笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

喜寿のお祝い会

2011-12-17 00:57:12 | 日記
今日は夕方から、日本橋のレストラン「紅花」(ボクサー経験もある人がアメリカで始め、大成功したと言うことで知られたお店で、たっぷり食べて、ビールやワインなどを飲み放題飲んで2時間で4200円と言う、超お得コース)で、会社時代から15年以上も続いている異業種交流会のOB会に参加しました。
1900年代の始めに「世界的にソフト中心となる今後に於ける競争戦略として、顧客満足度向上を基軸にした経営システムを日本企業に普及する取り組み」を、一部上場企業数十社の顧客満足度向上担当者がそれぞれの所属企業を超えて、社会経済生産性本部に集って取り組みました。
その時の仲間が、その取り組みから卒業した後も定期的に勉強会を続け、メンバーの多くが現役を退いた後はメンバーの古希や喜寿のお祝い会と年2回のゴルフコンペを続けているものです。(顧客満足度向上経営システムの普及活動自体は、日本経営品質賞として今やしっかり定着しましたが、OBとしては、厳しい国際競争対応ではまだまだだと言う思いもあり、更なる発展を祈念しています。)
私は家電メーカーN社OBのFさん、同じく家電メーカーS社OBのSさんとOB会の幹事を長年続けています。
今日は、自動車メーカーT社OBのOさんと並んでこの活動の言い出しっぺの一人で、今の会合のリーダーであるFさんの「喜寿のお祝い会」でした。
最長老の業界紙社長のNさん(13日のNさんとは別人です)は祝辞で、「自分は、喜寿を迎えて人生の自由ー自分の意向だけで選択できることーを得たと思っている。今は、人生を如何に編集していくかを考えている。参考にしてほしい。」という言葉がありました。
都合で欠席した者を含めメンバーの皆さんからのお祝いの品物と花束の贈呈(写真ー右側の人から左側の人にプレゼントしています。)の後、私からリーダーを讃えるにふさわしい曲として「名月赤城山」(男心に男がほれてーーー)を、お祝いに吹かせて頂きました。
ご本人の挨拶では、「渡辺淳一の天上紅蓮に有るように、男は古希から喜寿までが大事だ。皆さん奥さんを大事にしてください」とFさんらしい挨拶がありました。
その後、恒例のメンバー一人一人から「一言お祝い」がありました。何時もそれぞれの個性溢れたユニークな挨拶が楽しみです。
私にはFさんから「船頭小唄」のリクエストがありましたが、皆さんから「お祝いの席には相応しくない」との声もあり、また楽譜もなかったので、「奥様に」と言うことでフランク永井の「お前に」(そばにいてくれるだけでいいーーー)を吹かせて頂きました。
最後にNさんから「最近、日本は中国に対し卑屈になっているように思えるが、人民・共和国・革命・哲学・経済などの言葉は漢語だが中国から来たものではなく、日本人が工夫して作った言葉だ。このように、日本はもっと自信を持っていい」との言葉があり、来年3月の再会を誓い、解散しました。
因みに、Fさんから皆には、自作の俳句22首と城山三郎の「部長の最晩年」がプレゼントされました。
楽しい一夜でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする