☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆

作編曲家・ギタリスト塩塚博のブログ。
近年は駅メロディの作曲で知られています。

ビートルズ・私的ベストテン/3・ジョン、ポール共作篇

2009年09月29日 12時55分02秒 | 好きなアーティスト
同じバンドの中にスゴい才能の持ち主が二人いたこと、
これこそがビートルズの奇跡の始まりです。
しかもその二人がお互いを刺激し切磋琢磨しあっていい曲がどんどん産まれました。
そしてデビューの段階から、ジョン・ポールのどちらかの単独の作品でも共作クレジットとし、
お互いに自由にアドバイスや補作をしようと決めたことも素晴らしい奇跡です。

ビートルズ初期は二人の共作による曲が多いです。
コンサート、ライブ、レコーディングに追われて超多忙な彼らが、
宿泊先のホテルの部屋でギターをかき鳴らしながら一緒に曲作りをする映像も残っています。
A Hard Day's以降はほとんどどちらかの単独作になりますが、
Rubber Soulに突然Drive My CarとThe Wordの2曲の共作が入り、
これで二人の共同作曲は終了しています。
ただし、A Day In The LifeとI've Got A Feelingについては、
単独で書いた別の曲をドッキングさせています。

そんなわけで共作曲、もともと数が少ないですが、もちろんいい曲あります。

「抱きしめたい」
アメリカや日本でビートルズがブレイクしたのはこの曲から。
なんとも力強くて若さあふれるメロディー。
そして随所にビートルズらしいヒネリがきいてます。
イントロ・サビ終りのシンコペーションもそうですが、
コード進行がG~Dと来て、次はEm~B7と思っている人が多いと思いますが
実際はE~B7です。カッコイイではありませんか。

「8 Days A Week」
五月みどりさんの「一週間に十日来い」とかぶってますね。
彼らの作品としてはさほどヒネリもなくストレートなポップスですが、
いい曲ですねー。フェードインしてくるイントロも秀逸。

「Drive My Car」
Rubber Soulは彼らの全作品の中でも屈指の名曲アルバム。
その冒頭を飾る、めちゃカッコイイこの曲。
ロックの調性から普通の調性に移行する瞬間の緊張感も素晴らしい。
ギターソロはポールということになっているけど、
ゲストギタリストが弾いているのではないかと僕はニラんでいます。
例えばジミー・ページとか。

公式発表曲ではありませんが、初期の共作曲に
「Bad To Me」という、とてもいい曲があります。
これはビリー・J・クレイマー&ダコタスに提供された曲ですが、
ジョンとポールによるデモ録音も昔から海賊盤ではお馴染みでした。
生ギターをかき鳴らしながらのシンプルなデモテイクは自宅か宿泊先で録られたもの
と思いますが、クレイマーの完パケ版より100倍ステキです。
もしこの曲をまだ聴いたことがない方は
Youtubeで検索するとすぐひっかかりますのでぜひ聴いてみて下さい。

ビートルズ・私的ベストテンはこれにて完結です。
ありがとうございました。

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ビートルズ・私的ベストテン/2・ポールの巻

2009年09月27日 14時43分06秒 | 好きなアーティスト
というわけで、指パッチン。そう、ポール牧。
ぢゃなくて、ポールの巻です。

ロックのアーティスト・ジョンに対して、ポールは作曲家としてはポップスの職人、
タレントとしては常に笑みを絶やさず愛らしく華のある芸能界の大スターです。

前半は曲の量産能力、カリスマ性、バイタリティでジョンにやや引けをとっていたものの、
後半になると次々とフレッシュな企画を提唱しビートルズをぐいぐいと引っ張る存在となります。
曲の数も段々ジョンに追いつき、ついには逆転している。
そればかりか録音トラックが増えてオーバーダブが自由になってくると
リードギターもジョージに任せずほとんど自分で弾いてしまったり、
ベースも後で録音して、あのよく歌うリードベースが生まれました。

