goo blog サービス終了のお知らせ 

子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会

大阪で教科書問題にとり組む市民運動の交流ブログ

6.1「愛国」「自己犠牲」「ルールへの従属」 これでいいのか!?より良い教科書を子どもたちに!全国集会

2019-04-21 10:15:35 | 集会案内
集会案内です。ぜひ、ご参加ください。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

2019年小学校教科書採択
「愛国」「自己犠牲」「ルールへの従属」 これでいいのか!?
より良い教科書を子どもたちに!全国集会

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

■日時 6月1日(土)13:30 開場13:00
■場所 エルおおさか 6階大会議室
■内容 
 ◆検定結果と小学校教科書の問題点(パワーポイント)
 ◆公正な教科書採択を歪める教育再生首長会議との闘い―東大阪からの報告、他
 ◆各地からの報告
 ◆方針提起―採択制度の民主化、学校現場の意見の反映のための取り組みを!
■資料代:800円(学生・しょうがい者無料)
■主催 「戦争教科書」はいらない!大阪連絡会
■問い合わせ mailto:iga@mue.biglobe.ne.jp

<呼びかけ>
社会科―領土問題で日本側の一方的な主張を記述 

文科省は全社に「北方領土」「竹島」「尖閣諸島」は「日本固有の領土」、「北方土」「竹島」はロシア、韓国が「不法に占拠」、「尖閣諸島」には「領土題は存在しい」と書かせました。しかし、これら三つの領土問題は、かっての日本の侵略戦と深く関わっています。それを教えず、また相手国の主張も教えずに日本側の主だけを教えれば、相手国への反感を煽ることにしかなりません。領土問題は戦争きっかけにもなりやすく、このような一方的な教え方は非常に危険です。
 小学校社会科には「つくる会」系教科書はありませんが、東京書籍は平和主義ページに憲法9条がなく、逆に「日本の平和と安全を守っている」と自衛隊を強し、「改憲議論を呼びかける安倍首相」の写真まで掲載しました。福島原発事故にいても「復興」を強調し、安倍政権の期待にもっとも応える教科書です。

道徳は再び採択替え

(1)各社が批判を浴びた教材を削除―市民の意見が反映
 教育出版は5年「下町ボブスレー」(安倍首相の写真掲載)、2年「れいぎ正しいいさつ」(お辞儀が先か言葉が先か)を削除し、東京書籍は1年「にちようびのさぽみち」(パン屋を和菓子屋に)、4年「しょうぼうだんのおじいさん」(おじさんおじいさんに)を削除しました。
 これらは2年前に私たちが厳しく批判した教材です。他方、私たちが良い教材評価した「子どもの権利条約」や「世界人権宣言」などが、光村図書以外にも掲されました。市民の意見・世論の関心が教科書会社に一定の影響を与えた結果です。

(2)教育出版―礼儀重視、偉人伝、日本自慢の多さは相変わらず突出
 貝塚茂樹氏ら日本会議系が作成した教育出版に「愛国主義」教材が多いのは変りません。偉人伝もさらに増えました。皇室と伝統文化のかかわりを強調し、子もたちに天皇への親しみを持たせようともしています。

権力に忠実な国民づくり・戦争をする国の「愛国兵士」づくりのための教科書はいらない! 
 
教科書をめぐる状況は今、安倍長期政権、日本会議などの右派とのせめぎあい中にあります。その中で、大阪市では採択区の細分化も実現させました。少しでましな教科書を採択させるために市民の力がますます必要です。6月1日(土)の国集会に多くの皆さんが参加して、各地でどう取り組むかをいっしょに考えてくさい。
 



12/8 「愛国」と「自己犠牲」の道徳教育を許すな!全国集会

2018-10-07 14:24:39 | 集会案内
集会の案内です。ぜひ、ご参加ください。

「愛国」と「自己犠牲」の道徳教育を許すな!全国集会
―2018年、中学校道徳教科書採択の総括と今後―

■日時:12月8日(土)13:00開場 13:30~16:30
■会場:エルおおさか 大会議室
■内容:
(1)今年の中学校教科書採択の総括
(2)解説 「日本教科書」と日本会議 上杉聰さん
(3)小中学校道徳教科書の問題点と学校現場~道徳の教科化にどう対抗するか 
(4)全国各地からの発言       
■主催「戦争教科書」はいらない!大阪連絡会

資料代:800円(学生、しょうがい者無料)

■集会呼びかけ

大阪府では「日本教科書」「教育出版」の採択を阻止!

