塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Holidayの麺処巡り くじら軒でバラそば

2009-01-02 12:10:21 | 拉麺_09
 本日は都内・デパートの初売りの日。ほぼ毎年、新宿の伊勢丹
で福袋を購入しており、今年も福を呼び込むため一つ手に入れた。
 その後、家具屋で本棚ケースを見て回り、その後ルミネの7階
へ。「くじら軒 新宿」である。こちらの店はファミリーの並びが
多く、そのため回転も悪い。出来るなら開店一番で入店したいと
ころ。
 11時オープンに合わせて店頭へ。早速、入店して「バラそば」
900円+味玉100円を注文。ステンレスの受け皿が懐かしい。
 何年ぶりの訪問か思い出せないが、スープの味は幾分か進歩し
ている。豚や鶏のガラ、煮干し、鯖や鰹の節、昆布などほのかな
風味が幾重にも重なり合い旨味が抽出されている。このスープは
好きである。
 “バラ”とは豚バラ肉のこと、数に限りがあるそうで、脂身が
少なくてとても上品な味。一つトクしたような豚バラだ。完成さ
れた一杯であるが、このスープを用いて太麺で頂けたら如何だろ
う。旨い一杯だった。

福袋 くじら軒 メニュー

「街を巡る」青山~渋谷界隈「梅窓院」

2009-01-02 05:46:56 | 街巡り_09
 昨年の11月29日、神宮外苑の銀杏の黄葉が気になり、日の出の
時間を目指して伺った。既に黄葉は始まっているものの、緑色の
葉の銀杏もあり、あと1週間から10日ほどで落ち葉になるのでは
ないだろうか。
 外苑を後に、青山辺りを巡ってみた。
 R246を通る時、いつも気になっているお寺がある。「梅窓院」
だ。通りから眺めると、山門までの参道の両脇に竹林が植わってい
る。ところどころに石灯籠や地蔵さんなども置かれている。
 この寺は、寛永20年(1643)江戸幕府老中の青山幸成(遠江
掛川藩主、後に摂津尼崎藩主)が亡くなった時、この地にあった下
屋敷に長青山宝樹寺梅窓院として建立。青山の地名はこの方からと
られた。
 青山家墓の一角の手前に「洞水門」と名の付いた水琴窟があった。
説明によると、江戸時代後期の化政年間(1804~30)に流行った
化政文化の趣が取り入れられたもので、1983年に発見されている。
水琴窟とは土中に壺を埋めて、その上からわずかな水滴を垂らすと
反響音がする、わび・さびの世界を奏でる古風な音の芸術である。
(港区南青山2丁目26番地)
梅窓院_表札