笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

どんぐりの会、大変身!

2019-01-30 00:00:03 | 日記
今日は、昼から「第4回アートサロンどんぐり会」に参加しました。

参加者は、キャパシティの関係もあり、35名で、これまで同様でしたが、12名の演者の半数の6名が初出場で、しかも、皆さん大変な芸達者でした。
また、これまでに比べて、「色物」の芸が多く、どんぐり会の変身を感じました。

最初は、恒例のHさんグループのフラダンスです。
「カイマナヒラ」と「花」を踊られましたが、「カイマナヒラ」とは、ダイアモンドの丘と言う意味だそうです。

2番目は、初出場のSさんの詩吟「川中島」(鞭聲粛粛)でした。

3番目は、これまた初出場のsの「大江戸玉すだれ」です。(写真)
衣装と言い、口上と言い、プロはだしでした。

4番目は、私の篠笛でした。
新年初めてなので「一月一日」を吹き、春を招く「春よこい」、卒業を控えた「学園時代」、そして、3・11の復興応援歌「花は咲く」を吹かせていただきました。
歌詞カードを用意して、皆さんに歌っていただきました。

5番目は、これまた初出場のHさんの茶カリナでした。
台湾の楽器だそうで、二重構造の茶碗に穴が6つ空いている珍しい楽器(3000円位)でした。
「八十八夜」ともう一曲を吹かれました。

前半の最後は、iさんの脳トレで、首回しの後、「見上げてご覧夜の星を」を歌詞カード無しで、皆で歌いました。


休憩の後は、初出場のMさんの紙芝居「しりなりべら」でした。
初夢に関わる昔話ですが、
初めに「何故、一富士・二鷹・三茄子と、茄子の夢が目出度いのか?」の話がありました。
「茄子の花と親の意見は無駄が無い」と言うことからだそうです。

次は、恒例のYさんのハーモニカで、「この道」「湯島の白梅」「昴」をメドレーで演奏されました。

次は、初出場のKさんが、二胡で、「荒城の月」「蘇州夜曲」「星影のワルツ」のメドレーでした。
二胡の胴には、ニシキヘビが張ってあり、棹は黒檀で、弦を手前に引くと低音、押すと高音が出るそうです。

同じく初出場のIさんの手品は、服装・語り口とも見事で、W(笑い)O(驚き)K(感動)を目指して、様々な技を見せてくれました。

来月、詩吟の首都圏の決勝大会にでると言うmさんは、「太田道灌蓑を借るの図に題す」「静夜思」「楠公子訣図題」を朗々と詠じられました。

最後は、Sさんの朗読で、「むるだ」でした。
藁しべ長者に似たような出世話です。

皆さん、70歳は過ぎていると思われるのに、元気いっぱいです。


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17年ぶりの「同窓会」

2019-01-28 23:54:12 | 日記
今日は、昼から、国会の施政方針演説をテレビで見た。

民放は、何故か、あと2年後に解散するという中年アイドルの話が持ちきりで、珍しくNHKの国営放送らしさが見られた。(昨夜の相撲の途中のテロップや7時のニュースのトップで、この話題を取り上げたのは、全く頂けないが)

総理の演説は、教育ママに対して小学生が、「僕ね、国語では誰々君より何点良かったよ。算数は前より何点良くなったよ」などと報告しているのを聞いているようで、一国の宰相が天下国家を論じている演説とは、思えなかった。

国会が天下国家についての言論応酬の場ではなく、瑣末な数字の検証の場に成り下がってしまった。(役所の白書や月報に書いてある)

その原因を、野党がすぐに、「総理、総理」と迫ることを理由とする見方もあるが、基本的には、政府が様々な不祥事の責任を明らかにせず、言い逃れをこととする国会運営を続けていることによるものと考える。

その意味では、早口で、聴きにくかったが、河野外務大臣の外交演説の方が、格式があった。


夕方、東銀座に出掛けた。

17年前にコールセンターの仕事をしていた時代の仲間で、安全サービス会社のMさんが、支店長から本社の責任者に戻ったと言うので、そのお祝いを兼ねて、昔馴染みの5人で、食事をすることになったのである。

今もコールセンタービジネスの経営に関わっているNさん、nさん、KさんとMさん、私の5人である。

Kさんの馴染みの東銀座の静かなお店(写真)で、昔話をつまみにワインで旧交を温めた。

昔から気の置けないメンバーなので、長い間の時を感じさせない楽しい時間だった。

次回は、数ヵ月後、笹塚方面での再会を約して、別れた。


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大嘗祭と房総の関わり

2019-01-26 17:41:19 | 日記
ほぼ毎月、市原市五井駅前で、「房総古代道研究会」が開かれています。

房総の古東海道に関心のある私は、昨年夏にこの会を知り、昨年秋から参加しています。

第44回の今日のテーマは、同会の事務局長の山本勝彦さんによる「上総の国は高級麻織物の大国だった」でした。

話の概要は、次の通りです。(文責ー笛吹朗人)

