笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

笛の稽古

2011-11-27 15:19:46 | 日記
今日は、朝からカルチャーセンターの笛の教室に行きましたので、稽古の模様をご紹介します。稽古は、まず「おはようございます」の挨拶の後、身体を解す為に皆で声を出しながら軽い体操をします。次に気分を解しつつ笛に集中して行く為に、一人一人が順番に笛に纏わる近況報告をします。この時にお土産が頂ける時がありますが、今日は写真のように、とりわけ沢山有りました。Sさんからは「自宅の庭で取れた物です」と言って富有柿が、Nさんからは「先日、群馬にいった際、高速のパーキングで買った物です」と言われて太助饅頭が、そしてYさんからは「東北へ観光ボランティアに行って来ました」ということで伊達絵巻というお菓子が配られました。持ち帰ります。和やかな気分になったところで笛の稽古に移ります。
稽古の最初は、2月の発表会に1番弟子のIさんの笛に皆が手分けして太鼓を叩くことにしているお囃子です。Iさんは本物の笛ですが、私達は太鼓の代わりにテーブルを、撥の代わりのハリセンで叩きます。「テンツク テンツク テンテン ドコドン」等と唱歌を口ずさみながら叩きますが、リズミカルに叩くのはなかなか難しいです。
「昇殿」、「鎌倉」、「屋台、「四丁目」と言う曲を、先生の注意を受けながら何度かやり直し、次回までの修正点が指示されました。私の分担は「昇殿」のしめ太鼓です。「屋台」や「四丁目」は凄く難しいです。
次は、各人の進み具合に合わせて与えられている課題曲を、一人ずつ順に吹きます。家で何度も吹いて来ているものの先生の前で、皆さんが耳をすまして聴いているので、とても緊張します。私は「竹田の子守り唄」の第1パートを吹きました。第2パートはベテランのNさんにお願いし、時間前に二人で三回合わせたので呼吸が合った演奏が出来た積もりでしたが、先生から「笛の音色が合ってません。吹く前に六の音で合わせるようにする事」と注意がありました。お互いに笛をカリ気味にしたり、メリ気味にしたりして演奏し直しました。次回はパートを入れ替えて同じ曲を吹きます。他の人が吹いている間は、曲を聞きながら楽譜を目で追いかけます。先生の注意やアドバイスが有ったら、楽譜等にメモを書き込みします。自分がいずれその曲を吹くときのためです。こうして、約2時間の稽古は、「ありがとうございました」と一礼をして終わります。
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