塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り 一蔵の鮭ぶしと雲丹

2009-01-22 20:21:06 | 拉麺_09
 昨日から2月2日まで、小田急デパート新宿店で開催されている
「冬の北海道物産展」に旭川の「一蔵」が出店している。
 鮭ぶしからとられた出汁と、雲丹を溶き合わせたスープに焼き雲
丹がトッピングされ、麺は自家製という触れ込みで限定100食分
が提供されると、新聞折り込みのチラシに出ていた。
 デパートで開催される北海道展はどこでも大盛況で、必ず拉麺店
の出店があり、拉麺フリークだけでなく買い物ついでにと、一般客
の皆様が数多く足を運ぶのが最近の傾向のようだ。
 そのため、デパ催事で限定となれば売り切れも早い。こちらは帰
宅途中に立ち寄るのが関の山で、他の拉麺も残っていることを思い
ながら新宿で途中下車。エレベーターで催事場階に到着すると、私
と同じように会社帰りに立ち寄ったという姿の男女が多い。そうい
えば、どこかのデパートの催事で、出店した拉麺店の販売数が一日
で1,400杯と聞いたことがある。
 さて、午後7時頃「一蔵」へ入店。まだ限定はあった。私の後の
方も限定を注文されていた。1,470円と高価であるため売れないの
かしら。登場した器をのぞき込むと、これがその価格の拉麺である
のか、一瞬疑ってしまった。
 スープは雲丹が溶かれているようで、雲丹の風味が抜群。ところ
が喉元を過ぎると、コクが残らず奥深さが感じられない。麺も少し
のびているようでガッカリ。焼き雲丹はどこでもある雲丹だった。
唯一、プチトマトがスープとマッチして酸味が爽やかさを呼び込ん
でくれた。
物産展ポスター

街を巡る 壬生狼の軌跡 「島原西門跡」

2009-01-22 06:44:34 | 街巡り_09
 角屋からJR山陰本線の丹波口駅方面に進むと「島原西門跡石碑」
がある。ここは、桓武天皇が唐・長安に似せて秦氏に造営させた平
安京のメインストリートとなった朱雀大路(現在の千本通り)に面
したところ。その面影は、いまはない。
 島原住吉神社の入り口、左横に平べったい島原西門の跡を示す石
碑があった。当初は大門だけが島原への入り口だったが、享保17
年(1732)に西門が設けられ、天保13年(1842)に冠木門・切
り妻屋根の西門が建てられた。
 西門はつい最近まで残っていたが、1977年に車が突っ込み全壊。
門柱のみ復元されるが、1998年再び車の事故により壊れてしまう。
ここより北側に中央卸売第一市場があり、大型車両の往来が激しい
ところと考えれば、交通事故もありえるなあ。
 壬生から島原に通う場合は、西門の方が近い。新撰組の隊士も給
金が入ると、この門から入ったのだろう。
(京都市下京区千本花屋町一筋上ル東入ル)
島原住吉神社