笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

蕎麦こね鉢

2011-11-21 11:08:09 | 日記
美味しい蕎麦は、三たて(牽きたての粉で、打ちたての蕎麦を、茹でたてに食べる)に限ると言います。お店に石臼があり、打ち板が有っても、殆どのお店では朝、粉を牽き纏めて蕎麦を打っていますから、打ちたてをたべるのは難しいです。その点、自宅で蕎麦を打てば、粉さえ新鮮なものが手に入れば、打ちたて、茹でたての蕎麦が食べられます。来月初めに、笛の仲間が集まって我が家で「蕎麦打ち会」をすることになりました。
以前、会社に勤務していた時代には、何だかんだと理由を付けては、いろんな人が我が家に集まってしばしば「蕎麦打ち会」をやっていましたので、こね鉢、伸ばし板、麺棒、麺切り包丁など蕎麦打ち道具一式を持っていました。しかし、退職時に「これからはそういうことは無いだろな」と思い、「是非とも蕎麦打ちを覚えたい」と言う人が居たため、道具を纏めて譲ってしまいました。家内からは「どうして私に相談も無しにそういうことをするのよ」とコテンパンに叱られ、先々に不安を感じました。
それからは、蕎麦打ちも家族だけなので、小振りの伸ばし板と麺棒を買い、こね鉢の代わりはボールを使い、麺切り包丁の代わりに普通の包丁でやっていました。こね鉢はボールでも不自由しませんでしたが、包丁は蕎麦が上手く切れず困りました。ところが、偶々先だって、ひょんなことで新しい麺切り包丁が手に入りました。
そこで、今回の「蕎麦打ち会」を機に蕎麦こね鉢を揃えることにしました。
ネットで会津若松市の蕎麦道具屋さんを探して、前より少し大振りの鉢(直径54cmで大会用と書いてあるのが気に入りました)を頼み、「私は、昭和46・47年に、会津若松で働いていたことがあります」(これは本当のことです)と伝えました。
写真は、昨日宅配便で届いた蕎麦こね鉢です。
さりげなく最新号の地元新聞紙が同封されていて、お店の心配りに感動しました。(新聞は同封されていた物ですが、柿は昨日偶々、家内のお茶の仲間が持って来てくれた「会津身知らず柿」です。毎年、皇室に献上されている旨い柿です。)
益々、「蕎麦打ち会」が楽しみです。初めて蕎麦打ちを体験する皆さんが楽しんで頂けるよう、しっかり心を込めて準備したいと思います。
コメント (1)
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