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tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

万博も開幕し、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

もちいどのセンター街で、まちセリ&ワンコイン、11月23日(土)開催!(2013Topic)

2013年11月20日 | お知らせ
勤労感謝の日の11月23日(土)、奈良市もちいどのセンター街で「もちいどの まちセリ」(13:30~ オーケスト前広場での店主によるオークション)と「ワンコイン」(100円または500円で、各店のお買い得品が買える)が開催される。鹿鳴人さんのブログによると、

いよいよ23日(勤労感謝の日、土曜日)に奈良もちいどのセンター街では、夏にも好評であった、まちセリをおこないます。午後1時半からよりすぐりの8つの店で順番にそのお店自慢の逸品をお得に、楽しく、お買い物!おすすめの品を、セリにかけます。

まちセリに参加するのは、スーパーOKest、夢おり本舗(呉服・小物)、岡本友芳軒(茶舗)、飛鳥やさい工房、優月、魚万、器まつもりで、各店20分ずつ、この順序で行われる。スタートは13:30、セリの終了は15:40の予定だ。店主の説明つきでお買い得品がオークションにかけられるので、とても面白い。途中参加・途中退出も自由。もちろん、気に入った商品がなければ買わなくて良い。

元気な商店街「奈良市もちいどのセンター街」が実施する元気な企画だ。ぜひいちど、お訪ねいただきたい。
※「まちセリ」のパンフレットは、こちら。「ワンコイン」は、こちら



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大阪電通大の公開講座で、現役最後の講演をしました!

2013年11月19日 | お知らせ
昨日(11/18)、大阪電気通信大学(寝屋川市駅前キャンパス)の公開講座で、90分の講演をしてまいりました。金融経済学部資産運用学科の「資産運用フォーラム」として、15回シリーズの1コマでした。社会人約50名、学生約50名の計約100名が聴講してくだいました。コーディネート役は、金融経済学部の中井正彦教授(理事)でした。



私は今年(2013年)11月22日の誕生日で60歳になりますので、その前日で会社は定年退職となります。しかし今後5年間は嘱託のような格好(シニアスタッフ)で再雇用されますので、仕事は続けます。部署はバリュー開発部に異動し、観光企画室の仕事に携わりますので、これからは奈良の観光振興に専念することになります。


京阪寝屋川市駅前の「焼肉丼 どんどん」で元気をつけた(ランチ780円+ご飯大盛り100円)


写真は同大学のスタッフに撮っていただきました。有難うございました!

今回は社命による講演でしたので、現役社員として最後の講演となりました。会社の沿革や経営理念、現在取り組んでいるCSR(社会的責任経営)に関する話をさせていただきました。学生にとっては単位となる正式の授業ですので、気は抜けません。ランチには普段は控えている焼肉を食べ、元気をつけて臨みました。


ピンマイクだったので両手が自由に使え、これは有り難い





15回のシリーズの中で地銀行員の話は連続3回。私はそのトップバッターでした。ベタな銀行業務の話ではなく、あまり知られていない公共的・公益的側面をクローズアップすることに務めました。幸い、興味深くお聞きいただき、ご質問もたくさんいただきました。



現在私はNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」の専務理事を務めていますので、これからも会社と二足のわらじでやっていくことになりますが、出勤は週3~4日になりますので、NPOのウエイトがやや高まることになります。今、NPOでは奈良本の監修なども手がけていますので、グッドタイミングでした。




11/15に開いていただいた送別会(壮行会)で

知人に「定年退職する」と申しますと、普通なら「お疲れさま」「お体に気をつけて」とねぎらってくれるものですが、私の場合は「これからが本番ですね」「いよいよ本領発揮ですか」と激励の言葉ばかりをいただいています。Facebookにも、約240の「いいね!」が入りました。すでに講演の依頼も何件かいただいています。

仕事もNPOもブログも頑張ってこなしてまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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八木札の辻交流館(産経新聞「なら再発見」第54回)

2013年11月18日 | なら再発見(産経新聞)
産経新聞奈良版・三重版ほかに好評連載中の「なら再発見」、今回(11/16)の見出しは「八木札の辻 お伊勢参り光景浮かぶ」で、書かれたのはNPO法人奈良まほろばソムリエの会の石田一雄さんである。以下、全文を紹介する。

 日本書紀の推古天皇21(613)年に「難波より京(飛鳥)に至るまでに大道(おおじ)を置く」と記されている。
 大道は日本最古の官道で、現在の「竹内(たけのうち)街道」(堺市から葛城市)および「横大路」(葛城市から桜井市)であるとされ、今年は設置されて1400年目の年である。
 橿原市の「札の辻」(北八木町・八木町)は、東西路の「横大路」と7世紀中頃に整備されたとされる南北路の「下(しも)ツ道」(中街道)の交差点。日本最古の国道交差点といわれる。
 八木町は古くからこの周辺を中心に発達した。中世から「八木市」が開かれ、南大和の物資の集散地として繁栄。江戸時代には高札場になっていたことから「札の辻」と呼ばれた。当時の絵図に描かれた高札場横の六角形の井戸は半分になったが、今も残っている。




