☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

テツノポップ情報・パート7

2010年12月31日 14時33分55秒 | 制作した楽曲・本などの情報
2010年も最後の日が来てしまいましたね。

今年も皆様にはお世話になり、ありがとうございました。
お陰さまで今年もとても充実した一年となりました。

今年の総括と2011年の展望については新年1回目のブログ・Mixiに改めて書かせていただきます。

12/16に僕のアルバム「テツノポップ」の情報を公開して以来、
そのコンテンツについて何度に分けてレポートしてきましたが、
今回で一応最終回です。

「テツノポップ・オープニングテーマ&エンディングテーマ」

このアルバムの制作が決まり、内容については僕の方から
「架空の鉄道に乗り込み、楽しい鉄道の旅と音楽を満喫していただき、
周遊したのち終点=出発点へ戻ってくる」というコンセプトアルバム、
という基本構想を出しました。

ビートルズの、
「マジカル・ミステリー・ツアー」の楽しい旅の要素と、
「サージェント・ペパーズ・・」の楽しいパッケージショー、
オープニングとエンディングテーマがあるトータルアルバム、
この構成をまず参考にしました。

それにプラス、
YMO+スネークマンショーの「増殖」、
YMO+SETの「Service」のアルバムで、曲と曲の間にコントが挟まる楽しい構成、
これがやりたかったのです。

というわけで、「テツノポップ」の最初と最後を飾るテーマ曲、
これは「Soul Train」の華やかでゴージャスなノリを参考にした、
明るい曲をまず作り、それにおなじみの駅メロを何曲かコラージュし、
ゴージャスな駅メロメドレーを作ってみました。
SHシリーズからはSH1、SH3、SH6が登場する他、
僕以外の方の作曲による「せせらぎ」「春」「WATER CROWN」「Verde Rayo」
といった、関東のJR駅ではおなじみの曲も登場しています。

「サージェント・ペパーズ」のざわめきと楽団の調律音の代わりに、
ここではリズムのいい列車の走行・通過音をあてはめています。

そしてここで楽しいナレーションを担当したのは、お笑い芸人の「ユリオカ超特Q」。
名前が超特急(Q)ということで、ちょっと強引ですが電車つながりです。




僕のブログ・Mixiには定期的に登場しておなじみのこの男。
日頃、自身のハゲをネタにした自虐漫談やマニアックなプロレスモノマネで知られる彼に、
楽しいMCをお願いしました。

ユリオカは、僕は2008年夏からスタッフとして参入し、
音楽制作の面でサポートさせてもらっています。
ムード歌謡「たたいて、赤坂」という曲を作りまして、
彼の単独ライブではこのところ必ずオープニングでやっています。

ユリオカの単独ライブ「Q展」のライブDVDが2011年春に出るのですが、
この中に「たたいて、赤坂」がPVのような楽しい映像を伴って収録されます。
彼のウィットの利いたノンストップ漫談とともに、この曲をお楽しみいただきたいと思います。

さてさて、この他に「テツノポップ」に収録されているのは、
駅メロフォーマットで作った2曲の新曲「星の宮殿」「旅立ちのワルツ」と、
JR-SHシリーズの発車メロディーと接近メロディーの音色違いのすべてのバージョン完全版です。

「旅立ちのワルツ」は、短調の、可愛らしくて哀愁のある曲です。
本人はとても気に入っているのですが、
駅メロとしては「暗い」のでしょうか、全く採用されません。
ならば、この機会にぜひ皆さんに聴いていただこうということにしました。

SHシリーズ完全版ですが、1993年12月に作って納めたこのシリーズは、
「発車メロディー」としてSH1~9の9曲と、
「接近予告メロディー」としてSH1~9の9曲があり、
それぞれに音色・キー違いの3種類が存在します。
駅で一度も採用されたことのない、いわば幻の曲もあります。
2009年4月から「鉄道モバイル」で配信はスタートしていましたが、
今回CDにすべて収録しました。

ちなみに、2009年4/17のブログに、接近メロディーに関する詳細記事を書いています。
ブログの「駅メロ情報」のカテゴリーをクリックしていただけば、すぐそこに行くことができます。
よかったらご参照下さい。

というわけで、「テツノポップ」の楽曲解説、これにて終了です。
長い文章におつきあいいただき、ありがとうございました。

新年明けましたら、アルバムのプロモーションイベントやメディア出演などの情報を順次公開するつもりです。

「テツノポップ」、協力いただいた方々のお陰で、とてもステキなアルバムが出来上がりました。
一人でも多くの方に聴いていただきたいです。
このブログ・Mixiをご覧になっているお一人お一人が私設宣伝部長になっていただき、
このアルバムを知り合いの方に勧めていただけると嬉しいです。
ブログなどをお持ちの方、じゃんじゃんコピペして情報を載せて下さい!!

本年は、これにて落着です。
次回は新年。
よいお年を!!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テツノポップ情報・パート6

2010年12月29日 16時41分48秒 | 制作した楽曲・本などの情報
ニッポン放送「飯田浩司の声出していこー」、
月曜(27日)から18時20分頃ゲストで登場しています。
放送を聴かれた方、いらっしゃいましたら感想などコメントしていただけると嬉しいです。

さて「テツノポップ」情報第6弾は、ボーカルバージョン。

今回SHシリーズを元ネタにしたボーカルものを2曲、作ってみました。

歌い手として想定したのは、ズバリ、アイドル。
「鉄ドル」と呼ばれた女性タレントの方は既に何人かいますが、
今回は新人アイドルを起用しています。
藤岡リラちゃん。この子が1曲歌っています。
ちょっとハーフっぽい顔立ちの20歳。
「鉄のアイドル」として今後ガンバってくれます。
要チェックですよ。

まだ「これから」の人で、いい写真が揃わなかったので、
彼女のブログから拝借しました。



この藤岡リラちゃんが歌うのが、

*「桜 花びら 時速300km」

この曲は、SH1とSH2をベースにした、軽快なポップスです。

東北新幹線にE5系新型車両が走り出す2011年3月5日。
かつて丸一日以上かかっていた上野?青森間ですが、これで東京?新青森間が3時間10分で結ばれます。
そんな青森に家族で引っ越しちゃう彼。
東京ではもう咲いたけれど青森ではまだ開花しない桜の、花びらを彼のポケットにしのばせるという、
とっても胸キュンな歌詞です。

曲もとてもポップな雰囲気があり、シングルにカットしたら売れるんぢゃないかなー、と僕は思っています。

そして、もう1曲のボーカルバージョンは、

*「Charming Zoo」

御茶ノ水や国分寺で流れているSH6をベースにした、ロック。
もともとSH6は、SHシリーズの中でも、
ロックやブルースに特有の「ブルーノート音階」を使った、異色のロック駅メロです。

鉄道好きの男の子から駅のホームで告白されるちょっとお姉さんの女の子の歌。

中央線御茶ノ水駅は上下4路線すべてがSHシリーズ。
電車がひっきりなしに動き出す度に流れるSH発車メロディー。
ここはSH祭りだ!SH駅メロの聖地だ!そう言えば聖橋も見える。
そんな駅のホームに彼女を呼び出して告ろうっていうンだから、これはもう応援するしかないでしょ!

歌っているのは辻本祥子(さちこ)ちゃん。
アニメソングを何曲も世に出しているシンガーです。
テレビ東京系で放映された「魔法陣グルグル」というアニメの主題歌
「ダイナマイトヘブン」はオリコンにもチャートインしています。

僕とは2001年からの付き合いになりますが、ホントに可愛い声で、
(あっっ!!もちろんルックスも可愛いですよ)
歌唱力も確かなので、ラジオ番組のジングルをはじめ各種の録音仕事やステージで協力してもらっています。



そして、素敵な歌詞を書いてくれた作詞家を紹介します。
ビーンズ豆田氏。
もう20年来の友人ですが、僕主導の企画があるといつも彼に相談しています。

今回、アルバム制作が決まった時、スイッチや僕が知っている、
ディープな鉄道好きの人達に集まってもらい、いろいろな話を聞きました。
その中からビーンズ氏が歌詞のテーマとしてふさわしいネタを吟味。
主人公が18歳の女の子という目線で詞を書いてもらいました。

どちらの曲もいい出来なのですが、特に「桜 花びら 時速300km」は
ビーンズ先生の真骨頂を見せた作品と思います。

作詞家ですし中年男なので写真はありませんが、彼のHPはここ。
http://www.ac.auone-net.jp/~kai-mame/
彼の妻であり歌手・作曲家であるKaiちゃんとの二人のHPになっています。