 今年の中学校道徳教科書採択では、私たちは日本会議系が作成した「日本教科書」と「教育出版」は採択させてはならない教科書であることを広く伝えました。各地の市民たちが学習会・市民アンケート・教育委員会採択会議の傍聴などに取り組んだ結果、これらの教科書は大阪府では採択されませんでした。
 全国的には「日本教科書」は栃木県大田原市、石川県小松市・加賀市でしか採択されませんでした。同教科書は惨敗を期したのです。「教育出版」は名古屋市や東京都品川区など一定の地区で採択されましたが、昨年の小学校道徳教科書で「教育出版」を採択した沖縄県那覇地区や東京都武蔵村山市などで「教育出版」を阻止したのは市民運動の力が発揮された結果でした。
 他方で、大阪市では「廣済堂あかつき」が採択され問題を残しました。「廣済堂あかつき」は「日本教科書」「教育出版」同様、子どもに22の徳目ごとに5段階の自己評価をさせており、徳目に意図的に誘導する教科書です。また教材の文章が長く文科省の言う「アクティブラーニング」にさえ向いていません。
 8社の教科書はどれも問題があります。今後は小学校同様、各社の教材をよく吟味し、「愛国心」や「自己犠牲」の刷り込みなど、子どもに与える悪い影響を最小化する取り組みを現場でやらねばなりません。

2019年の小学校教科書採択、2020年の中学校教科書採択に向けて取り組みを!

 小学校教科書には「つくる会」系教科書はありませんが、学習指導要領の改悪により社会科を中心にして、愛国主義的な教科書が増えつつあります。
 中学校教科書には育鵬社、自由社の歴史・公民教科書があります。育鵬社は大阪府では大阪市・東大阪市・四条畷市・河内長野市・泉佐野市で採択されており、中学生の5人に一人が学ばされています。2020年はこれらの5市で育鵬社採択を絶対阻止しなければなりません。
 育鵬社は全国的には5%の採択率で、毎年赤字を出しています。そのため道徳教科書は発行できず、経営的にかなり追い詰められています。安倍首相の肝いりで強引に進められてきた歴史・公民教科書の発行ですが、日本教育再生機構は2017年以来、機関誌も発行できていません。そのうえ、教育再生首長会議が日本教育再生機構に公費から多額の金を投入していたことが暴露され、石垣市長は八重山の市民から告発されてもいます。八木秀次氏や「日本教科書」が教育再生首長会議から特別な便宜供与を受け、違法な宣伝活動をしていたことまで明るみに出て、日本会議の20年来の教科書運動の破たんが明確になりました。
 私たちが作りだしたこのような状況をさらに一歩進め、安倍内閣の「愛国兵士づくりのための教科書改悪」を断固阻止しなければなりません。そのために12.8集会に多くのみなさんが参集し、共に来年に向けての態勢を整えてくださることを呼びかけます!

9・8『愛国心を教えることは必要か?』(守口市)