ポールはプロデューサーやマネジャー的な役割をこなせる、プロの音楽家という側面が強く、
ビートルズの商業的な成功は彼なくしてはありえなかったでしょう。
ジョンという異質なミュージシャンと組んだことによる化学変化も素晴らしい結果を生みました。

では私的ベストテン。
「I Saw Her Standing There」
1stアルバムのトップを飾る、初期ポールの傑作ロックンロール。
ジョンの巻でも述べた「7thベースのロックの調性と一般的な長調の調性が交互に出てくる」
最初の曲ではないでしょうか。

「All My Loving」
ジョンの6連符のリズムギターもいいけれど、
普通にオーケストラアレンジしてアンディ・ウィリアムズが歌っても全然ヒットしそう。

「And I Love Her」
A Hard Day'sの映画とアルバムで、ジョンの「恋におちたら」と共に
単なるアイドルバンドではないことを見せつけた秀逸なバラード。
I give her all my loveのAllの所のメロディーが9thの音になっているところが革新的。

「Another Girl」
Help!はポールが作家として初めてジョンと対等の地位に上ったアルバム。
いい曲ばかりだけれど、この曲はシブいロックナンバー。
ポール自身の弾くリードギターも冴えている。

Sgt.Pepper'sのアルバムはポールのアイディア。
マルチアーティスト・ポールの才能が大開花した不滅の傑作。
「Sgt.Pepper's・・」
ボーカルはもちろん、カッコいいリードギターも「リードベース」もすべてポール。すごい!!
「With A Little Help・・」
芸人ビリー・シアーズに扮してリンゴが歌う。ジョー・コッカーのカバーもよかった。
「Getting Better」
なんてことないような曲だけど、いい味がある。

Magical Mystery Tourもポールの提案。
この為に作られた6曲のうち3曲はポールの作。ぐいぐい引っ張ってます。
「Magical Mystery Tour」
曲としては名曲でないかも知れないけど、ウキウキする楽しい曲。いざ出発!!
「A Fool On The Hill」
ハーモニカや縦笛の入った童謡のようなアレンジだけど、
曲は途中で短調に転調する荒技を駆使した大人の音楽。
ブラジル'66のカバーはすべてのビートルズ楽曲のカバーの中でも最高傑作。
「Your Mother Should Know」
正直言いますと、この曲がポールの作品で一番好き。

「Back In The USSR」
曲名はチャック・ベリーの名曲を、曲想はビーチボーイズの曲を
もじったものだけど、逆にポールのオリジナリティがびしびし伝わる。

「Let It Be」「Hey,Jude」
これは選ばない訳にはいかないです。

「Get Back」
みんな、あの頃のような楽しいバンドとしてのやり方・サウンドに戻ろうよと呼びかけるも、
解散に向かって一直線に進んでしまった皮肉な曲。
曲はシンプルなロックだが超傑作。

すいません、結局14曲選んでしまいました。
ちなみに最終選考に残った他の曲は「Hold Me Tight」「Here,There&Everywhere」
「Michelle」「Yellow Submarine」「She Came In Thru The Bathroom Window」。
Yesterdayは名曲ですが、選んでいません。あしからず。

皆さんのお好きな曲も教えて下さい。

次回はジョンとポールの共作曲から。数が少ないので10曲は選べないけど、お楽しみに。

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ビートルズ私的ベストテン/1・ジョンの巻

2009年09月24日 20時51分11秒 | インポート
というわけで、ジョンの作品の私的ベストテンです。

僕は「ジョン派」です。
ポールをポップスの職人とするならジョンはロックのアーティスト。
売れ線の曲作りを嫌い、特に後半は内省的な作風が増えていく。
しかしポップスとしても極上の曲を特に前半は多数書いており、
ビートルズはジョンの才能なくしてはありえませんでした。

まず何と言っても「A Hard Day's Night」。
どうこう言う前にまず圧倒的にカッコいい。
実にバランスよくしかもテクニカルに構築されたメロディ。
メロが動かないのにバックでコードが動く手法や、
7thを基調にしたロックの調性と普通の長調の調性が交互に出てくるという手法、
いずれも彼らの特徴的作曲技法が駆使された、まさにビートルズ前期を代表する名曲。
そしてあのD7sus4の衝撃的なイントロのカッコよさ。
ビートルズ全曲の中でも「イントロ大賞」です!!