「テツノポップ」のアルバムの内容に関する記事は次回で終了します。
年が明けましたら、プロモーションのメディア出演やイベントなどの情報も順次載せていきます。

今年もいよいよ残りわずか。
新しい年を迎える準備って、結構忙しいものですね。

皆様も、よいお年を。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テツノポップ情報・パート5

2010年12月27日 11時38分55秒 | 制作した楽曲・本などの情報
エアトレイン。

この言葉を初めて知る方も多いと思います。

「エアギター」は皆さんご存知ですね。
「エアトレイン」は、駅の様子やアナウンス、電車の到着・出発などを一人でやりきってしまう、鉄道ファン注目の芸。
そして、これを得意としている人が、ラジオのニッポン放送アナウンサーの飯田浩司さん。

ニッポン放送で「飯田浩司の声だしていこー。」という番組を月-金でやっている局アナの飯田浩司さんは、
自他共に認める大の鉄道好きです。

今回、四つの駅のバージョンを、コントなども交えて楽しくリアルにやってくれました。
有楽町駅、御茶ノ水駅、高田馬場駅、新橋駅。

これは、リハーサル中の飯田アナ。



そして、駅メロや戸閉めチャイムなどの音楽をリアリティーたっぷりに手弾きしてくれたのが、
Youtubeで駅メロメドレーを弾きまくって話題になった、松澤健くんです。

Youtubeで話題になって、「笑っていいとも」や「行列のできる法律相談所」に出演し、
駅メロの楽譜集「鉄のバイエル」も刊行した松澤くん。
僕とも面識があり、いつか一緒に何かやろうねと言っていたのですが、それが実現したことになります。
飯田アナとも以前からコンビでこの「エアトレイン」をやっていて、
今回この秘密兵器をめでたくお披露目、の運びとなりました。
(ずっと秘密のままにしておけばよかったのに・・・なーんて言わないよーに。)

ちなみに、このネタにはBGMが小さく流れていますが、これは僕の作曲です。



そして今週、飯田さんの番組「飯田浩司の声出していこー」に僕がゲスト出演します。
今日12/27から12/31までの5日間。
番組自体は午後5時半スタートですが、僕が登場するのは6時20分頃から約7分間です。
僕のアルバムに関するトークを繰り広げる訳ですが、日ごとにテーマを決め、
「SHロングバージョン」「ボーカルもの」「弦楽四重奏」「SHシリーズ全バリエーション」
そして最終日に「エアトレイン」の話題でしめくくります。

何度もテレビやラジオに出演させていただいたお陰で、しゃべくりの技術も向上しました。
ぜひダイヤル1242・ニッポン放送をお聴きください。

関東の方しか聴くことができなくて申し訳ありません。

今後もプロモーションをいろいろ展開していきます。
イベント、テレビ・ラジオへの出演など、公表できる段階になりましたら
ブログ・Mixiに掲載していきますので、よろしくお願いします。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テツノポップ情報・パート4

2010年12月25日 13時06分27秒 | 制作した楽曲・本などの情報
メリークリスマス!!

そういえば最近「メリクリ!」ってあまり言わなくなりましたね。
僕は「メクリ!」と言っています。

お寺のお坊さんや修行僧だって、ホントはクリスマスやりたいんですよね。
でも宗教が違うので大っぴらには「メリークリスマス!」って言えないので、
隠語で「メクリ!」と言って、内緒でクリスマスケーキを食べる。

これを「坊主メクリ」、と言います。

チャン、チャン。



さて今日の「テツノポップ」情報は、SHシリーズのロングバージョンです。

そもそもこのアルバムが生まれたキッカケというのは、こんなことです。

駅メロをアレンジしたりコラージュしたアルバムやゲームソフトなどがかなり世に出ています。
SHシリーズもその種類のアルバムでは必ずカバーされていますが、
作者、本家本元によるカバー、アレンジのアルバムはないのか。
早く、作ってくれぃ!!
という声がもう何年も前から多数寄せられていました。

僕も、いつかは出したいと思っていましたが、ものには「しおどき」というものがあり、
(塩塚だけに・・なーんつて)
ちょうど今年はその頃合いだろうという空気になっていたところに、
大手のユニバーサルミュージックから「塩塚さんのSHのアルバムを出しましょう」とのありがたいお言葉。

正直言って、自主制作やマイナーレーベルでのCD発売はしたくなかったので、
これで晴れてアルバム制作がGo!!になりました。

歌ものや弦楽も大事なコンテンツですが、
SHシリーズ駅メロのロングバージョン、これは長年リクエストいただいていたものでもあり、
アルバムの核になるコンテンツです。

