井上昌己さんのオーケストラコンサート

7月29日、「井上昌己Birthdayコンサート withチェンバーオーケストラ」を東京FMホールに見に行きました。

シンガーソングライター井上昌己さんは、1989年にトーラスレコードからデビュー。90年代のガールポップ旋風を巻き起こした一人です。
デビュー以来、ずーっとコンスタントにオリジナル曲を作詞作曲し、アルバムを出し、ライブをやり続けてきた昌己さん。素晴らしいです。

僕が日頃共演している「美鈴」も1990年代にトーラスからデビューしていて、当時からお世話になっており、僕も昌己さんと林社長にはとてもお世話になっています。
この写真は僕らのライブに遊びに来てくれた昌己さん。



そんな昌己さんが毎年やっている、生楽器オーケストラと共演するコンサート。今年で5回目です。
バイオリン第1・第2、ビオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、トランペット、トロンボーン。
リズム隊として、パーカッション、ピアノ、曲によってギターやアコーディオン。総勢21名のチェンバーオーケストラです。
アレンジ・コンマス・p・gは松ケ下宏之さん。松ケ下さんとベーシスト以外は全員女性です。





日頃バンド編成や昌己さん自身のピアノの弾き語りで聴いている曲が、味わい深い生の管弦楽の響きを伴って、生まれ変わります。
暖かく、切なく、繊細で、やさしくて。
その素敵なアンサンブルと溶け合う、昌己さんの歌声、ホントに素敵です。
松ケ下さんと楽団メンバーも含めてみんな、ブラボー!!でした。

そして昌己さんは、お世辞抜きで、歌声、お顔、スタイルのよさ、すべてが現在もフレッシュで若々しく、驚きです。
一緒に行った美鈴も、「昌己さん、カワイイ!!」を連発していました。

終演後、お客さん全員と言葉を交わす「お見送り」は彼女のライブではおなじみの光景。
おごらず飾らず、誰に対してもやさしい、昌己さんです。
お客さんみんなの、癒されて満足した笑顔が、すべてを物語っていましたね。

お見送り終了後、美鈴と僕との3ショット。キラキラ輝いてます。



昌己さん、そして林さん、楽団メンバー、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

井上昌己オフィシャルサイトは
http://www.shokoland.net/

ローカル鉄道演劇『銚電スリーナイン』

先週7/22、劇団シアターキューブリックの公演『銚電スリーナイン ～Return to the Roots～』を見に行きました。



銚電とは、千葉県の銚子電鉄。
この劇団は、これまで何度も地方のローカル鉄道を舞台に、走行中の車両の中で演劇をするというユニークな活動をしており、今回が第7弾。銚電でやるのは2度目だそうです。
知り合いの所属女優・谷口礼子ちゃんも出演、そしてシンガーソングライター・オオゼキタク君が音楽担当で、現場でのなま歌・なまギター演奏を担当。
大船から銚子までは3時間半かかりましたが、楽しみでワクワクしながら銚子に到着しました。

銚子電鉄に乗り込むと、出発の少し前からお芝居は既にプロローグ部が始まっており、独特の緊張感に包まれた車内で、オオゼキ君の弾くギターのBGMが心地よく響きます。
貸し切りとなった車両の座席と通路を舞台にして、そして途中駅のホームにも座員がいて、電車の走行とともにストーリーが展開していきます。
僕はあえて予習をせずまっさらの状態で臨んだので、多少釈然としない部分も感じながら、往路は終了し外川駅に到着。しかし実はこの釈然としない部分、が、キモになっているのでした。



お芝居の後半は帰路の車内に続きますが、ここは一旦全員下車して「まちあるき」を楽しみます。
役者さんが3名、お芝居の登場人物として参加、まちあるきをナビケート。
僕は運よく谷口礼子ちゃんと一緒の組となりました。



しかしそこにいるのは礼子ちゃんではなく登場人物の「まりん」なので、話しかけていいのか迷いましたが、逆に何も話しかけないのはもっと不自然だろうと思い、勇気を出して多少お話しさせてもらいました。

とても暑かったので、途中のかき氷店でみんなで食べたかき氷に救われましたね。
ひとつ謎だったのは、登場人物のヒカルがまちあるきの中に登場し不可解な行動をしたことでしたが・・・

