ファイト一発!税理士イワサの社長応援ブログ

税理士の岩佐孝彦が社長に“元気”と“勇気”をお届けするブログです。

最大の味方は“紙”

2007年11月07日 | 独り言
今日は日中、会社分割のスキームを活用してグループ経営を推進中のお客様の取引銀行
に訪問しました。

●改善レベルではなく、改革レベルで財務戦略を実行する

というスローガンのもとに、ダイナミックに組織再編を行うシナリオです。

プレゼン資料をバッチリ作成して、会社分割に至った主旨のご説明に臨んだ甲斐あって、
銀行にもしっかり理解して頂きました。


税理士としてお客様のご支援をしていると…

●税理士=税務署折衝代行業

もしくは

●税理士=銀行折衝代行業

なのかと思ってしまいます(笑)

つまるところ、経営者にとってお金を守るとは、税務署&銀行と上手に付き合うことに
行き着くんですね。

いつも痛切に感じるのは、税務署に対しても、銀行に対しても…

●最大の味方は“紙”

ということです。

決算申告書という紙は法律でフォームで定められていますが、説明ツールやプレゼン資料
は定められたフォームはありません。

だからこそ、この紙の作り方が腕の見せ所になるわけですね。


そして、夜は大阪産業創造館にてセミナー講師を務めました。

タイトルは…

●小さな会社に絶対必要な財務の知恵 「会社のお金の流れをこう変えよう!」


今日は、4回シリーズの第1回目でした。

定員35名満席でした。ご参加の方々には厚く御礼申し上げます。

そして、今日は2ヶ月前に出版した拙書をご参加の方全員に特別に贈呈させて頂き
ました。

主催者の大阪産業創造館様には長くお世話になっておりますので、御礼の証に
今回のセミナーの補助教材として配布して頂きました。

明日から東京出張に行ってきます!

今日も人生というマラソンを楽しみましょう!





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
立場? (じぶけん)
2007-11-13 10:12:00
こんにちは!じぶでございます!
ご教授ありがとうございました。

丁度、増資を検討しているので合わせて、顧問事務所の担当者に尋ねたところ以下のコメントがきました。


____________コメント________

増資は、内部留保を厚くし、
資本金増加による財務の安定を図り、
取引上のメリットを出す、ということがありますね。

子会社設立は、おおきく次のメリットが考えられます。
①部門の損益を明確に区分できます。
②会社を2つにすることで、利益を分割し、法人税を軽減できる
  可能性があります。
③経費を分割することができます。

子会社設立のデメリットとしては、
①通常は売上高が減りますので、決算書上望ましくありません。
②増資とは性質を異にします。財務安定を見せる効果はありません。
③取引が複雑化するので、(人的)コストが増加する可能性がある。
④ちなみに、顧問料は別途になります(笑)

・・・と、いったところでしょうか。
子会社設立と増資とは目的が異なるものと思います。
社長の中で、どういった会社組織にしたいのか、
というありたい姿、を前提に考える方が宜しいかと存じます。

________ここまで____________

目的は、【組織のお金を残す】:自由になるお金を残す
会社組織のありたい姿は、自由に変化できる組織で強い会社(内部留保がたっぷりあってあくまでも同族会社:理想はサントリー)

一度、ご相談したいです。(笑)
返信する
問題解決 実行あるのみ (じぶけん)
2007-11-15 23:42:03
岩佐さま

昨日の講座で問題は解決しました。
実行あるのみです。

金融機関にも裏を取りました。
やらなければ、残れない・・・

感謝します。

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