Hard Day'sのアルバムは13曲中10曲がジョンの作品で、
初期のビートルズをグイグイ引っ張っていたジョンのカリスマが爆発してます。
いい曲ばかりですが、その中でも「If I Fell」の美しさは格別。
同じアルバムに収録されたポールの「And I Love Her」とともに、
ビートルズが単なるアイドルロックバンドではないことを如実に示した曲ですね。
最後の3曲はすべてジョンの作で、特に骨太のロックンロール「You Can't Do That」と、
短調と長調を行き来する傑作「I'll Be Back」は僕のお気に入りです。

「Help!」さきほど述べた、メロを動かさずコード進行で面白味を出す手法の代表曲。
カッコよすぎます。

「Yes,It Is」ジョンはバラードにも傑作が多いです。

「Day Tripper」ジャズの香りのする傑作。
O.レディングやブラジル'66のカバーバージョンもよかった。

Rubber Soulのアルバムもジョンの傑作が集中してる。
「ノルウェーの森」は神秘的な曲。ジョージのシタールもよかった。
「In My Life」泣けてくる。
「Girl」アルバムにどうしても曲が足りなくなり、急遽作った曲とは思えない、美しく完成度の高いバラード。

これ以降はポールがかなり主導権を握り、曲数もポールが勝るようになる。
ポールはポップな曲を量産。でもジョンもいい曲を書いてる。

「Lucy In The Sky With Diamonds」僕らも空に浮いているような気分。

「Strawberry Fields Forever」前半のバンド演奏と、後半のオーケストラ入りの
異なるバージョンが奇跡のドッキング。

「Hey,Bulldog」イエローサブマリンのアルバム唯一の傑作曲。
写真撮影の日に、ちょっとの待ち時間に電光石火の勢いで作った曲。

結局13曲選んでしまいました。どの曲も外せないですー。

ちなみに、最終選考まで残っていた他の曲は次のとおりです。
「Ask Me Why」「When I Get Home」「No Reply」「I'm So Tired」
「Come Together」「Polythene Pam」「Because」。

ホワイトアルバムに入っているジョンの曲、
確かにあまりポップじゃないけど、味があって、いいです。
でもそのよさが分かるまでに15年くらいかかりました。
「I'm So Tired」「Happiness Is A Warm Gun」にのめりこんだ瞬間が
僕のジョン派宣言日となったのでした。

では次回の「ポール牧」、ぢゃなくてポールの巻をお楽しみに。


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せっかくなので、ビートルズ私的ベストテン/1

2009年09月23日 23時41分05秒 | 好きなアーティスト
9/19、ビートルズのデジタルリマスターCDが発売され、僕も早速コンプリートを入手、
久しぶりに彼らの公式音源のすべてを聴きました。

僕の世代は現役ビートルズの最終便に間に合った世代です。
彼らが出すニューシングル、ニューアルバムに世界中の音楽ファンが大騒ぎし、
ある時は落胆し、彼らを中心に音楽界は回転していました。

僕ももちろんビートルズが大好きで、大変影響を受けました。
豊かな楽想の数々は汲めど尽きせぬ音楽の泉であり、
作曲をなりわいとしている私にとって永遠のお手本です。
優れたオリジナル曲の数々は永遠にその輝きを失わないでしょう。
20世紀のモーツァルトと言ってもけして言い過ぎではありません。

せっかくなので、私的に考えるところのビートルズのベスト10を選んでみようと思います。
ビートルズの公式発表曲213曲は大別して次の5つに分類されます。
1/ジョンが単独でまたは大半を作った曲。
2/ポールが単独でまたは大半を作った曲。
3/ジョンとポールが純粋に合作した曲。
4/ジョージ、リンゴが作った曲。
5/カバー曲。
5はあまり重要ではなく、4は「Something」と「While My Guitar」は、いいね。で
終了するので、1から3までを3回に分けて書きます。

