今年もモラロジー研究会は、全国で「道徳教育の新たな充実をめざして」をテーマに「第56回道徳教育研究会」を開催します。その中で、大阪市では、今年の採択期間中に中央区開催では、東京書籍の小学校道徳教科書の執筆者である押谷由夫氏(武庫川女子大学教授)が、東淀川区では日本文教出版の小学校道徳教科書の執筆者である服部敬一氏(大阪成蹊大学教授)が、それぞれ講師になっています。
これらは教科書採択の公正性、行政の中立性の原則に反します。
私たちは、大阪市教委に「後援」の撤回を求める要求書を提出しました。
■大阪市教委へのモラロジー研究所主催「第56回道徳教育研究会」の「後援」の撤回を求める要求書
子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会
今年、公益財団法人モラロジー研究所は、「道徳教育の新たな充実をめざして」をテーマに「第56回道徳教育研究会」を全国82カ所(4月1日現在)で開催し、大阪市内では6月26日に中央区、6月27日に東淀川区で行い、現場の教員に参加を呼びかけています。同研究会は大阪市と大阪市教育委員会が「後援」までおこなっています。
大阪市中央区・東淀川区での開催は、どちらも今年度採択対象となっている道徳教科書の執筆編集者が講師を務めることになっています。中央区では、東京書籍の小学校道徳教科書の執筆者である押谷由夫氏(武庫川女子大学教授)が、東淀川区では日本文教出版の小学校道徳教科書の執筆者である服部敬一氏(大阪成蹊大学教授)が、それぞれ講師になっています。
2つの研究会は、小学校教科書採択の時期であり、ちょうど選定委員会や調査委員会、現場教員による教科書の調査研究の真っ最中です。そのような時期に、特定の採択対象教科書の執筆者が講師を務める研究会を教育委員会が「後援」することは、特定の教科書会社への便宜供与そのものであり、教科書採択の公正性、行政の中立性の原則に反します。
大阪市と大阪市教育委員会は、以下の要求内容に対して速やかに文書回答するよう求めます。
<要求内容>
1.大阪市と大阪市教育委員会は、モラロジー研究会「第56回道徳教育研究会」への「後援」を取り消してください。
2.同研究会において、大阪市教育委員会(部署)の肩書きで来賓として参加したり、「あいさつ」を行ったりしないでください。
以上
■今年のモラロジー研究会の「第56回道徳教育研究会」の予定を以下にお知らせします。今年の採択関係者(教科書執筆者、教育委員会など)が講師となっている地域では、教育委員会の関与について調査してください。教育委員会が「後援」している場合や、来賓として参加している場合、来賓あいさつする場合、講師になっている場合などいろいろあります。
教育委員会の関与の実態を明らかにし、関与してい場合は、撤回と抗議を呼びかけてください。
■今年度のモラロジー研究会主催の「第56回道徳教育研究会」の予定(2019年4月1日現在)
https://www.data-box.jp/pdir/724f4249ee7d406baaf3a13b92f98fdc
これらは教科書採択の公正性、行政の中立性の原則に反します。
私たちは、大阪市教委に「後援」の撤回を求める要求書を提出しました。
■大阪市教委へのモラロジー研究所主催「第56回道徳教育研究会」の「後援」の撤回を求める要求書
子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会
今年、公益財団法人モラロジー研究所は、「道徳教育の新たな充実をめざして」をテーマに「第56回道徳教育研究会」を全国82カ所(4月1日現在)で開催し、大阪市内では6月26日に中央区、6月27日に東淀川区で行い、現場の教員に参加を呼びかけています。同研究会は大阪市と大阪市教育委員会が「後援」までおこなっています。
大阪市中央区・東淀川区での開催は、どちらも今年度採択対象となっている道徳教科書の執筆編集者が講師を務めることになっています。中央区では、東京書籍の小学校道徳教科書の執筆者である押谷由夫氏(武庫川女子大学教授)が、東淀川区では日本文教出版の小学校道徳教科書の執筆者である服部敬一氏(大阪成蹊大学教授)が、それぞれ講師になっています。
2つの研究会は、小学校教科書採択の時期であり、ちょうど選定委員会や調査委員会、現場教員による教科書の調査研究の真っ最中です。そのような時期に、特定の採択対象教科書の執筆者が講師を務める研究会を教育委員会が「後援」することは、特定の教科書会社への便宜供与そのものであり、教科書採択の公正性、行政の中立性の原則に反します。
大阪市と大阪市教育委員会は、以下の要求内容に対して速やかに文書回答するよう求めます。
<要求内容>
1.大阪市と大阪市教育委員会は、モラロジー研究会「第56回道徳教育研究会」への「後援」を取り消してください。
2.同研究会において、大阪市教育委員会(部署)の肩書きで来賓として参加したり、「あいさつ」を行ったりしないでください。
以上
■今年のモラロジー研究会の「第56回道徳教育研究会」の予定を以下にお知らせします。今年の採択関係者(教科書執筆者、教育委員会など)が講師となっている地域では、教育委員会の関与について調査してください。教育委員会が「後援」している場合や、来賓として参加している場合、来賓あいさつする場合、講師になっている場合などいろいろあります。
教育委員会の関与の実態を明らかにし、関与してい場合は、撤回と抗議を呼びかけてください。
■今年度のモラロジー研究会主催の「第56回道徳教育研究会」の予定(2019年4月1日現在)
https://www.data-box.jp/pdir/724f4249ee7d406baaf3a13b92f98fdc
杉中氏は、堺市の元教諭、指導主事を経て、四天王寺大学に勤めており、現在も市の道徳研究会や学校指導助言などに入り、教育委員会とズブズブの関係です。
この関係性で教科者採択が決まるということは、子どもたちにとって良いことなのかどうか疑問です。