ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

飲食業セミナー IN 神戸

2006年11月23日 | お金の話
昨日の午後は、神戸商工会議所主催で、飲食業向けセミナー「強い飲食店のつくり方」
の講師を務めました。

約50名の参加でした。

このセミナーは、うちのお客様で多業態の飲食店をチェーン展開されている社長が
企画されたもので、複数の講師が飲食店経営についてワンポイントレッスンする形態。

私はその中で「オーナーのお金を残す力の身につけ方」について担当しました。


飲食店も、歯科医院と同様、宿命的にお金が残りにくい経営構造になっています。

何故なら、大資本ビジネスだからです。

電話・机・パソコン・コピー機さえあれば、我々会計事務所の商売は最低限でき
ます。

しかし、飲食店はそうはいかない。

内装、厨房機器、テーブル、レジなど設備投資が多額にのぼります。

そして、飲食業界は何といっても、開廃業率が高い。

歯科医院の開業ラッシュもすごいものがありますが、飲食店の場合は開業率とともに
廃業率がものすごく高いのです。

つまり、簡単に市場参入できるが、競合状況が大変厳しく、すぐに市場からの
退場を余儀なくされます。


ですから、まずは稼ぐ力を身につけることが先決ですが、お金を残す力も身につけ
なければ、消費者ニーズにスピーディーに対応するための設備投資をタイムリーに
に行うことが出来なくなる。

その結果、厳しい競争環境から脱落してしまう…

そういう例を私も過去に色々見てきました。


飲食業界には、職人肌の経営者がたくさんいらっしゃいます。

確かに、飲食業は美味しいメニュー開発が大前提ですが、それだけでは絶対成功でき
ません。

経営者として、お金に関する嗅覚を研ぎ澄まさなければならない。


そこで昨日は、飲食業界に特化した財務戦略論として、消費税対策・他業態進出
の際のローリスク経営法などのお話をさせてもらいました。


また、うちのお客様でフェラーリ好きなカリスマシェフの経営者がいらっしゃる
ように、外車好きな方が飲食業界は多いようなので(?)、中古の4年落ちベンツ
のお話もおまけでさせてもらいました(笑)

飲食店オーナーの皆さん、お金を残す力をしっかり身につけて、厳しい競争環境を
是非とも勝ち抜いて下さいね!


《追記》

先週末に娘の風邪がうつってから、連日のセミナーも重なって、喉の調子が
今メチャクチャ悪い…

昨晩も大阪難波でお客様のオーナー社長との会食があり、二次会の店でカラオケを
歌わされた(?)のですが、自己採点は50点…(笑)

その店では、何とカラオケの自分の歌をCDに収録してプレゼントしてくれる
というサービスがあったのですが、喉がベストな状態ではないため、丁重に
お断りしました(笑)

来月の忘年会でしっかりリベンジを果たさなければ…(ニヤリ)









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