*SH1ロングバージョン「華憐」

SH1は、おそらく皆さんには一番耳なじみの曲と思います。
この曲のイメージは「輝き」「宝石」「華麗」「可憐」といったところでしょうか。
華麗と可憐を掛け合わせたタイトルにして、気品と華のある楽曲に仕上げてみました。

*SH2ロングバージョン「庭園」

SH1とは対をなす組曲のような曲です。
ここでは「宮廷」「午後の語らい」「噴水」「散策」といったイメージで仕上げてみました。
皆さんもこの曲を聴きながら、庭園で午後の紅茶などいかがでしょうか。
SH1と2は、クラシック音楽のテイスト、モーツァルトやシューマンのイメージで原曲をふくらませてみました。

*SH3ロングバージョン「原子」

SH3はシリーズ全曲の中でも特に、フュージョンや70年代プログレッシブロックの香りを持った人気曲です。
今回はこの路線を更に推し進めたロングバージョンを作ってみました。
イメージは、宇宙へ飛んでいくよりも、むしろミクロな世界、原子の領域まで潜っていく、果てしない旅です。
この曲は事務所スタッフ、特に女子の人気No.1。
アルバムでも「オープニングテーマ」に続いてトップバッターです。

*SH4ロングバージョン「銀河」

このロングバージョンはSH4で始まりますが、
SH8とSH9(御茶ノ水サンバと呼ばれています)も後半登場します。
イメージはズバリ、宇宙への旅。
地球を出発して、太陽系のスケールを超越すると、そこはもちろん「銀河」です。
この曲はウチの両親の人気No.1。

SHロングバージョンは僕の長年にわたる音楽生活のひとつの集大成であり、
あらゆる音楽ジャンルがフュージョンされ、塩塚の個性でまとめあげられた、
僕だけのオリジナルジャンルと言えると思います。
ぜひ、楽しみにお聴きください。

僕にとっては、クラシックもジャズもロックもポップスも、すべて同じように自分の中に入ってきます。
音楽のジャンル分けというのはあまり意味がないかも知れません。
デューク・エリントンは
「世の中には2種類の音楽しかない。いい音楽とそうでない音楽だ」
とおっしゃったそうですが、僕もそう思っています。

今日はちょっと偉そうなことを書いてしまいましたが、すいません。

ところで、ラジオのニッポン放送に、来週12/27から31までの5日間、出演します。
飯田浩司さんの「声だしていこー」という番組。
18時20分頃から約7分間です。
次回の記事に、飯田さんの「エアトレイン」に関する情報とともに
この番組のことも詳しく書かせていただきます。

今日も長い記事におつきあいいただき、ありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テツノポップ情報・パート3

2010年12月22日 15時01分37秒 | 制作した楽曲・本などの情報
ブログ、Mixiに多数アクセスいただきありがとうございます。

「テツノポップ」、既にプロモーション活動に入っています。

ラジオのニッポン放送にも出演が決まっています。
これについてはオンエア間近に改めて情報を書きます。

プロモーションは、(株)スイッチ、ユニバーサルミュージック、ニッポン放送、
そして僕自身も含めていろいろ計画中ですが、
もしこの記事をお読みの業界の方で、
取材や出演などをさせてやってもいいぞ、と思われた方がいらっしゃいましたら、
スイッチか私までぜひご一報いただきたいと思います。
皆様のお力をお借りして、さらに盛り上げていきたいと思っております。

さて、テツノポップ情報の第3弾は、弦楽四重奏です。

僕が元々クラシック音楽が大好きで、自分から「ぜひやりたい」と提案させていただいたことは
初回のレポートに書きました。

そもそも、SHの1・2・5・7番はモーツァルトやバッハの香りを持ったクラシックテイストの作品です。
それらを元に、イメージを膨らませて今回の弦楽四重奏第1番「鉄道」(第1楽章・第2楽章)
を作り上げました。

僕の駅メロのアレンジスタイルは、
「メロディーに、対旋律(オブリガード)が絡み、もちろんベースも入る。
対旋律も音楽としてちゃんと成立し、歌っている。」 こんな基本があります。

これは、弦楽カルテットの構成とよく似ており、
音大を出ていない僕にとって、クラシック様式の作編曲のデビューとして
一番すんなり入れるフォーマットと思いました。

第1楽章は、おなじみのSH1のメロディでスタート。
とはいえ、10秒そこそこで終了してしまうので、新たに書き下ろしたメロディーが次々と登場します。
途中SH7・SH2もさりげなく出てきます。
思いがけない短調への転調や、全体がクレッシェンド、アッチェランドする
意外に(?)ドラマティックな展開をくりひろげた後、ダカーポしてSH1のメロディでしめくくります。

