生産緑地問題

NHKのネタドリで、生産緑地問題を取り上げた。

何でも、今年、生産緑地に対する税の優遇制度が切れるので、生産緑地を放棄する人が多いそうだ。

ゲストは、「農業は大事だ」とか、「子供達に食育の機会が無くなる」として、反対していたが、私は、違うと思う。

私の家の近所にも、沢山の生産緑地があり、散歩の途中で作物の出来栄えを見て、俳句にしたりしている。

しかし、ちょっと大きい目で見ると、全く違って見える。

首都圏では、沢山の就業チャンスがあるが、地方では農業以外のチャンスが少ないと言う現実を見なくてはならない。

沢山の就業チャンスのある地域に、敢えて優遇措置をして農業の継続を促すよりも、農業以外に就業チャンスの少ない地域を支援して、農業就業者を増やすことが本来の姿ではないか？

農業を産業の視点で考えて、その長期的あり方を考えるべきであろう。

参院選 最大争点に物価高が浮上（毎日新聞） ２２日に公示された参院選の一番の争点に…｜ｄメニュ...

https://topics.smt.docomo.ne.jp/topnews/politics/999/5cfc0bacf36c0a992baa9dcb55146807?utm_source=dmenu&utm_medium=rakutop&utm_campaign=main_01

物価上昇ーー選挙後が本番

最近スーパーマーケットに行くと、スマホ片手の人が目につきます。

スマホの電卓機能を使っています。

大分前から、テレビでもやっており、参議院議員選挙でも、争点になっているように、様々なものの値段が上がっています。

現実に、我が家の買い物は、大体毎回決まったものを買っていますので、レジで払う金額を見ていると、その値上がりが分かります。

公共料金は、銀行預金から引き落としにしていますが、現在のところ、こちらは値上がりしていません。

しかし、参議院議員選挙後は、こちらも間違い無く値上がりします。

フランスの選挙では、物価高で与党が大敗し、アメリカでも大統領の支持率が下がっています。

資源の無い日本の場合、円安とロシアのウクライナ侵略のダブルパンチが効いて来ますし、大量の国債のため、金利アップによる引き締めも使えません。

財務省と日銀は、経済界とも連携をとり、本気で物価対策を考えるべきです。

目の前の選挙だけを考える政治家主導は、国を崩壊させます。

貝塚の巨大円環木下闇

写真は、加曽利貝塚の北貝塚を取りまく道路の、木下闇です。

加曽利貝塚は、北貝塚（円環）と南貝塚（円環）の２つの巨大な円環が、８の字を書いています。

南貝塚の円環は、樹木が切られて、草に覆われていますが、北貝塚の円環は、椎の木や杉の樹木が沢山生えていて、坂道のあたりは、この時期、気持ちの良い木下闇になっています。

ただ、昨年暮れから、北貝塚の樹木も、かなり伐採されました。
貝塚の考古学的価値を考えると、伐採が意味を持つのか知れませんが、景色や散策と言う面から考えると、折角の樹木が伐られるのは残念です。

無味乾燥

今日、大崎駅前で、会社のＯＢ会の「書道展」と「写真展」があり、双方に知人が沢山出展していたので、暑さの押して出かけました。

どちらも、ベテランの人は、10年以上のキャリアで、素晴らしい出来映えの作品を見せてもらいました。

時間があったので、初めて、高輪ゲートウエイ駅で電車を降りて、駅の中を彷徨いてみました。

休日だからどうか知れませんが、ホームもホールも殆ど人影がありません。

ホールの売店は、完全無人販売だそうで、会計処理機の赤いランプだけが光っていて、不気味でした。

陸側は、開発途中で黒土が見えましたが、海側は巨大な電車区が広がり、その奥に品川の高層ビルが見えました。

総じて無味乾燥で、ぞーっとする気分でした。

７月1０日は、井伏鱒二忌です。
彼の作品の「駅前旅館」とその映画は、子供の頃、楽しく見ました。
人情味溢れたお話と光景でした。