塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

街を巡る 壬生狼の軌跡「不動堂村屯所跡」

2009-01-14 06:36:48 | 街巡り_09
 不動堂からすぐの堀川通りに出る。この辺りが新撰組の「不動堂村
屯所」跡であった。
 慶応3年(1867)、西本願寺から不動堂村へ屯所が移転。実は西
本願寺側では新撰組が鼻つまみ者で、早く出て行って欲しかったよう
だ。そのため、屯所の建築費や諸経費は全て西本願寺が負担したとい
われる。その交渉役にあたったのが、小説や映画で一躍名をはせた吉
村貫一郎であったという。
 6月15日から12月14日までの半年間、約1万平米の広さを誇った
屯所は、風呂でも一度に30人が入れるほどだった。
 リーガロイヤルホテル京都の前庭に説明版があった。広大な広さの
屯所なので、堀川通りに面した資生堂ビル辺りも跡であったという伝
えもある。
(京都市下京区堀川通七条下る)