2018-09-08 09:17:15 | 集会案内
いよいよ今日です。小さな規模の集会ではありますが、興味と時間がお有りの方は、ぜひご参加ください。

集会『愛国心を教えることは必要か?』
明日9月8日18時から(講演は18時半から)
守口市中部コミュニティセンター、会議室12にて
主催:もりナビ(守口から平和と民主主義を考える会)
ゲストスピーカー:
丁章さん(詩人、東大阪で教育を考える会)
「無国籍者の視座から見える愛国心」
岡本朝也さん(未来のための歴史パネル展共同代表)
「“僕らのナショナリズム”をなんとかいたい」
参加費:500円
併設:未来のための歴史パネル展
《集会趣旨》
 今年から実施されている「道徳」の教科化。教科書検定を通過した道徳の教科書は、「愛国心」に満ち溢れています。
 道徳教科書の中には「日本教科書」「教育出版」のような国家主義色の強い教科書もあれば、人権を尊重する姿勢のある教科書もあります。しかし第1次安倍政権によって改正された教育基本法第2条第5には教育の目的として「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」とあるために、愛国心を教える教材があるという点で、どの道徳教科書も一致しています。
 一方、今年発売された、ヘイトスピーチに対抗して正しい歴史認識を広めるためのパネル展を主催する日本人の岡本朝也さん、おふたりのゲストスピーカーをお招きして、道徳教科書採択の結果を考える集会を開催します。
 学校で子どもたちに「愛国心」を教えることの意味を、改めて問い直したいと思います。




5.19「愛国兵士づくり」のための道徳教科書を許すな!全国集会

2018-04-30 08:02:26 | 集会案内
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
     2018年、中学校道徳教科書採択
「愛国兵士づくり」のための道徳教科書を許すな!全国集会
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

■日時 5月19日(土) 開会13:30 開場13:00
■場所 大阪市立中央区民センター ホール
     地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」下車5分
■内容
 □パワーポイント 「各社の中学校道徳教科書の検討」
 □解説「日本教科書株式会社と日本会議の動向」(仮)
 □全国各地から報告
 □方針提起
■主催 「戦争教科書」はいらない!大阪連絡会
■問い合わせ iga@mue.biglobe.ne.jp

<集会への呼びかけ>

◆中学校道徳教科書は「愛国主義的」教科書が2種類
 今年の夏に採択される中学校道徳教科書は8社から出ています。中学校道徳教科書を発行すると言っていた日本教育再生機構は、社会科のように育鵬社(フジ・産経グループ)からは発行できず、「日本教科書株式会社」から発行しました。これによって、「愛国主義的」道徳教科書は、貝塚茂樹氏ら日本会議のブレーンと見られる人物たちが作った教育出版の中学校道徳教科書と、「日本教科書株式会社」の中学校道徳教科書の2種類になりました。

◆「日本教科書株式会社」はヘイトスピーチ本を出している晋遊舎の事実上の子会社
 「日本教科書株式会社」は日本教育再生機構の理事長である八木秀次氏が代表になって作られた会社です(2017年9月1日に武田義輝氏に交代)。現在、「日本教科書株式会社」は東京の晋遊舎ビルの一角にあります。代表の武田義輝氏は晋遊舎の会長でもあり、両社は事実上一体の会社です。晋遊舎は2005年から『嫌韓流』などいわゆる「嫌韓本」を多数出し、韓国・朝鮮人や中国人へのヘイトスピーチをまき散らしてきました。また児童のセクハラ漫画も多数出してきました。このような人権侵害の出版物を出している出版社が、名前だけ変えて「道徳」教科書を出すなど悪夢としか思えません。「日本教科書株式会社」のHPでは「よい教材」「よい授業」など、一見もっともらしいことが掲げられていますが、彼らに「道徳」を語る資格があるのでしょうか?
  八木氏は2017年の8月の講演会で「小学校道徳教科書は期待外れ」と語っていました。そのため「日本教科書株式会社」の道徳教科書は、もっと“自己責任”“自己犠牲”“愛国心”を強調し、日本会議が求める道徳教科書になっています。そのうえ、道徳の22の徳目を習得できたか、子どもたちに項目ごとに4段階で自己評価までさせています。
 教育出版は偉人伝が多く、外国人の口を借りて日本賛美をするのは小学校道徳教科書と同じです。また「「心かがやき度」と称して子どもたちに自己評価(3段階)させるのは日本教科書と同じです。
 日本教科書も教育出版も、安倍政権が求める徳目を巧妙に刷り込み、子どもたちを「愛国兵士」に仕立てる教科書であり、絶対に採択してはならない教科書です。