そして帰りの電車で後半のお芝居がスタート。
新たな人物も登場し、さきほどのヒカルの行動も含め、時空を超えた謎がだんだん氷解していきます。
前半終了時のモヤモヤは、意図的に仕込まれたものだったことが分かります。
最後は大団円となり、爽やかな後味が残りました。
これがシアターキューブリック代表で作演出の緑川氏の真骨頂、構成の妙なのですね。
わざわざ電鉄車両を借り切り、地元住民の協力を得て作り上げた、鉄分豊富で味わいのあるエンターテインメントでした。

この写真は、お芝居終了直後のあいさつの時のもの。



役者の皆さんは、さすがの声量＆力量!!
走行中の電車内でもしっかり聞き取れる、パワーのある発声に惚れ惚れしました。
その中で礼子ちゃんはやっぱり華があって、明るくて、キレイでした(^^)v
オオゼキくんもさすが、でした。お疲れさま!!

ローカル鉄道演劇、なかなか面白かったです。
今まで見に来なかったのが悔やまれました。次回も楽しみにします。

なお、見に行って1週間レビューを書かなかったのは、キューブリックから、ネタバレなどのことがあるので「全公演終了まで、レビューや写真を出さないで」というお願いをされていたからでした。約束、ちゃんと守りましたよ(^O^)

8月のライブ登場予定♪

いやはや、台風の進路には、やきもきさせられますね。

7月は、ライブが4本と少なかったので、人のライブを何本か見に行って楽しみながら勉強し、ジャズ系のセッションや集まりにも顔を出してアウェイの現場で修行しました。
昨日も、町田のジャズクラブのセッションに参加してきましたが、参加者のレベルがとても高くて、いい緊張感で弾くことができてよかったです。
なんたって、今年2018年の目標が「ジャズギタリスト塩塚博の逆襲」ですから(^^;
スローペースではありますが、このミッションの遂行に着実に駒を進めています。9月以降は、月2回以上ジャズのステージに立つ見込みです。

では、8月のステージ予定です。今月は5本。

◆8/11　松下恵美So-So「昭和歌謡ナイト」＠四谷「Doppo」



久々の松メグ。昭和歌謡もやるけど、もちろんオリジナルもやります。
対バンは「QTナッツ」。ボーカルはアキ&ミッコ、一緒に活動しているアキちゃんの所属するオールディーズバンドです(^^♪
というわけで、僕らのステージにアキちゃんが、QTのステージに僕や松メグが入り乱れて、楽しくお届けします。お楽しみに!!
19時スタート、チャージ2500円。
https://doppodoppo.wixsite.com/soundcreekdoppo

◆8/22　missio(美鈴＋しおしお) ＠目黒「ステージ」
7月は長洲辰三さんと「タツミッシオ」でお送りしましたが、今月はレギュラーパターン。



20時から。Tel/03-5496-1827。JR目黒下車、西に向かい、目黒川越えて左折、斜め右100m。

◆8/26　「De De(アキ・Etsuko・しおしお)」＠赤坂「blue moon」
今月はperc本間修治がスケジュールが合わず不参加で、僕のギター1本でお届けします。元の形に戻った、てことですね。



今回はアキ(8/23)と僕(9/3)二人のバースデースペシャルと題してにぎやかに、そしていつものようにきらびやかにお届けします。
17:30open、18:00start 2ステージ
http://bluemoon.tokyo.jp/

◆8/29　missio＠南林間「ハイダウェイ」
19時30分から2ステージ。チャージ1500円。
http://www.chez-ohya.net/hideaway/

◆8/31　松下恵美So-So＠「つるとんたん」新宿店
20時～、21時30分～。チャージなし。
http://www.tsurutontan.co.jp/shop/shinjuku-udon/

ご都合の良い時に、遊びにいらしてください。お待ちしています。

「青にゃん」の夏が、やってきた!!

あおにゃんこと「空野青空」は、僕のブログやSNSに定期的に登場する、「北陸の蒼い彗星」。富山のご当地アイドルグループ「ビエノロッシ」でデビュー。2014年に退団後、ソロアイドルとして大活躍中です。
僕はビエノロッシに「15～駈けてくる君に」という曲を提供しましたが、曲のレッスンをした時から「青にゃん」は抜群の歌唱力と表現力があり、気持ちの優しい、可愛い子でした。
ソロになってからも、着実に力をつけ、ファンや業界人からの支持を得、CDも最新作4thシングル『WAになって、ベリチョコステップ！』を先日リリース。このところ東京での活動も着実に増えています。

昨日7/25、三浦海岸の夏限定ライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」で開催された「GIRLS ON THE BEACH 2018」に、青にゃんが出演。業界人K氏と行ってきました。
昨日も明るくてサービス精神満点のステージ、楽しく見せてもらいました。お疲れさま!!

　



このライブイベント、青にゃんはなんと、大トリ!! せっかくなので他のアイドルも見たいと思い、ふた組前から見ました。
「アイドルカレッジ」と「X21」。どちらも大手芸能事務所所属のアイドルグループです。
歌もパフォーマンスも、楽曲の出来も、すっごいクオリティで、ビックリ。特に「アイドルカレッジ」の中心メンバー「石塚汐花」ちゃんのアイドル性、カリスマ性、サービス精神は大注目です。愛称が「しおちゃん」!! オレと同じやん!? 親しみがわきます。

そういったすごいアイドルたちと一緒のステージに立っている青にゃん。
3年前に東京で青にゃん出演のライブを見た時と比べたら、共演者のグレードが比較にならないくらいアップしています。ここまでステイタスを上げてきたことは嬉しいし誇らしいです。
グループは、やはりいろんな意味でソロより有利ですが、その中で果敢にソロで活動する青にゃん。大変だと思いますが、自分なりの世界を確立し、人気もゲットし、自信を持って活動している青にゃんに、エールを贈ります(^O^)

そして8月にお台場で毎年開催されている「TIF(東京アイドルフェス)」に今年も単独で出演が決まっている青にゃん。ますます活躍の場を広げていて、目が離せません。
皆さんも、「青にゃん」にご注目を!!

空野青空のオフィシャルブログはこちら。
https://ameblo.jp/sorano-aozora

松本穂香ちゃんのドラマ

「意識高すぎ高杉君」のCMの女子高生役で僕が心奪われてしまった「松本穂香」ちゃん。
7/9にこの子のことを記事にしたばかりですが、主演のドラマ「この世界の片隅に」が7/15にスタート。さきほどやっと第1回の録画を見ました。





戦争ものです。戦時下に田舎の娘が一度も相手と会わずに嫁入りし、運命に弄ばれるお話しらしい。

穂香ちゃんは、光っている部分もあるけど、個人的には「なんか違う」という感じ。
この役柄では見たくないなー。現代が舞台で、普通の子であってもなにか特別な神秘性がじわっと出てくるような役柄が見たいです。

とりあえず毎回録画はセットしたので、今後の展開を楽しみにしましょう。

今日は「タツミッシオ」♪

今日7/18はmissio(美鈴＋しおしお)に長洲辰三さん(g,vo)を加えた「タツミッシオ｣＠目黒「ステージ」 。



辰三さんは元「カーニバルス」「宇崎竜童バンド」「スクラッチ」で活躍された重鎮ですが、ここでは下ネタ満載のエッチで面白いおじさんです(^O^)
3人のコラボもお楽しみに!!

20時から。呑み放題4000円。
Tel/03-5496-1827。JR目黒下車、西に向かい、目黒川越えて左折、斜め右100m。

昨夜の千葉テレビ

昨夜26時、正確には今朝2時に千葉テレビで「晴美の名曲アワー」にゲスト出演しました。

まずは駅メロディ作曲の第一人者(自分で言うかーっ!?)として、ひとしきり語りギターを弾いたのち、先日亡くなった井上堯之さんの追悼プログラムへ。
僕が少年時代に出会い、憧れ、影響を受けた井上さんのブルース奏法やお人柄について熱く語り、ギターを弾きました。












15分の番組なので、充分語り尽くせなかったし、編集カットされた部分もありますが、とても分かりやすくきっちりとまとまり、井上孝之(堯之)さんへのいい追悼になったと思います。
番組プロデューサー、スタッフ、晴美ちゃん、そしてご覧いただいた方々、ありがとうございました。
井上堯之さんへのトリビュートライブ、やりたいなあ。どなたか、プロデュースしていただけないでしょうか。

