昨日(2/5)、吉野郡川上村の林業・木材業の団体・吉野かわかみ社中と株式会社南都銀行は川上村役場で、包括連携協定を締結した。今朝(2/6付)の奈良新聞には《県林業活性化へタッグ 南都銀行 かわかみ社中 ビジネス面支援 海外販路開拓も 取り組み賛同「起爆剤に」》という見出しが躍った。南都銀行のニュースリリースによると、
※写真向かって左から栗山村長、下西代表、橋本頭取、中南部長(南都銀行公務・地域活力創造部)
南都銀行(頭取 橋本隆史)は、本日2月5日「吉野かわかみ社中※」(吉野郡川上村代表下西昭昌 氏)と林業活性化にかかる包括連携協定を締結しました。
※「吉野かわかみ社中」 川上村の基幹産業である林業の伝統と技術を承継しつつ、新しい取組みと時代に即した事業を展開するため、川上村ならびに同村内の林業関係4団体が連携し、平成27年6月28日発足した団体。【構成団体】川上村、川上村森林組合、川上郷木材林産協同組合、吉野木材協同組合連合会、川上産吉野材販売促進協同組合
会見中の写真は、役場の佐藤充さん(川上村コンシェルジュ)に撮っていただいた
当行は、中期経営計画(「活力創造プラン」〔平成26年4月~29年3月〕)において、地域活性化を図る施策の一つとして奈良県の主要産業である「林業活性化への取組み」を掲げており、本件もその一環として取組むものです。
私は司会・進行を担当
当行にとって林材業関係団体との包括連携協定は今回が初めてであり、また、吉野かわかみ社中にとっても金融機関との連携は初めてとなります。当行は、本協定を機にこれまで以上に関係団体等と連携・協力を進めることにより、地域の活性化に一層取組んでまいります。連携事業の概要は次のとおりです。
(1)吉野林業技術の継承による持続可能な森林づくり
(2)川上産吉野材の一貫供給による六次産業化の実現
(3)川上産吉野材にかかる情報拠点の整備
当行は、金融機関としての知見をもって、これらの事業に積極的に連携・協力してまいります。具体的には、吉野材を使った魅力ある商品づくり(六次産業化)や情報発信、またそのための他業態とのマッチング、国内市場縮小への対策として海外販路の開拓支援等を検討しています。
奈良新聞には関係者のコメントが紹介されている。《橋本頭取は「危機感を持ち、一致団結して取り組む吉野かわかみ社中を応援したい。奈良県林業のブランド化目指し、一緒に取り組みたい、下西代表は「国内外のマーケットに詳しい南都銀行の力を借りて、500年の歴史を持つ吉野林業の次の500年に向かっていきたい」と述べた。吉野かわかみ社中に参画する栗山忠昭村長も立ち会い、包括連携に期待。「木の文化、一級品の素材をもう一度世に出したい」と話した》。
木材は「出口政策が肝心」といわれる。木材の供給(入口)をいくら頑張っても、消費者に受け入れられないと(需要=出口)、元も子もない。木の家の良さ、無垢材(天然木)の温かさ、吉野材の素晴らしさを知ってもらい、使ってもらうことが肝心だ。地方銀行はそのお手伝いができる。今回の連携協定を機に、日本中・世界中に吉野材をアピールしていただきたい。
※写真向かって左から栗山村長、下西代表、橋本頭取、中南部長(南都銀行公務・地域活力創造部)
「吉野かわかみ社中」と包括連携協定を締結!
~林材業関係団体と初めて連携協定を締結~
南都銀行(頭取 橋本隆史)は、本日2月5日「吉野かわかみ社中※」(吉野郡川上村代表下西昭昌 氏)と林業活性化にかかる包括連携協定を締結しました。
※「吉野かわかみ社中」 川上村の基幹産業である林業の伝統と技術を承継しつつ、新しい取組みと時代に即した事業を展開するため、川上村ならびに同村内の林業関係4団体が連携し、平成27年6月28日発足した団体。【構成団体】川上村、川上村森林組合、川上郷木材林産協同組合、吉野木材協同組合連合会、川上産吉野材販売促進協同組合
会見中の写真は、役場の佐藤充さん(川上村コンシェルジュ)に撮っていただいた
当行は、中期経営計画(「活力創造プラン」〔平成26年4月~29年3月〕)において、地域活性化を図る施策の一つとして奈良県の主要産業である「林業活性化への取組み」を掲げており、本件もその一環として取組むものです。
私は司会・進行を担当
当行にとって林材業関係団体との包括連携協定は今回が初めてであり、また、吉野かわかみ社中にとっても金融機関との連携は初めてとなります。当行は、本協定を機にこれまで以上に関係団体等と連携・協力を進めることにより、地域の活性化に一層取組んでまいります。連携事業の概要は次のとおりです。
(1)吉野林業技術の継承による持続可能な森林づくり
(2)川上産吉野材の一貫供給による六次産業化の実現
(3)川上産吉野材にかかる情報拠点の整備
当行は、金融機関としての知見をもって、これらの事業に積極的に連携・協力してまいります。具体的には、吉野材を使った魅力ある商品づくり(六次産業化)や情報発信、またそのための他業態とのマッチング、国内市場縮小への対策として海外販路の開拓支援等を検討しています。
奈良新聞には関係者のコメントが紹介されている。《橋本頭取は「危機感を持ち、一致団結して取り組む吉野かわかみ社中を応援したい。奈良県林業のブランド化目指し、一緒に取り組みたい、下西代表は「国内外のマーケットに詳しい南都銀行の力を借りて、500年の歴史を持つ吉野林業の次の500年に向かっていきたい」と述べた。吉野かわかみ社中に参画する栗山忠昭村長も立ち会い、包括連携に期待。「木の文化、一級品の素材をもう一度世に出したい」と話した》。
木材は「出口政策が肝心」といわれる。木材の供給(入口)をいくら頑張っても、消費者に受け入れられないと(需要=出口)、元も子もない。木の家の良さ、無垢材(天然木)の温かさ、吉野材の素晴らしさを知ってもらい、使ってもらうことが肝心だ。地方銀行はそのお手伝いができる。今回の連携協定を機に、日本中・世界中に吉野材をアピールしていただきたい。
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