ご存知と思いますが確認の為に書いておきますと、
Lennon-McCartneyと作者クレジットされた曲でも
実際はジョンやポールが単独で書いたものが多く、それを仕上げの段階で
もう一人が自由に助言などをして完成させるパターンが多かったのです。
分かりやすく言うとジョンが歌っている曲はジョンの作、ポールが歌っている曲はポールの作。
二人で歌っているのは合作。
ただし例外も存在し、リンゴやジョージの歌っている曲にジョンやポールの作品があります。

1回目はまず、ジョンの曲から。私的なベスト10を紹介させていただきます。

と思いましたが、ここまでで既に相当尺を食ってしまったので、明日、ジョンの巻を改めて書きます。
どーもすいません。

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疑問にお答えします

2009年09月16日 23時00分12秒 | 駅メロ情報
こんなコメントをいただきました。

昨日の産経新聞の記事に、
駅メロがとても人気を博しているが、
駅での事故との関連からJRでは縮小・終了の危機がある、と書かれていました。
まだ、JRは駅メロの有無について、検討中と言う事なのですかね・・・

コメント内容はこういう骨子です。

この件、実は今日、スイッチの小川社長からも聞きました。
我々の見解は・・・

産経新聞は、数ヶ月前のあの騒ぎのことを材料にして今頃記事を書いています。
JRサイドから、事故と駅メロとの関連がないという結論がせっかく出たのに、
それを報道してくれないから、こういう迷惑な記事が載ってしまったのです。

現在、別に産経に抗議するとかの予定はありませんが、
もしもこの記事から何か波紋が生まれるようであれば、
何らかの対応をするかも知れません。



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エグベルト・ジスモンティ

2009年09月14日 13時17分04秒 | ライブ、コンサート、見てきました
昨日はすみだトリフォニーホールで、エグベルト・ジスモンティのコンサートを楽しみました。
彼のギターとオーケストラ(新日本フィル)との共演プログラムです。

ジスモンティはブラジルの奇才ギタリスト/ピアニスト/作曲家。
69年にデビューした当時はボサノバフォーマットの中でフレッシュな楽曲を作る人、
だったのが、時の経過とともにだんだんユニークさが爆発。
最近ではほとんど現代音楽と呼ぶべきものにまで発展。
もう伝統的ブラジル音楽(ボサノバ・サンバ)の香りはほとんどなくなってしまいました。

僕は特に彼のファンではありませんが、ギター弾きとしては、
彼の誰にも真似できない複雑怪奇なソロギタープレイをこの目で見てみたい!!と思い、
会場に駆けつけました。
当日券でしたが、前から2列目のほぼまん中という席をゲットし、
完全なかぶりつき状態で彼のプレイを満喫。

彼の使用する楽器はガットが10弦、フォークが12弦。
変則チューニングで、しかも曲ごとにチューニングを変えている。
ハーモニックスを多用して、きらきら輝く幻想的な音楽。
もうジャズでもボサノバでもクラシックでもない、
世界中にひとつしかないジスモンティというジャンルの音楽です。

幸いかぶりつきで見た彼のプレイは実にAmazing、だすなぁ。
とても真似したり、参考にしたりできませんが、刺激はたっぷり受けてきました。

ちなみにジスモンティのコンサート、今夜はピアノナイト。
ピアノとオケの共演です。
僕は今日はトリコロールのライブを大宮カフェランプでやってます。

そういえば、先日のトリコのライブ終了後、西麻布の店へ移動して、
ラテンパーカッション/ボーカルのMAKOTOさんの深夜のライブを見ました。
客席にいたそうそうたるミュージシャンが次々飛び入りする、
めちゃ楽しくてとてもお得なライブでした。
MAKOTOさんは相変わらず丁寧で腰が低く、実にチャーミングな人でした。

自分も作曲家として演奏家としてもっともっと高いレベルを目指し、
誰にも真似できないオリジナリティーを確立していきたい、と
ひしひし思う今日この頃、であります。
そして人間としてももっと成長したい、ですね。

