塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り むろやで煮干冷やし

2010-07-15 12:17:31 | 麺処_2010
 午前中から年代物のコメットストロボを修理に出すため、日本橋
箱崎にあるストロボクリニック本部へ。スタッフの方に伺うと、こ
のストロボは1970年代のものとか。古くっても、今も現役で重宝
している。もし代替えの新品となると、セット価格で150万円ほど
だとか、シャェー。
 さて、ランチ。そうだ、FILEさんのblogで冷やしの限定麺の情
報があったので、箱崎から四谷4丁目の「ラーメン むろや」へ。
暖簾をくぐり「冷やしらーめん」800円のチケットを購入してカウ
ンターで静かに待つ。
 登場した器の中にはサシの入った牛タタキがデーンと横たわり、
その姿は宮崎の口蹄疫を忘れさせる迫力もの。キリリと冷えた辛口
の冷酒が合そうだ。煮干しのえぐみを全面に出したむろや独特のス
ープは、ヒンヤリと冷えて柚子の香りもフワッと立ち、これに開化
楼の細麺がよくマッチしている。旨いなあ。
 18日の日曜は臨時営業で、次なる冷やしが提供されるとのこと。
こちらも楽しみ。
限定チケット ラーメン むろや FILEさん

ミュージアム巡り ADMT 赤玉ポートワイン

2010-07-15 06:26:58 | ミュージアム巡り
 大正時代に入ると鬼才“片岡敏郎”(1882~1945)というコピ
ーライター(当時はアドライターと呼ばれていた)が登場してくる。
シャム公使館勤務後、日本電報通信社に入り、その後、森永製菓の
広告部長となる。“天下無双 森永ミルクキャラメル“のキャッチは
有名。
 その評判を聞いた寿屋(現在のサントリー)の創業者・鳥居信治
郎の誘いで移籍。寿屋でも才能を発揮し数々の名作コピーを生みだ
している。
 その中のひとつが「赤玉ポートワイン」で、1907年に誕生した
当ワインは寿屋の中でも高級商品として発売。この販促にと赤玉楽
劇団が創設され、その時のプリマドンナ・松島恵美子を起用してヌ
ード写真が撮られ、コピーを片岡、デザインを井上木它(ぼくた)
が担当してポスターを制作(1922)。
 国内では初のヌード写真とあって話題を呼び、驚異的な売上を残
したといわれている。
 ポートワインは「赤玉ホワイトワイン」(1954)、「赤玉ハニ
ーワイン」(1964)、「赤玉パンチ」(1977)といった姉妹品が
登場。この中で、私が高校2年生の時に学内全校山岳マラソンがあ
り、その時にナップサックにバゲットとハニーワインを水筒に詰め
て走り、ゴールの山頂で舌鼓を打ったものだ。あれはきっと、フラ
ンス映画のピクニックシーンを模したと記憶している。
(港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留内)
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