Weekendの麺処巡り 人生で教訓

　宿泊先にチェックインを済ませ、ホテルから近い麺処を目指す。
鬼怒川に架かる豊水橋を渡り少し進むと、その店はあった。夕方か
らの営業で店名は「人生」、店の上には信号が設置されており、青
が点灯していると営業中。店内は照明を落としている分、昭和中期
頃の雰囲気が醸し出され粋な味わいが感じられる。BGMもレトロそ
のもの。
　早速、メニューを眺めると「人生ラーメン400円」「ラーメン
500円」「人生ラーメン500円」と３つあった。最も安い人生ラ
ーメンを注文。
　登場した器の中は薄く茶色をした清湯スープにストレートな細麺
が並列に並べられ、葱と浅葱がのったいたってシンプルな一杯。鶏
をベースにした魚介系のスープは大蒜と生姜の風味が立ち上り旨い。
細い麺であるものの、口の中で弾むようでコシが感じられる。
　スープを飲み干すと器の底には“人生”教訓が現れた。ご馳走様。

人生
茨城県常総市豊岡町乙1485-1　　0297-24-1212
18:00～24:00　月曜・不定休
人生メニュー　教訓_1　教訓_2　人生_1　人生_2

Weekendの麺処巡り のので塩チャーシュー麺

　今週末は茨城県の筑波サーキットで仕事。サーキットに訪れる途
中にその麺処がある。昼前なので立ち寄ることに。
　「麺屋のの」はつけ麺と拉麺の２本立てで、それぞれ豊富なバリ
エーションがメニューに載っている。その中で、「白たぬき」が気
になるものの「塩チャーシュー麺」980円をオーダーする。
　さて、登場した一杯のチャーシューに度肝を抜かれた。厚さ5cm
以上あり、その塊が２つ乗っている。このチャーシューが夕方まで
胃の中を支配していた。チャーシューの下には多くのモヤシが隠れ
ていたが、その半分でも良かったかな。
　とろみのあるオイリーなスープは、熱々で深みのある旨味が出て
いる。これに太麺をチョイスしたところ、塩に合い美味い一杯だっ
た。

麺屋のの
茨城県常総市向石下829-53　　0297-42-2017
平日　11:30～15:00、18:00～21:00
土　　11:30～15:00、17:30～21:00
日・祝　11:30～21:00　　　　　　　　不定休
人気メニュー　らあ麺メニュー　つけ麺メニュー　麺屋のの

築地市場で食い道楽 やじ満で浅利拉麺

　ちょっと早起きをしてＷ杯をTV観戦するか、築地へ行って旨い
麺を頂くか・・・、この勝負、築地の勝ち。
　久しぶりの築地場内、魚がし横丁の寿司屋は相変わらず長蛇の行
列だ。それを横目に８号館の「やじ満」の暖簾をくぐる。５時40
分、この時間はほとんどがいつものメンバーの顔が揃い席を温めて
いる。スリーアミーゴズの親爺達の顔が見えないところをみると、
本日は他の店で浮気をしてるのだろう。
　さて、注文するは「浅利拉麺」950円。湯気と供にカウンターに
登場した器、その脇には貝の殻入れのお椀が添えられる。本日の浅
利も大振りの身で、口の中で転がすとプリプリ感が伝わってくる。
フレッシュで爽やかな浅利の旨味が口いっぱいに広がり、気分も心
が穏やかになるようだ。早朝の浅利、良いもんだなあ。ご馳走様。
　築地を後に、続いては茨城県の筑波へGO、GO。
大振りの浅利

ミュージアム巡り 刀剣博物館_1 箒銀杏

　５月29日、代々木にある「刀剣博物館」を訪れた。
　新宿駅の南口から甲州街道に出て、文化女子大学のエントランス
をすり抜け西参道にぶち当たる。その前に立派な銀杏が街道脇にあ
り、「箒銀杏」（ほうきいちょう）の名が付いていた。
　少し離れたところから銀杏を見上げると、ほうきを逆さに立てた
ような姿をしており、そう呼ばれている。幹の太さは１ｍ程で、そ
れほど太くはないものの樹齢は約200年という。近くに玉川上水緑
道があり、江戸の頃から上水脇にあったのだろう。根本にある天満
宮の小さな祠が頼もしくうつった。
（渋谷区代々木3-23-3）
箒銀杏_2