◆ただちに「愛国主義」的道徳教科書採択阻止への取り組みを!
 昨年の小学校道徳教科書採択において、私たちは大阪府下では教育出版の採択を阻止しました。また情報公開などを進め、採択手続きの一定の改善をかちとってきました。この力をもって中学校道徳教科書採択においても、全力で取り組まねばなりません。
 道徳はそもそも、「自己責任」「公共の精神」「愛国心」などを盛り込んだ「22の徳目」を習得することを目的としているため、どの教科書も「自己犠牲」や「日本ファースト」を強調する教材がたくさんあります。しかし、それなりに違いもあります。私たちはしっかり吟味し、より良い道徳教科書を子どもたちに手渡しましょう!
 「教育再生」と「改憲」は安倍政権・日本会議の「戦争をする国づくり」のための二本柱であり、「歴史改ざん」と「道徳教育」が安倍式「愛国兵士づくり」の両輪です。
 阻止するために全国で・全力で取り組みましょう!


5.19 「愛国兵士づくり」のための道徳教科書を許すな!全国集会

2018-03-08 21:51:34 | 集会案内
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

     2018年、中学校道徳教科書採択
「愛国兵士づくり」のための道徳教科書を許すな!全国集会

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

■日時 5月19日(土) 開会13:30 開場13:00
■場所 大阪市立中央区民センター ホール
     地下鉄堺筋線・中央線「堺筋本町」下車5分
■主催 「戦争教科書」はいらない!大阪連絡会
■問い合わせ iga@mue.biglobe.ne.jp

<集会への呼びかけ>

■中学校道徳教科書は「愛国主義的」教科書が2種類か?
 今年の夏に採択される中学校道徳教科書は8社から発行されるといわれています。中学校道徳教科書を発行すると言っていた日本教育再生機構は、社会科のように育鵬社(フジ・産経グループ)からは発行できず、「日本教科書株式会社」が発行すると見られています。これによって、「愛国主義的」道徳教科書は、貝塚茂樹氏ら日本会議のブレーンと見られる人物たちが作った教育出版の中学校道徳教科書と、「日本教
科書株式会社」の中学校道徳教科書の2種類があると考えられます。

■「日本教科書株式会社」はヘイトスピーチ本を出している晋遊舎の事実上の子会社
「日本教科書株式会社」は晋遊舎ビルの一角にあります。代表の武田義輝氏は晋遊舎の会長でもあり、両社は事実上一体の会社です。晋遊舎は2005年から『嫌韓流』などいわゆる「嫌韓本」を多数出し、韓国・朝鮮人や中国人へのヘイトスピーチをまき散らしてきました。また児童のセクハラ漫画も多数出してきました。このような人権侵害の出版物を出している出版社が、名前だけ変えて「道徳」教科書を出すなど悪夢
としか思えません。「日本教科書株式会社」のHPでは「よい教材」「よい授業」など、一見もっともらしいことが掲げられていますが、彼らに「道徳」を語る資格があるのでしょうか?
 そもそも「日本教科書株式会社」は日本教育再生機構の理事長である八木秀次氏が代表になって作られた会社です(2017年9月1日に武田義輝氏に交代)。八木氏は2017年の8月の講演会で「小学校道徳教科書は期待外れ」と語っていたことからしても、「日本教科書株式会社」の道徳教科書は、教育出版よりもっと“国粋主義”へとエスカレートしている可能性があります。そのような教科書を文科省が検定通過させたの
か、厳しく見守る必要があります。

■検定発表は3月末―ただちに「愛国主義」的道徳教科書採択阻止への取り組みを!
 昨年の小学校道徳教科書採択において、私たちは大阪府下では教育出版の採択を阻止しました。また情報公開などを進め、採択手続きの一定の改善をかちとってきました。この力をもって中学校道徳教科書採択においても、全力で取り組まねばなりません。
 道徳は「自己責任」「公共の精神」「愛国心」などを盛り込んだ「22の徳目」を習得することを目的としているため、どの教科書も「自己犠牲」や「日本ファースト」を強調する教材がたくさんあります。しかしそれなりに違いもあります。私たちはしっかり吟味し、より良い道徳教科書を子どもたちに手渡しましょう!
「教育再生」と「改憲」は安倍政権・日本会議の「戦争をする国」づくりのための二本柱です。阻止するために全国で全力で取り組みましょう!