第2楽章は、ちょっとゆるやかで優雅な感じの3拍子。
SHシリーズで3拍子はSH5だけですが、これは途中の展開部からの登場なので、
スタートから新メロディーが続々登場します。
これも自由な発想でどんどん展開していきます。
ちょっとスリル感のあるパートなどを経て、SH5へ。
最後は、ダカーポするやに見せて、冒頭の第一主題のメロディーの変奏。
テンポもチェンジして、ちょっとスローに。
そして、大団円は明るく華やかに終了!!

そして、演奏をお願いしたのは、「電クラ」(駅メロをクラシックと融合したアルバム)など、
クラシックといろいろな今時の音楽を楽しくミックスして聴かせてくれる、
「杉ちゃん&鉄平」のバイオリニスト、岡田鉄平さんと、素敵な仲間の皆さん。
violin前田みねりさん、viola田中詩織さん、cello姉歯みわこさん、みんなキレイな女性です。
それぞれ活発に音楽活動されている、すごい方々。



鉄平さんにコンサートマスターをお願いし、ボウイング(弓弾きのし方)やニュアンスなどを監督していただきまたした。
僕はこの分野はただ好きなだけで素人なので、本当に助かりました。
鉄平さんなくしてありえなかった企画と言っても過言ではありません。
ありがとうございました。

とはいえ、僕が作編曲者でディレクターなので、いろいろと演出をさせていただき、
さらにはリハでも本番でも指揮をしました。




プレーヤーの皆さんの暖かいご協力のお陰で、とても素敵な室内楽となりました。
自分で言うのもなんですが、クラシック音楽としてもちゃんと楽しめる、
本格的な作品になったと思います。
鉄平さん達にも褒めていただきました。
皆さんも、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

ところで19日には、「杉ちゃん&鉄平」のライブを見に行ってきました。
今回はお二人にds,b,gを加えたバンド編成に、津軽三味線の若手のスター・浅野祥さんがゲスト参加。
和テイストとクラシック、ジャズそしてクリスマス曲がドッキングした、
それはそれは楽しいライブでした。
ギャグも散りばめられて、大いに笑わせていただきました。
素晴らしい!!
ぜひまた、ライブ見に行きます。

そして、ぜひまたご一緒させていただけたら幸いです。

今日も、長い記事におつきあいいただきありがとうございました。
テツノポップ情報、まだまだ続きます。
よかったら次回もおつきあい下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「テツノポップ」情報・パート2

2010年12月19日 17時01分06秒 | 制作した楽曲・本などの情報
僕のソロアルバム「テツノポップ」の情報を16日に公開させていただいたところ、
ブログもミクシィも多数のアクセスをいただき、ありがとうございます。

このアルバムは僕にとっては記念すべきデビューアルバムになります。
こんなおっさんミュージシャンにソロアルバム制作のチャンスを与えていただいたこと、
本当にありがたく、感謝しています。

お陰さまで、本人としては充分自信を持ってお聴かせ出来るアルバムが出来上がった、と自負しています。

今回の記事から、何回かに分けて、この「テツノポップ」に関するいろいろな情報を公開させていただきます。
よろしくおつきあい下さい。

まずは、このアルバムの収録曲順とクレジットです。

基本的に、すべての曲が僕の作編曲・演奏・オペレートです。
挿入された、僕以外の方のみクレジットを入れます。

タイトル:テツノポップ / 塩塚博 
~史上最強 駅メロ伝説「SH」スペシャル・コレクション~

1.「テツノポップ オープニングテーマ曲」(駅メロメドレー)
  ナレーション/ユリオカ超特Q
  挿入曲 「せせらぎ」「春」作曲UNI-PEX、
  「Water Crown」「Verde Rayo」作曲 三留 研介・若林 剛太