ところで話はコロッと替わりますが、今日僕は昼からある場所へと移動しましたが、現地についたとたん、激しい雷雨に。
普通なら「ついてない」と思うシチュエーションですが、その雷雨が完全に吉と出て、ラッキーな日となりました!!
4月ころ、「今僕はいい運気が来ています」と書いたものの、その後だいぶ沈静化して「もはや運も尽きたかな」と思っていましたが、いやいや、オレ、まだ「持ってる」じゃん!?
この運気に乗じて、いろんなことに挑戦していきたいと思います♪

「スティーリー初段」のライブ♪

今日は、スティーリー・ダンのトリビュートバンド「スティーリー初段」を見てきました。
彼らを見るのは2度目ですが、今回もスティーリー・ダンのひねくれた楽曲をものの見事に再現。なじみのない曲もあったけど興味深く楽しく聴けました。







メンバーはみんな、実力者。ドナルドさんの歌は、ちょっと鼻にかかったような声と歌い方がまさにフェイゲンさん!! ホーン3人は原曲のワールドに「利子」の味わいを付けて聴かせてくれますし、コーラスの女子3名はテンションだらけの3声コーラスをバッチリ決めて、お見事なGood Jobでした!!!また次回が楽しみです(^O^)

さてさて、このあと26時から千葉テレビの「晴美の名曲アワー」に、このワタクシがゲスト出演します。見られる方は、ワールドカップの息抜きに、ご覧ください。

明日の夜、千葉テレビに出ます。

明日15日(日)の26時、正確には16日の早朝2時に千葉テレビ「晴美の名曲アワー」にゲスト出演します。



先日亡くなった井上堯之さんの特徴的な奏法やお人柄について熱く語り、ギターを弾きました。もちろん駅メロディ作品のことも語っております。
千葉県と東京都の一部しか見られませんが、ケーブルテレビでは見られる方も多いと思います。
当日はなんと、ワールドカップの決勝とかぶってしまいましたが、もしよかったら26時からの15分間、千葉テレビをご覧ください。
MCの「晴美」さんはシンガーソングライターとして活躍中。素直で、可愛らしい子です。
https://www.meikyoku-hour.tv/

映画「焼肉ドラゴン」

昨日、見てきました。

劇作家・演出家の鄭義信さんがご自身の人気戯曲「焼肉ドラゴン」を映画化。
高度経済成長と大阪万博に沸く1969年。関西のとある地方都市で小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む夫婦・龍吉と英順は、3人の娘と1人の息子との6人暮らし。運命に翻弄されながらも常に明るく前向きに生きる家族と、それを取り巻く人たちとの物語です。



娯楽映画ですが、いろいろ考えさせられ、じわっと感激する素敵な作品でした。
鄭義信作品に常にテーマとしてある、「日本と朝鮮半島の関わりと歴史」に正面から取り組み、綺麗ごとでなく、差別なども含めた暗黒部分もしっかりと見せてくれたのが素晴らしいです。韓国・朝鮮と、ちゃんと分かり合うことの大切さを改めて感じました。

俳優陣は皆さん好演でしたが、長女の幼なじみ・哲男を演じた大泉洋さんは関西弁も上手く、存在感が強くてグーでした。
お父さん役の韓国人俳優、キム・サンホさん。この人、最高ですねー。

そして音楽を担当したのが、久米大作さん。もう30年以上前からお世話になり仲良くしていただいている「大ちゃん」です。
「プリズム」や「スクエア」のキーボード奏者としての活躍もおなじみですね。
映画の中に味わい深い陰影を醸し出す、時に重厚な、時に優しく包み込むような音楽が素晴らしいです。
韓国の民族楽器、名前は分からないけど笛・太鼓・弦楽器などをしっかりフィーチャーして、全く自然に溶け合ったアンサンブルでした。
韓国の楽器に精通した大ちゃんならではの世界と思います。恐れ入りました。

いいものを見せて＆聴かせてもらいました。感謝です。
6/22から公開されていて、まだ上映しているので、皆さんもご覧になってみてはいかがでしょう。
映画ホームページは
http://yakinikudragon.com/