4月に入るとソワソワと落ち着かない。それは桜を愛でるのでは
なく、築地場内・魚がし横丁にある「やじ満」で振る舞われている
一杯の麺が気になるのだ。
3月末で牡蛎拉麺が終了し、それに替わっての季節麺「浅利拉麺」
950円が始まっている。初日には伺えなかったが、本日の早朝、い
くぶん夜の帳の開けるのが早くなった築地場内へ。やじ満の店頭に
は緑色の紙に浅利の文字が躍っている。早速、暖簾をくぐり築地の
男衆の間に座る。
浅利をコールして先に代金を払ってしまう。これなら、食べ終え
た後、ご馳走様と言ってササッと退席できる。“立つ鳥跡を濁さず”
のたとえとおり、これこそ築地での男衆の美学である。
さて、今年初ものの一杯が目の前に登場。ホホー、今年の浅利も
粒が大きいし、身は風船のように弾んでおり、口に含むのが愉しく
なってくる。スープにも春を感じさせるように浅利の風味が香り旨
い。今年の浅利拉麺、期待通りで9月末までに何杯頂くことになる
のだろう。旨かったなあ、ご馳走様。
大粒の浅利 季節メニュー
なく、築地場内・魚がし横丁にある「やじ満」で振る舞われている
一杯の麺が気になるのだ。
3月末で牡蛎拉麺が終了し、それに替わっての季節麺「浅利拉麺」
950円が始まっている。初日には伺えなかったが、本日の早朝、い
くぶん夜の帳の開けるのが早くなった築地場内へ。やじ満の店頭に
は緑色の紙に浅利の文字が躍っている。早速、暖簾をくぐり築地の
男衆の間に座る。
浅利をコールして先に代金を払ってしまう。これなら、食べ終え
た後、ご馳走様と言ってササッと退席できる。“立つ鳥跡を濁さず”
のたとえとおり、これこそ築地での男衆の美学である。
さて、今年初ものの一杯が目の前に登場。ホホー、今年の浅利も
粒が大きいし、身は風船のように弾んでおり、口に含むのが愉しく
なってくる。スープにも春を感じさせるように浅利の風味が香り旨
い。今年の浅利拉麺、期待通りで9月末までに何杯頂くことになる
のだろう。旨かったなあ、ご馳走様。
大粒の浅利 季節メニュー