2. SH3 ロングバージョン「原子」    

3.「桜 花びら 時速300km 」
  作詞 ビーンズ豆田、 歌 藤岡 リラ

4.エアトレイン 山手線「有楽町駅」 
  ナレーション 飯田 浩司(ニッポン放送アナウンサー)、演奏 松澤 健 
  挿入曲 「SH2」

5. SH1 ロングバージョン「華憐」(かれん)    

6.エアトレイン 山手線「高田馬場駅」
  ナレーション 飯田 浩司  演奏 松澤 健 
  挿入曲 「鉄腕アトム」

7.「星の宮殿 」     

8. 「Charming Zoo」
  作詞 ビーンズ豆田、 歌 辻本 祥子

9. SH2 ロングバージョン「庭園」

10.エアトレイン 中央線、中央・総武緩行線「御茶ノ水駅」
  ナレーション 飯田 浩司  演奏 松澤 健 
  挿入曲 「SH1」、「SH9」

11. SH4 ロングバージョン「銀河」

12.エアトレイン 山手線「新橋駅」 *1990年代初期バージョン
  ナレーション 飯田 浩司  演奏 松澤 健 
  挿入曲 「雲を友として」「せせらぎ」

13.「旅立ちのワルツ」

14.弦楽四重奏曲第1番「鉄道」 第1楽章
15.弦楽四重奏曲第1番「鉄道」 第2楽章
  演奏 violin岡田 鉄平(杉ちゃん&鉄平)、violin前田 みねり、
  viola田中 詩織、cello姉歯 みわこ

16. 「テツノポップ エンディングテーマ曲」
  ナレーション ユリオカ超特Q
  挿入曲「Verde Rayo」作曲 三留 研介・若林 剛太

● ボーナストラック  JR発車メロディ・接近メロディ 
■発車メロディ
17.JR-SH1―1  18.JR-SH1―2   19. JR-SH1―3 
20.JR-SH2―1  21.JR-SH2―2   22.JR-SH2―3   
23.JR-SH3―1  24.JR-SH3―2   25.JR-SH3―3
26.JR-SH4―1  27.JR-SH4―2   28.JR-SH4―3
29.JR-SH5―1  30.JR-SH5―2   31.JR-SH5―3
32.JR-SH6―1  33.JR-SH6―2   34.JR-SH6―3
35.JR-SH7―1  36.JR-SH7―2   37.JR-SH7―3
38.JR-SH8―1  39.JR-SH8―2   40.JR-SH8―3
41.JR-SH9―1  42.JR-SH9―2   43.JR-SH9―3


■接近メロディ
44.JR-SH1―1  45.JR-SH1―2   46.JR-SH1―3 
47.JR-SH2―1  48.JR-SH2―2   49.JR-SH2―3   
50.JR-SH3―1  51.JR-SH3―2   52.JR-SH3―3
53.JR-SH4―1  54.JR-SH4―2   55.JR-SH4―3
56.JR-SH5―1  57.JR-SH5―2   58.JR-SH5―3
59.JR-SH6―1  60.JR-SH6―2   61.JR-SH6―3
62.JR-SH7―1  63.JR-SH7―2   64.JR-SH7―3
65.JR-SH8―1  66.JR-SH8―2   67.JR-SH8―3
68.JR-SH9―1  69.JR-SH9―2   70.JR-SH9―3

全70チャプター。結構ヘビーな内容です。

そして、ジャケットは全12ページのブックレット仕様になっています。

表紙は前回の記事にも載せましたね。
2ページめには曲順表。3ページと10ページは僕のセルフ楽曲解説。
これは3ページ。


そして、ちょうど真ん中の6-7ページは僕のプロフィール紹介です。
今回、プロのカメラマンに、スタジオで180枚もの写真を撮っていただきました。
今回のアルバムにもその中から4枚ほど使っています。
こんなステキな感じになりました。



なかなか見ごたえのある、シャレたブックレットになりました。
こちらもぜひお楽しみに。

レコーディングに協力していただいた、岡田鉄平さんと弦カルテット、ユリオカ超特Qとそのスタッフ、
飯田浩司アナ、松澤健くん、辻本祥子ちゃん、藤岡リラちゃん、作詞のビーンズ豆田氏、
ここに書ききれなかった方々も含めて、皆さんお世話になり、ありがとうございました。

そして、事務所(スイッチ)スタッフ一同が懸命に支援してくれ、
素晴らしいデザイナー、カメラマンに協力をいただいたこと、本当に感謝しています。

「テツノポップ」情報、次回以降まだまだ続きます。
よろしかったらまたご覧下さい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕の初のアルバムが発売されます!!

