信しました。

 

平成27年6月12日 「史実を世界に発信する会」事務局長 茂木弘道

 

A Counter Response and Proposal to the "Open Letter” written by 187 Historians

Fujioka Nobukatsu, Visiting Professor, Takushoku University

 

June 12, 2017

 

On May 5, the “Open Letter in Support of Historians in Japan” was published and rapidly circulated around the world. This Letter was signed by 187 historians and researchers mainly in the field of Japan studies from the United States and western countries. The Open Letter made allegations concerning Japan’s military comfort women system before and during World War II.

The “Open Letter”, even though written by historians, is fundamentally based on misconceived historical reality.

Professor Fujioka pinpoints the false and baseless descriptions of the comfort system in the open letter in his essay below.

Also, he proposes that a series of rigorous academic conferences be held between Japanese and American scholars in order to have a dialogue on issues such as the nature of the Japanese Army's comfort women system, international comparisons on how nations managed their soldiers’ sexual activity on the battlefield, and serious human rights problems plaguing the world today, such as human trafficking.

 

  Prof. Fujioka’s Essay: http://www.sdh-fact.com/CL/A-Counter-Response-to-CWLetter.pdf

His profile: http://www.sdh-fact.com/auther/fujioka-nobukatsu

 

MOTEKI Hiromichi, Secretary General

for KASE Hideaki, Chairman

Society for the Dissemination of Historical Fact

Phone: 03-3519-4366

Fax: 03-3519-4367

Email moteki@sdh-fact.com

URL http://www.sdh-fact.com

Note: Japanese names are rendered surname first in accordance with Japanese custom.   

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石川遼とUSツアー 172  躍動の時   115回 全米オープン 英樹と遼、腕の見せどころ、18日から

2015-06-12 | 危うい日本のゴルフの世界

さすが、遼だ。全米オープンの切符を手にした。これでアメリカツアーの英樹と遼が、トレントジョーンズjr。の設計のChambers Bayの舞台でひと暴れだ。

            日本のセクショナルでは、藤田ほか、アジアチームが参戦、全力を尽くす覚悟。

         These five are headed to Chambers Bay to compete in the 2015 U.S. Open. From left: Wen-Chong Liang, Masahiro Kawamura, Hiroyuki Fujita, Kurt Barnes, Seuk Hyun Baek. (USGA/AFLO)

日本勢は、5名の選手、予選通過は、二人だろう。昨年、パインハーストのマーチンカイマーのゴルフのうまさが特に印象に残った大会でもあった。

メジャー第2戦、リンクス風の原点回帰のゴルフィングセオリーは、ますます、強くなっている。オーガスタを除いて、すべてが、メジャーは、リンクスの設定が顕著である。

タイガー、2015  全米オープンの準備、着々と。歩く姿も、落ち着きがある。

              埋め込み画像への固定リンク

                        Photo;Kelly Tigleman &staff  ラフは、厄介な感じだ。腰も大丈夫か

                            タイガー不調が伝わる中、世界が注目するゴルフの奥義

            日本から一人でも、予選通過を期待するのだが。ラフへの対処で、英樹と遼以外には、うまくこなせないだろう。

                     http://www.foxsports.com/golf/usga/story/u-s-open-preview-chambers-bay-hole-5-060415

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