塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

ミュージアム巡り スポーツ オリンピア遺跡

2010-07-25 04:54:02 | ミュージアム巡り
 6月27日、どんよりとした梅雨空の中、新宿・霞ヶ丘町にある
国立競技場の北西にある「秩父宮記念スポーツ博物館」を訪れた。
国立競技場は1958年に完成され、1964年の東京オリンピックで
はメイン会場として使用された。当時は72,000人収容の施設で、
その後何度か改修され現在は50,339人の収容能力があるという。
 こちらにあるミュージアムは、そのオリンピックをメインとした
記念物が展示されており、懐かしさもありとても勉強になった。
 エントランスから2階に上がると、まず目につくのが「オリンピ
ア遺跡復元模型」で、古代オリンピックが行われた場所が復元模型
で展示されていた。
 ギリシャのペロポネソス半島西部にあるオリンピアは、紀元前
2,000年頃からゼウスを祀る神域で、エリス王イフィトスが“競技
を復活せよ“とアポロンから啓示を受けたことにより紀元前8世紀
からオリンピック競技会が始まる。その後393年、ローマ皇帝に
より競技は禁止され、その後も大地震により会場は海中に没してし
まう。
 19世紀に発掘され、現在その地は近代オリンピックの聖火の元
火を採るため、4年に一度、ヘテ神殿にて凹面鏡を使い太陽から採
火されている。
(新宿区霞ヶ丘町10-2 国立競技場内)