 江戸時代には伊勢参りでにぎわい、横大路は伊勢街道とも呼ばれた。交差点の北側に、東西の平田屋が宿屋を営んでいた。東の平田屋は橿原市が建築当初に近い姿に復元整備し、「八木札の辻交流館」として無料で公開している。
 二階に上ると、部屋の欄間には伊勢参り道中の風景が道順に彫刻されており、交差点を見下ろして伊勢参りの人々が行きかった光景を想像することができる。
 伊勢参りでは、突発的に民衆が集団で参宮する現象が起きた。これを「おかげ参り」という。慶安3(1650)年、宝永2(1705)年、享保8(1723)年、明和8(1771)年、文政13(1830)年の5回が代表的だ。
 おかげ参りと呼ばれるようになったのは明和以降で、それ以前は「抜け参り」と呼ばれた。親や仕事先の主人に断らず黙って参宮したからという説がある。
 宝永2年の参宮者は362万人という。子供や女性が多く、地域も関東や中部、畿内と広く、参宮者への食物その他の施行(せぎょう、無料の接待)もみられた。
 明和8年のおかげ参りは丹後や山城から始まった。この頃には「お札降(ふだふ)り」といって、伊勢神宮のお札が空から降ってくる現象が起きたこともある。施行により神のおかげで参宮ができるという意識が広まり、「おかげ参り」の語が一般化した。地域は近畿、中国、四国はもとより、九州から関東まで広範囲だった。
 おかげ参りは60年ごとに起こると民衆から期待されるようになったが、文政13年は1年早く阿波からおこり、450万人以上が参宮したとされる。頭に笠(かさ)、手に柄杓(ひしゃく)というおかげ参りの装束で、笠の印や幟(のぼり)を目印に集団をつくった。河内・大和などの畿内一円では、村ごとに衣装を整えて踊る「おかげ踊り」が流行した。
 今年の伊勢神宮参拝者は、20年に1度の式年遷宮の効果もあって過去最高の1千万人を超える予想だが、月平均だと83万人なので「おかげ参り」の殺到ぶりは想像を絶する。
 札の辻から横大路を西に100メートルほどたどると「接待場(せんたいば)」跡がある。おかげ参りの参詣者に施行をした場所で、文政13年の接待小屋を描いた文書が残されている。




 さらに200メートル西の伊勢街道沿いには、道案内として設置された「太(だい)神宮燈籠(とうろう)」が残っている。もとは接待場跡にあったもので、高さ2・28メートル。明和8年の銘がある。
 札の辻界隈(かいわい)には、この地を訪れた松尾芭蕉の句碑「草臥(くたび)れて宿かる此(ころ)や藤の花」もある。幕末の思想家・吉田松陰が訪れた儒学者・谷三山の生家をはじめ、古民家約300軒が落ち着いたたたずまいをみせている。(NPO法人奈良まほろばソムリエの会 石田一雄)

新聞記事の引用は、以上である。なお八木札の辻交流館は、橿原市のHPによると

市指定文化財「東の平田家(旧旅籠)」は、平成24年7月14日より、八木札の辻交流館として開館しました。建物の見学は無料です。また2階を貸室としてご利用いただけます。1階土間部分には休憩していただけるようベンチとお茶を用意しております。八木のまちを散策する拠点としてぜひご利用ください。

また、東の平田家は、

江戸時代中期以降「八木の札の辻」界隈は、伊勢参りや大峯への参詣巡礼などで、特に賑わっていたと推測されています。平田家に保存されている古文書『大阪浪速講 伊勢道中記 御定宿附(おおさかなにわこういせどうちゅうきおさだめやどふ)』は大阪から伊勢に至る約60軒の旅籠を記した当時のガイドブックで、平田家は、『八木 木原屋(きはらや)嘉右衛門』として紹介されています。

また『西国三十三所名所図会』の『八木札街』にも中央に高札、現在も残存している六角形枠の井戸を中心とした町の賑わいを表現されています。今のところ棟札などの直接的な根拠は確認できていませんが、古文書、構造手法、鬼瓦の箆書(へらがき)などから、18世紀後半~19世紀前半を降らないと考えられます。

東の平田家の主屋は「下ツ道」と「横大路」の交差する東北角に建ち、東南側の「横大路」に面して角屋が付属し、その北側に坪庭があります。1階の庇はかつて出桁(でげた)に柱を建てていましたが、後に柱を抜き取り、現在は持送りにて軒を支えています。また2階の大屋根も軒の出が大きく、腕木(うでぎ)を出し、出桁によって支えられています。


八木札の辻交流館は、こんな由緒ある旅籠の建物だったのだ。いつも近くへ行きながら入館したことはないのでぜひ訪ね、2階の彫刻も拝見することにしたい。「抜け参り」「おかげ参り」「お札降り」「おかげ踊り」も、聞いたことはあるがこんなに整理して教わったのは、初めてである。

石田さん、タメになる記事を有難うございました。皆さん、ぜひ八木札の辻交流館に足をお運びください!