1、律令制の調で、安房国や上総国に指定されていたのは、麻織物の中でも高級な物で、上総国には特に、「望陀布」と地域名(ブランド)を付した超高級品も求められた。

2、正倉院御物の中にも、上総の国からの高級麻織物が残されている。

3、752年4月9日の東大寺大仏の開眼供養の式典に使われた紅赤布は、上総国からの超高級麻織物である。

4、天皇が即位して最初の新嘗祭である大嘗祭の儀式を行う大嘗殿のとばり(仕切りの垂れ幕)は、延喜式には、上総国の望陀布が指定されている。
(現在、望陀布は生産されていないので、果たして、今年11月に予定されている大嘗祭では、どのような布が使われるのか?と言う観点から大嘗祭に注目している)

5、延喜式によると、遣唐使による唐の皇帝への献上品としても、望陀布が用いられた。

6、望陀郡家に近い菅生遺跡から、製糸、製織の工程で使われた用具が出土している。

7、万葉集の東歌や更級日記にも、上総国の麻織物に関わる記述がある。

山本さんは、自己紹介で、能登出身で、京葉工業地帯の化学工場で働いていた技術者だそうですが、科学者らしく、沢山の文献に当たられ、現地を訪ね、実体験で検証されている姿勢に感動しました。



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庭掃除はお任せ下さい。

2019-01-25 17:49:58 | 日記
今日は、我が家は、またもや初釜でした。

忘年会や新年会が、いろいろな組み合わせであるように、初釜も、いろいろな関係であります。

我が家でお茶事となると、私の役割は、庭掃除です。

今日は、「5人の特別なお客様」と言うことで、亭主から、殊の外念入りに掃除するように指示されました。

6時過ぎには起きて、顔も洗わず、家の前の道路を掃き、庭(猫に怒られるような、猫の額ですが)の掃除をしました。

まずは、箒で一面を掃きますが、前回、亭主から「蹲の周りに落ち葉が目立った」と注意されていたので、念入りにやりました。

特に、蹲の前や躙り口前の小石の中の落ち葉をしっかり取り除くため、ピンセットを使い、取り除きました。(写真)

更に、水打ちをしますが、道路、門、庭の木々、玄関に打ちます。
道路、門、庭の木々にはホースで撒きますが、玄関にはバケツから手で撒きます。

飛び石や玄関は、草履が汚れないように、モップで水分を吹きとっておきます。

門扉の汚れを雑巾で拭き取ります。

次に、蹲の中を亀の子束子で洗い、水をたっぷり張ります。

待合に使う濡れ縁を拭き、茣蓙を敷いて、末席に人数分の円座を置いて、その上に煙草盆を置きます。(煙草盆には、火の付いた炭を埋めた火付けを置きますが、タバコを吸うためでなく、「おくつろぎ下さい」と言うことだそうです)

躙り口の左手に、塵穴があります。
最後は、そこに、常緑樹の切り枝を入れ、覗き石に青竹箸を立て掛けます。
(掃除をしましたと言う印だそうです)

1時間半掛かりました。

朝食代わりのおむすびを食べて、会社のOB会の笛の教室に行きました。

昼までの練習を終えて、帰ってからは、板場に入りました。

特別のお茶事と言うことで、社中の方々3人の皆さんにお手伝いいただきましたが、文字通り「勝手を知っている」手前、焼き物(銀だらの粕漬け)は私が焼きました。

お茶事の最後には、亭主の指示で、笛の演奏(「京の夜」)をしました。

あがることもなく、吹けました。

良くやるよ。

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「一日一生」を読みました。

2019-01-22 20:51:22 | 日記
比叡山で、2回の千日回峰行を満行した酒井雄哉・大阿闍梨の著作(インタビュー)「一日一生」を読みました。

先日、テレビで紹介されていたので、買ってみました。

第1刷は2008年10月30日で、酒井師は2013年9月に亡くなっているが、私が買ったのは2019年2月10日の第28版で、帯には累計27万部突破とあった。

インタビューであるため、内容が聞き手の関心に左右されていて、仏教について知りたい人には、やや深みに欠けると思いました。

タイトルの「一日一生」とは、「一日を一生と思い、精一杯生きる。人生はその繰り返しである。」から取っている。

「あわてず、あせらず、あきらめず、無理をしない」で生きると言うことだ。

2、3時間で読める。
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