まだまだ頑張りますよ。
よろしくお願いします。
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ビートルズのリマスターCD

2009年09月12日 20時41分38秒 | インポート
9/9に発売された、全世界で話題のビートルズのデジタルリマスターCD。

当然その日にamazonから入手して、今日まで4日間かけて全部聴きました!!
ホントは2日くらいでも全部聴けるんだけど、
せっかくのビートルズに飽きてしまったり、苦痛を感じたらいけないので、
一日あたりアルバム4枚程度の割り振りにしました。

今回1枚目の「Please,Please Me」から4枚目の「Beatles For Sale」まで、
これまでモノラルだったのがステレオミックスになったのが大事件。
「A Hard Day's Night」と「For Sale」はアナログLPの時代はステレオだったので、
やっと、聴き馴染んだバージョンがCDになった喜びはひとしおですねえ。
あとは「Past Masters」収録の初期の曲が何曲かステレオになったのも嬉しい。
「Help!」以降のアルバムは基本的に同じマスターからのCD化。

今回のデジタルリマスター、今までとどう変わったのかというと、
今どきのCDの傾向に合わせて、全体的にボリュームが上がり、
歪みやノイズを可能な限り取り除き、よりクリアで音の分離がよく、
高域低域のヌケがよくなりました。音の厚み、奥行き感も向上しています。

ただ!!そーんなにビックリするほどの違いはありません。
トータルボリュームが上がったのでそれに惑わされてしまうけど、
旧盤を少しアンプのボリュームを上げて、同じ聴感レベルで比べてみると、
期待したほどの差がないことが分かります。
Help!とRubber Soulの二枚は、音がクリアになって聴きやすくなった実感がありますが、
Sergent Pepper's以降のものはほとんど違いがないですね。
逆に、ボリューム感を上げるということはそれだけリミッターを強くかけて、
音量のピークを削っているので、
特にAbbey Roadは全体に迫力が落ちて(特にドラム)、
ボーカルのバランスが小さくなったように聴こえました。
ただし、ノイズの除去などをした結果、特にI Want Youなどが聴きやすくなったのも事実で、
旧盤とのよしあしは一概に語ることはできません。

僕は個人的にはSergent以降の作品は旧盤の勝ち、
Revolver以前のものはリマスターの勝ち、と評価しました。
あくまで個人的な趣味ですが。

ところで今回のCDは多数の未公開写真や新規に書かれた解説が素晴らしいです。
旧盤の発売された1987年以降に判明した新情報を知ることができたのも大きな収穫です。
またそれぞれのアルバムに関するドキュメンタリー映像をまとめたDVD、
これ、すごくいいです!!
スタジオでのメンバーとジョージ・マーティン氏とのやりとりなど、
おいしいお宝満載となっています。

というわけで、僕的には今回のリマスターCD、29000円しましたが、とても満足です。
ごちそう様でした。

今後EMIにお願いしたいのは、
Strawberry Fields等のシングル曲何曲かに存在するプロモーションフィルムを、
ぜひDVDあるいはブルーレイで出してほしいです。
よろしく!!

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フランスのTV・F3の取材が終了しました

2009年09月09日 15時05分45秒 | 放送などへの出演・登場
フランスの公共放送TV、F3の”Faut pas rever”という、
世界各国を紹介する人気番組で日本の特集をすることになり、
今回、世界に有名な日本の交通機関、「列車」の駅メロを取材してくれ、
僕は、その代表的な作者としてインタビューを受けました。

取材クルーは、F3と契約している制作会社のお二人、
ディレクター兼カメラマンのフランソワと、
コーディネート・通訳・インタビューアの青木さん。



まず7日は自宅に取材に来ていただき、仕事部屋でのインタビュー。
そしてなぜか近所を颯爽とジョギングする姿を撮影。
健全な肉体とリフレッシュした頭脳からメロディーが生まれる、
ということなのでしょうか。

そして8日は、午前中はJRに出向いて駅メロを取材(僕は不参加)、
午後は京浜急行の川崎駅に集合。
実際に駅で音楽が使用されている様子を作者の僕が紹介する絵、を撮影。