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創彩 和ダイニング海蔵(かぐら)の和ランチ

2013年11月17日 | グルメガイド
出張の帰り、橿原市新ノ口駅東の業務スーパーOKと同じ敷地内にある「創彩 和だいにんぐ かぐら」(橿原市葛本町744-1)を訪ねた。ぱ~ぷるの『ランチパスポート奈良』(中南部版 Vol.1)を持参すると、通常価格1,000円の「和ランチ」が500円になる。ランチパスのサイトには



本格和食でいただく旬の素材 供される絶品料理の数々を堪能して

旬の素材を使った前菜3種に、鮮魚を使った季節のお造りや天婦羅…。大人気の本格和食を、通常の半額で堪能できてしまう。日によってその素材も替わるので、何度行っても新しいおいしさに出合える。なんとも贅沢なこちらの「和ランチ」は1日10食限定!ヘルシー・美味・ボリュームの3拍子が揃った、彩り豊かな絶品ランチをぜひこの機会に堪能しよう。






品数は多いがすべて小ぶりで、ボリュームは少ない。「ヘルシーランチ」「レディスセット」という趣で、これは私の好みではない。まぁ500円は安いが…。

これで私のランチパス中南部版の収支は+1,449円と千円を突破した(「北山食堂」のミニ味セット、「心ゝ和」のつけめんセット、「レストラン あき」のオムライスハンバーグ、「さくら咲く日」のチキン南蛮定食と今回の合計)。ランチパス(Vol.1)の期限は、今月末。急がなければ…。
tetsudaおススメ度(ランチパス使用時の満足度。最高点は3つ星)は、★★

◆passport-info
500円ランチ/「和ランチ」1,000円→500円
パスポート利用時間/11:00~14:00(※なくなり次第終了※1日限定10食)
利用回数/期間中3回利用できます。

◆shop-info
橿原市葛本町744-1
☎0744-29-3338
営/11:00~14:00、17:30~22:00頃
休/月曜休
P/100台(他店共用)
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舟久保藍さんが、奈良日賞(第2回)を受賞!(2013Topic)

2013年11月17日 | 天誅組
『実録 天誅組の変』の著者で「『維新の魁(さきがけ)・天誅組』保存伝承・顕彰推進協議会」特別理事の舟久保藍(ふなくぼ・あい)さんが、11月13日(水)「第2回 奈良日(ならにち)賞」(奈良日日新聞社)を受賞された。おめでとうございます! 週刊奈良日日新聞(11/15付)「3氏、さらに精進誓う」から一部を抜粋すると、

 実録 天誅組の変
 舟久保藍
 淡交社

奈良日日新聞社は13日、県民に明るい希望と活力を与えた個人・団体に対し、その功績をたたえる「第2回奈良日賞」の表彰式を奈良ロイヤルホテル(奈良市法華寺町)で開いた。受賞者には、農業生産法人「山口農園」代表の山口武さん(60)=宇陀市=、天誅組研究家の舟久保藍さん(40)=生駒市=、瀞ホテルオーナーの東達也さん(32)=十津川村=の3氏が選ばれた。

舟久保さんは天誅組義挙150年記念事業の実行委員として幅広い活躍をする一方で、『実録 天誅組の変』を刊行し、全国に天誅組の魅力をアピール。「天誅組の取り組みと私の活動が評価されたのは奈良日日新聞社のおかげであり、私を支援いただいた皆さんのおかげ」と感謝を口にした。



これら2枚の写真は、舟久保さんによる勉強会の様子(2012.7.11撮影)。

天誅組150年の今年は、私にも講演依頼をいただき、奈良女子大学「地域公開講座」、近畿日本鉄道「楽・元気プラザ」、奈良まほろば館「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」などでお話をさせていただいた。これらはすべて、舟久保さんによる4回のご講話と、ご著書『実録 天誅組の変』の受け売りである。舟久保さん、お世話になりました。



天誅組150年の今年(2013年)のイベントは、すべて終了した。天誅組の研究家で東吉野村教育長の阪本基義さんからは、Facebookに

天誅組150年記念事業、大変お世話になりました。11月14日木)東京新宿で、最後のイベント「新宿シンポジウム」が開催され、大盛況のうちに終わりました。大和吉野で散った天誅組志士たちはどんな思いで天上から眺めてくれたのでしょう。多くの皆様にご支援いただいた「天誅組150年記念事業」でした。ご支援いただいた皆様に心からの感謝です。

というコメントをいただいた。私はこれに

東京のシンポジウムのことは新聞でも拝見しました。ご盛況、おめでとうございます! 天誅組は来年以降、忘れ去られるのではなく、今年の様々な事業を契機として、たくさんの人に「ゆかりの地」を訪ねていただきたいと思います。素晴らしいご活動、有難うございました。

と返信させていただいた。今年は明治維新の先駆け・天誅組が世に知られる「端緒の年」と位置づけたいのである。

『実録 天誅組の変』を拝読すると、舟久保さんが半生をかけて天誅組に取り組まれてきた姿勢がひしひしと伝わってくる。よくこれだけ調べられたものである。

舟久保さん、長年のご努力が認められて、良かったですね! これからも天誅組を、そして五條をどうぞよろしく!

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