2010年12月16日 17時54分19秒 | 制作した楽曲・本などの情報
2011年初頭を飾るビッグプロジェクト、僕のソロアルバムが出ることになりました。
よくある自主制作ではなく、大手のユニバーサルから、出ます。

これまで作編曲家としては沢山のCD・レコードで仕事をしてきましたが、
自分名義のアルバムは、初めてです。
秋からその制作作業にずっと携わっていましたが、12/13にすべて終了しました。

今日はいよいよその詳細な情報を公開させていただきます。

このアルバム、主に関東圏でこの16年ほどずっと親しまれている
僕の作品「SHシリーズ」をベースにして、
ロングバージョンあり、歌ものあり、そして弦楽四重奏あり、という具合に
バラエティに富んだ、僕の真髄をつぎ込んだアルバムです。

アルバムタイトルは「テツノポップ」。
「鉄のポップ」です。まぁ、ダジャレですが。

そしてサブタイトルが
~史上最強 駅メロ伝説『SH』スペシャル・コレクション~
という、仰々しいものがつきました。ちょっと恥ずかしい・・。

アルバムジャケットは、素敵なデザインのものになりました。 ご覧下さい。



発売日は、2011年1月26日です。
レコード番号はUICZ-4239、定価は2500円。

収録コンテンツを順に紹介します。

*テツノポップ・オープニングテーマ曲、エンディングテーマ曲

テツノポップの旅の最初と最後を飾る、スペシャル駅メロメドレーです。
「ソウルトレイン」のようなイメージで、
軽快にしてゴージャスなサウンドにしてみました。

SHシリーズからはSH1、SH3、SH6が登場する他、
僕以外の方の作曲による「せせらぎ」「春」「WATER CROWN」「Verde Rayo」
といった、関東のJR駅ではおなじみの曲も登場しています。

そしてここで楽しいナレーションを担当したのは、お笑い芸人の「ユリオカ超特Q」。
名前が超特急(Q)ということで、ちょっと強引ですが電車つながりです。

*SH1ロングバージョン「華憐」
*SH2ロングバージョン「庭園」
*SH3ロングバージョン「原子」
*SH4ロングバージョン「銀河」


このアルバムでは、発車メロディー「SHシリーズ」から何曲か、
元が10秒そこそこの曲をイメージをふくらませて、
ロングバージョン(3-4分)を作ってみました。
サウンドは基本的に駅メロのクリスタルな音色です。

SH1と2は、優雅なクラシック音楽的な発想で。
3と4は、フュージョンやプログレッシブロックの感じの発想で。
「原子」「銀河」は既に僕の周りでは人気曲です。

*「桜 花びら 時速300km」

今回SHシリーズを元ネタにしたボーカルものを2曲、作ってみました。
この曲は、SH1とSH2をベースにした、軽快なポップスです。
新人アイドルの藤岡リラちゃんが歌っています。この子は要チェックですよ。

*「Charming Zoo」

もう1曲の歌は御茶ノ水や国分寺で流れているSH6をベースにした、ロック。
もともとSH6は、SHシリーズの中でも、ロックやブルースに特有の
「ブルーノート音階」を使った、異色のロック駅メロです。
歌っているのは辻本祥子ちゃん。
アニメソングを何曲も世に出しているシンガーです。

*弦楽四重奏曲第1番「鉄道」(第1楽章、第2楽章)

このアルバムの企画が立ち上がった時、まっ先に
弦楽四重奏をやりたい、と希望を出しました。

僕は音大は出ていませんが、クラシック、
特にモーツァルト、ラヴェル、ブラームス、ショパンが大好きで、
日頃から研究に余念がありません。
そんな僕ですから、一度真剣にクラシックの様式で作曲してみたいと思い、
今回、SHシリーズを核にした弦楽四重奏に取り組みました。

第1楽章は、SH1を皮切りに、SH2、SH7のメロディーをちりばめ変奏した4拍子。
第2楽章は、SH5を生かした3拍子の曲にしました。

どちらも、完全にモーツァルトになりきったつもりで、
沢山のメロディーを書き下ろして完成させました。
今回の収録曲の中の、隠れた目玉です。

なお演奏は、駅メロをクラシックの編成に乗せて演奏する「電クラ」などの作品で知られている
「杉ちゃん&鉄平」のバイオリニスト岡田鉄平さんと、素敵な仲間の方々にお願いしました。

*星の宮殿
*旅立ちのワルツ


この2曲は駅メロフォーマットで作った、未発表曲です。
旅立ちのワルツは、短調の曲。
発車メロディーにもたまには短調などいかが?と思って作った曲です。

*エアトレイン

ラジオのニッポン放送で「飯田浩司の声だしていこー。」という番組を
月-金で担当する局アナの飯田浩司さんは、自他共に認める大の鉄道好き。

駅の様子やアナウンス、電車の到着・出発などを一人でやりきってしまう、
エアギターならぬ「エアトレイン」という芸を得意としています。
今回、四つの駅のバージョンを、コントなども交えて楽しくリアルに
やってくれました。曲間にお楽しみコーナーとして挿入されています。