その後、銀座の(株)スイッチ事務所を訪れ、
僕と小川社長から駅メロの歴史や総括的な話を聞き、
最近発売されているグッズの紹介など。

ロケはすべて僕が主役の芝居仕立てになっており、
社長と二人でちょっとわざとらしく「演技」をさせていただきました。

カメラ目線で「フランスの駅にも曲を作りたいです」とアピールしましたよ!!
本当にそんな事になったら嬉しいですね。

オンエアは10月とのことです。 当然日本では見られませんが、
編集された最終バージョンはmpegファイルで送って下さるそうなので楽しみです。

フランソワ氏は茶目っ気タップリの明るいフランス人。



僕も大学ではフランス語を習いましたが、話を聞いてもサッパリ解りませんでした。
これを機会にフランス語の復習をして、来るべきフランス進出(!?)に備えようと思います。
・・そらちょっと気ぃが早いわ!!

全く偶然ですが、我々が川崎駅にいた時に、フランスの映像ジャーナリストから
駅の音楽を取材したいとの打診が入りました。
今回のF3とは全く関係はないそうで、これも嬉しいですね。
この件に関しては具体的になった時点で情報を公開します。
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あんなに大騒ぎしてたのにー

2009年09月06日 12時18分55秒 | 駅メロ情報
ひと頃、駅ホームで駆け込み乗車による事故が多発しており、
それはあの忌まわしき「発車メロディー」の音楽が
いたずらに乗客を刺激し駆け込みを誘発しているからだ、
などという議論が巻き起こりました。

ではそんな悪の元凶「発車メロディー」、それが本当ならもう撤廃、
おなじみの駅メロの歴史も終焉!!??
という噂も流れましたし、作者である僕も悪者のレッテルを貼られる危機!?

当時このブログでも僕も意見を書きましたし、
沢山コメントも寄せていただきました。

それから数ヶ月。
あんなに大騒ぎしていたのに、今はその話はぱったりと聞かなくなりました。
実は、東京などの駅で発車メロを時間帯限定で不使用にして
駆け込みが減るかどうかの実験をやった結果、
発車メロと駆け込み乗車との関連は、ない。という当たり前の結論が出たのです。

当時テレビなどでは、「発車メロディーのせいで・・」などと
最初から決め付けて報道していたケースもあります。
なのに、関連がないと判明しても、その件は報道してくれないし、謝罪もなし。
これでは僕や制作スタッフも、やりきれませんねー。

なので、このブログをご覧の皆さん、ぜひ、
「発車メロディーと駆け込み乗車、関連なしって結論出たらしいよー」と
うわさして下さいね。

話は替わりますが、京急の生麦駅で「若いってすばらしい」が
駅メロとしてスタートした話題をこのブログで8/1に書きましたが、
僕がついうっかりして、「地元にサントリーの工場があるため」と書いてしまいましたが
正しくは「麒麟麦酒」の工場であり、キリンビールのCMとのタイアップ企画、でした。
誤りを指摘して下さった方、どうもありがとうございました。
おわびして、訂正させていただきます。

いよいよ明日と明後日はフランスのテレビ「F3」の取材を受けます。
その模様はここに後日upしますね。

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マイバースデイ・御礼

2009年09月04日 06時31分31秒 | インポート
昨日9/3は私のバースデイでした。

たまたま昨日は六本木の「Ha-Bar2」という店で
アキちゃんとの「二人トリコロール」のライブだったので、
店のママやお客さん達とシャンパンやケーキでお祝いしていただき、
お陰さまで楽しいバースデイとなりました。

また、お祝いのメールやメッセージも沢山いただきました。
この場を借りまして、皆様どうもありがとうございました。

この一年は、作曲家としてもずっと脚光を当てていただき、
来週はフランスのテレビにも二日間取材を受けますし、
ライブ活動もこのところ「トリコロール」「ミスシオ」が
いい感じで盛り上がってきています。
あとは私生活だけやなー!!

ということで、新しい一年もさらに充実させていこうと思います。
皆さん今後ともよろしくお願いします。

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