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作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

偉いぞ!!ネトレプコ。

2010年09月24日 16時44分41秒 | クラシック音楽
先日、アンナ・ネトレプコ主演のオペラ「マノン」(マスネ作曲)を見に行ったレポートを
書かせてもらいました。



表現力、声量とも素晴らしく、さすがは現代の歌姫、オペラ界のスーパーアイドルです。
ただ体型については少し辛口なことを書いてしまいました。
しかし妊娠中でもあり、充分栄養も取らないといけないし、
あまりそれを言っては酷、ですよね。

ネトレプコさん、すいませんでした。

そして、ネトレプコに関する大きな出来事が。

今回「英国ロイヤルオペラ」は「マノン」と、ヴェルディの「椿姫」の二本を公演してくれました。
ところが「椿姫」の主役ヴィオレッタ役が予定されていた歌手が事情で降板、
今回の日本公演は急遽代役の歌手が務めましたが、この歌手も体調を崩して途中降板。
大変なことになってしまいました。

ネトレプコは20日の「マノン」公演で今回の出番は終了だったのですが、
22日の「椿姫」最終公演に、なんと!!中一日で主役ヴィオレッタ役を急遽務める、という仰天のニュースが。
ヴィオレッタ役はもともとネトレプコの当たり役で、過去何度も演じているという事情はあるにせよ、
「マノン」を演じきって疲労もあるだろうしテンションも切れた状態、
しかも妊娠中でありながら、まさかの大英断。

素晴らしいではありませんか。
偉いぞ!!ネトレプコ。

ネットでの評判を見ると、素晴らしく感動的な舞台だったとのことです。
たまたまチケットを買っていた人にはとんでもなくラッキーな一夜になりました。
僕は行けませんでしたが、とても行きたかったですねぇ。

ネトレプコの責任感、男気(!?)に惚れ直しました。
ホントに、体型のことを揶揄してすいません。

来年はプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」と単発アリアコンサートの為
また来日が予定されるネトレプコ。
もちろん、参上させていただきます!!

ところで、昨日23日は駒沢の養護施設「育成園」でのイベントに、
嵐の荒天の中多数ご来場いただきました。
どうもありがとうございました。

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2 コメント

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Unknown (cherubin)
2011-12-15 09:37:23
 ネトレプコは「フィガロの結婚」のスザンナしか知りませんが、
モッフォ、フレーニ、(スザンナ役では未聴ですが)コトルバシュ
らイタリア系スザンナの大先輩にもひけをとらないと思います。



 スザンナを演じる歌手は、前四者のような声質の暗いタイプか、
ポップやボニーらドイツ系歌手のような声質の明るいタイプに
大別されると思います。イタリア系がヴィオレッタやミミのような
わけありタイプならドイツ系はおぼこ娘(失礼)と言いますか...
返信する
Unknown (しおしお/塩塚博)
2011-12-15 10:55:39
cherubinさま

コメありがとうございます。

ネトレプコ出演のフィガロは、指揮・監督がアーノンクール、という僕の大好きな組み合わせですが、今ひとつ好きになれませんでした。
なぜ「ケルビム」が登場するのか、納得できないです。

それはそれとして、ネトレプコ、いいですよ。
ブログ記事「ネトレプコの、マノン」に、僕の好きなネトレプコ出演オペラのDVD情報など書いていますので、よかったらご覧ください。特に「愛の妙薬」はホントに楽しいです。
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