そして、駅メロや戸閉めチャイムなどの音楽や効果音を
リアルに手弾きしてくれたのが、
Youtubeで駅メロメドレーを弾きまくって話題になった、松澤健くんです。
全体に流れるBGMは僕の作品。

このエアトレイン、飯田さんの番組でもコーナーを設けて
オンエアしていくとのことですから楽しみです。

*JR発車メロディーSH1~9、JR接近メロディーSH1~9

1993年12月に作られたSHシリーズ。
それぞれ3つの音色・キー違いのバージョンが存在していますが、
今回そのすべてをマスターを録り直して収録しました。
特に5秒程度の接近メロディーは現在あまり使われていない幻の作品です。
なお、このSHシリーズの全集はボーナストラックとして、
エンディングテーマの後に収録されています。

という訳で、新曲12曲、エアトレイン4チャプター、
SHシリーズ全集54チャプター、全部でなんと70チャプター。

現時点での僕の最高のものをつぎ込んだ、自信作が誕生しました。
できるだけ沢山の方に聴いていただきたいです。

駅メロ好きの方、僕の作品を可愛がって下さっている方、
よろしかったら周りの方にもお勧めしていただけたら嬉しいです。
ブログやHPお持ちの方はぜひ、このアルバムのネタを
どんどんコピペして掲載して下さいね。

この1回の記事では書ききれなかった情報や写真などを、
このブログ・Mixiで数回に分けて掲載します。
今後もぜひお読みください。

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンドーになり代わりまして

2010年12月14日 16時13分02秒 | インポート
おかげさまで2011年初頭を飾る大プロジェクト、制作がすべて終了しました。
ぱちぱちぱち。

その詳細は、今すぐお知らせしたいところですが、
もろもろ事情があり、16日にブログとMixiに発表させていただきます。
もう少しだけ、お待ち下さい。

今日は、日本フュージョン界を長年リードし続ける
「Tスクエア(ザ・スクエア)」のリーダーでギタリスト、
そして2匹のワンちゃんを散歩させている時によく出会う、
僕にとって「ギターのお師匠さんにして気さくなご近所さん」、
安藤まさひろ(正容)氏になり代わりまして、インフォメさせていただきます。



Tスクエアの通産36枚目になるアルバム「時間旅行」が5月にリリース。
まだその余韻もさめやらぬ10/26に、ニューアルバム
「宝曲~T-SQUARE plays THE SQUARE~」 がリリースされました。
これは、サブタイトルの通り、
THE SQUARE時代の楽曲を今のメンバーでセルフカバーしたもので、
人気曲が21世紀にリフレッシュして蘇る、楽しい作品です。



そして!!
その余韻がぜーんぜんさめやらぬ11/24に、
安藤さんのソロアルバム
「Winter Songs」がリリースされました。
クリスマスに関するスタンダードな曲や、安藤さんオリジナルのクリスマス曲を、
フュージョン界の腕利き達と一緒にレコーディングした、これまた楽しい作品です。



ひゃあ!!
それにしても年間に3枚のアルバムリリース、す・ご・い・ですね。
若手のバリバリならいざ知らず、このベテランにしてこの精力的な活動。
いやー頭が下がります。
ご本人に聞いたところ、最後はさすがにくたびれてたみたいですねー。
でも、素晴らしいです。並大抵ぢゃありません。
やっぱり安藤さんはスクエアだけでなく、フュージョン界のリーダー。
そんなすごい人なのに、会って話すと、なんだか「すごくなさそーな」(笑)オーラを発散する、
親しみやすいアニキです。

ところで、安藤さんと河合マイケルと僕の3ショットの写真、
ブログ・Mixiにたびたび掲載しましたが、
今日はいつものとは別テイクです。
ほとんど違いませんが・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう少し、お待ち下さい

2010年12月09日 10時14分23秒 | インポート
「2011年初頭を飾る大プロジェクト」もいよいよ大詰めです。

今週が最後のヤマ。
毎日、発狂寸前ですが、ゴールは間近に見えてきました。もうひとガンバリです。

もうすぐ、このプロジェクトの全貌をお知らせできると思います。

ぜひ、お楽しみにお待ち下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする