笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

渋谷で農場?

2013-03-31 00:37:38 | 日記
能を楽しんだ後にEさんと一杯やりました。

渋谷駅近辺を探していたら「塚田農場」と言う看板に目が行きました。

店に入って見たら、若い店員がとても元気でした。

メニューを見ると料理もユニークでした。

焼き百合根は圧巻でした。大きな百合根を二人で喧嘩しないように切ってくれました。

焼きキャベツも切ってくれましたが、旨いし量も有って経済的でした。

中でもチーズつきのパンは、目の前で大きなチーズを焼きながらパンにチーズが落ちると言うものです。

とにかくイベント性がたっぷりでしたので、店は満席です。

テーブルチャージを払ったら、写真のようなデザートが出されました。

あちこちにお店が有るようですが知りませんでした。

お値段もリーゾナブルでした。
おすすめです。
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羽衣と正尊

2013-03-31 00:10:34 | 日記
今日は、今月二回目の能楽堂通いでした。

異業種交流の勉強会のAさんの紹介で知り合いになったKさんの趣味が能、それも見るのでなく自ら舞う、と言うことでした。

私が、たまたま「この3日に二人静を見に行った」と話したら、「30日は空いますか?」と言うことで、貴重なチケットを二枚送って下さいました。

渋谷・松涛の観世能楽堂で、演目は木月孚行の「羽衣」と観世清和の「正尊」と言う豪華版です。

家内は3日もほとんど寝ていたこととお茶の稽古日でもあったことから、会社の同期のEさんを誘いました。

インターネットで内容を調べたところ「羽衣」は三保の松原の羽衣伝説であり、現代語訳の台詞もわかりました。

しかし、「正尊」の方はあらすじだけで、台詞がわかりませんでした。

東急本店でEさんと落ち合い、能楽堂に行きました。

「羽衣」は、綺麗な装束でゆったりとした優雅な舞いで、人間国宝の一噌仙幸の笛も心にしみました。

「正尊」は、頼朝による義経討伐の話ですが、始まって直ぐにあっ!と息を飲みました。

なんと、二人目に真っ赤な衣装の小さな子供が静静と舞台に入って来ました。

急いでプログラムを見たら、「静(子方)」と有りました。

鎌倉からの刺客、土佐坊正尊が打ち手ではないことを示すため起請文を読み上げたことから義経は静に舞を一さし舞わせます。

つまり、先ほどの子方が10分近くも舞台一杯に舞いました。

最後のクライマックスは、両方で10人以上もの役者が舞台上で斬り会いをやります。

とても満足して能楽堂を後にしました。
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すぐやらない店

2013-03-29 11:24:06 | 日記
昨日の夕方、家内と散歩の途中に近所のドラッグストアに寄り、何だかんだで1万円以上の買い物をした。

家内がレジを終える迄、私は店の外で待っていた。

ところが、レジを終えた家内が、店の前に出てきたとたんに前のめりに転んだのです。

慌てて近付くと、額と頬に傷が出来、出血しています。

なんと、店からの出口に車止めが有り、それに躓いたのです。

元々、悪い頭でそろそろ耄碌が始まるかも知れませんが、それでも心配なので携帯から救急車を呼びました。

救急車が着くまでの間、店員さんがオキシドールで消毒して絆創膏を貼ってくれました。

同時に「この場所に車止めがあるのは危険だ。おっちょこちょいではあるが、現実にこのようにケガする事態が起きたのだから、速やかに対処したほうが良い」と伝え、彼女も「直ぐに何とかするようにします」と答えた。

以前家内がマンモグラフィーでお世話になったことのある近くの病院に運ばれました。

パニックになっていたのでしょう。課内の血圧が190も有りました。

混んでいて1時間待ちだったので、救命救急の専門看護師をしている娘とメールで連絡をとり、「CTを撮って貰うように」とのアドバイスを貰いました。

頭のCTと左手、左膝のレントゲンの結果は、「今日の所は異常はない。今夜から明日にかけて意識や体調に変化が出ないかご主人がチェックしてください」と言うことで、タクシーで家に戻りました。

私がうどんを茹でて遅い食事をして寝ました。

今朝は、家内は何時もと同じ時間に起きて、傷の手当てをしょうとしたら、フルコート軟膏とバンドエイドが見当たらない、と言うことで、私が昨日の店迄買いに行きました。

車止めの辺りの状態は昨日と変化がありません。

レジを終えてから、店の責任者を呼んで貰いました。

「昨日、夕方、この店に救急車が来たのを聞いてますか?」と聞くと、「いや、知りません」とのこと。

「え?、引き継ぎはなかったのですか?」と聞くと、「はい」との返事。

店先まで出てもらい、昨日の一部始終を説明して「もし、家内に何かが有ったら、この店を訴えることになっていた。現実にこういう事が起きたのだから、直ぐに対処してほしい。それにしても、引き継ぎが無いと言うのは、経営的に問題ですね」と苦言を呈して来た。

直ぐやらない店では、客が困る。
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土筆

2013-03-28 10:55:48 | 日記
朝の散歩道である小川の土手に、土筆が沢山出ていました。

タンポポも可憐な花を付けていました。

春です。

ただ、気がかりなことが有ります。

今頃になると本当は、小川の両岸のあちこちの藪の前で、雉がケーンと言う独特の甲高い声で鳴くはずなのですが、今年はその数が極めて少ないのです。

桜の花は気温の累積で開くそうですが、鳥は違うのでしょうか?

そういえば、高校の生物の授業で、ウグイスは目から入った光が脳の下垂体に届くと、そこから生殖腺刺激ホルモンが出て、その結果メスを呼ぶために鳴くようになると習いました。

もし、雉が鳴くのも同じ理屈だとしたら、雉が鳴くまでの光の量になっていないと言うことかな?
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「脱原子力社会へ」を読むー4

2013-03-26 00:41:05 | 日記
グローバルジャパンの提言

第一生命の森田会長を責任者にして経団連が作った「2050年のシュミレーションと総合戦略」が自公政権のシナリオであるとおもう。

その中でエネルギー問題につい
ては、次の4点が提起されている。
(1)「総合的」(反原発と原発推進の2原論でなく)、「漸進的」(急速なポートフォリオの変化は副作用がある)「効率的」(コスト最小化)の3原則を踏まえた対応

(2)望ましい電源ポートフォリオの実現に当たっては、様々なリスクに対応した分散化とコスト効率性を両立させよ。

(3)原発問題に対しては、炉齢を重視した冷静な稼働判断を行い、省エネ、コジェネ、節電で資源輸入国の制約を緩和せよ。(福島事故は、津波対策の欠如、老朽化の放置という2つの問題が重なったためで、いずれかの問題をクリアーしていた原発は事故にならなかった)

(4)スマートメーター導入と供給区域の広域化で電力の安定受給を実現せよ。

私の見る限り、ここでも、本質的問題である、「使用済み核燃料問題」は議論の対象とされていない。

(参考書籍)
「原子力のコスト」(大島堅一;岩波新書)
――原発の直接経費以外に地域対策費などが沢山かかっており、また、事故対策費などが見られていないことから、本当のコストは極めて高いことを主張。

「グリーン資本主義」(佐和隆光;岩波新書)――温暖化問題対策が新たな経済再生につながる、と言うものである。原子力については、問題点有とはしているが、突込みはない。

「原子力村を越えて」(飯田哲也・佐藤栄佐久・河野太郎;NHKブックス)――政治的立場を異にしながら「反原発」で一致している3人が、それぞれの立場で書いたものの寄せ集め。飯田の議論は、科学者らしくない。佐藤の話しが参考になる)

「低炭素経済への道」(諸富徹・浅岡美恵;岩波新書)
――3.11の前に、CO2問題を中心に書かれた本であるが、239ページの中で、原子力発電について書かれているのは、3か所、9行である。
「原子力発電は安全性の問題や膨大な放射性廃
棄物の最終処理費用等の問題があるため、火力発電所を原子力発電所で代替することは望ましくない」とあるが、具体的記述でなく、説得力に乏しい。

「エネルギー転換の経済効果」(小野善康;岩波ブックレット)
――「原発から再生可能エネルギーへの転換は日本経済に過度の負担をしいる」という考えに対する反論。
不況期には、新たな産業への転換は逆に雇用や経済発展をもたらすから、今がチャンスだというもの。
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